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紛失した、愛犬の身代わりキーホルダー

愛犬を亡くして、1年半以上になる。
亡くした後は、家の玄関キーに犬のキーホルダーを付けた。
ミニチュアダック型の木のキーホルダーを、彼(オス)の身代わりとして持ち歩いていた。 

昨年の10月に用事があって都内に出かけた際に、彼を失くしてしまった。失くしたのは、ショックだった。愛犬の身代わりとして頻繁に眺め、話しかけたりしていたし…。
どこで失くしたのか、常に考えていたのだけれど見つけられずにいた。

先日1月のある日、失くした場所と同じ場所に行く用事ができた。
そして失くした日に寄った公園に、今回も寄ってみた。
公園砂場近くのベンチに座った際、彼(キーホルダー)を出し話しかけた記憶があり。
ベンチ廻りや砂場には、彼は落ちていなかった。
ふと見ると、近くに管理事務所がある。
まさかとは思いながら、管理事務所で紛失キーが届いてないか訊いてみることに。

ぼく :「公園内で家のキーを失くしたと思うのですが届いてないでしょうか?」
管理人:「ないですよぉ、失くしたのは最近でしょう?」
ぼく :「鍵の類は、1つも届いてないんですか?」
管理人:目の前のカウンター棚の下に手を伸ばし「去年10月に届いたこれしかないです」
ぼく :それに愛犬キーホルダーが付いていることを見止め「それですぅ、それ!!」

管理人さんの手から受け取ると『2023年10月砂場』と、ポストイットにメモ書きが。
感激というか諦めかけていた身代わり愛犬を取り戻せた喜びに、胸が震える想いだった。

砂場で遊んだ子供か子供を連れた親が気づき、管理事務所に届けてくれたに違いない。
自分がその立場だったら、ちゃんと届けるだろうか?そう疑問が沸くと届けてくれた人に本当に感謝!で、それだけでは済まない想いです。

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