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おすすめ男性 | 2023.12.31

・近影

・今年よく聴いたり、いいねと思ったりした楽曲を40曲分選んでプレイリストにしました!

・ミュージシャンに限らず、世の中には本気で仕事や人生をやっていっている人間がどう考えても多すぎる、と思う。40曲という数でさえかなり選んでいるし、自分程度の消費者が観測できただけでも紛れもない輝きを放っていた作品は数え切れないほどあった。

・ある日の飲食店内で見た印刷物。

・周りには、その月におすすめの限定おつまみメニューが貼ってあったり、コロナ感染対策のポスターなどが貼ってあったりするなかで、この「当店おすすめ!」は異様な存在感を放っていた。

・赤色のボックスが差し色になっていて格好いい。

・順当に考えれば、この男性は風貌からしてなんらかの芸能活動に従事しており、そのファン(もしくは関係者)である「当店」の店員が客に向けて勧めているということであろうが、それにしてはこの男性自体を示す情報が不足しすぎている。誰?

・その店自体はなんてことないごく一般的な居酒屋で、店内BGMも日本の歌謡曲であった。ほんとうに誰?

・どなたかこの男性の正体を知っている方がいたら教えてください。


・なにもないまま、また1年を跨ごうとしている。仕事の有無とか余暇の過ごし方プランニングとかそういうのを全てひっくるめて、真っ白のままなんとなく31日になった。

・夜の冷たい空気に混ざった、年末特有の数ミリ浮ついたような高揚感はいつの間にか肌で知覚できなくなっており、都心の駅近くの道端に点在する「ゲー」の多さを直視して、そういえばそろそろ年が明けるな、と思い出す。

・自分自身に関する事柄は、大人数が参画するお仕事と違って、1週間でも1日でも思い立てばすぐに計画と実行ができ得ると思っていた節があったが、どうやらそうでもないらしいということにようやく気がついた。

・重力に対する耐性がどんどん弱くなっていっているので、自分に対してもしっかりスケジュールを引かなければならなくなってきたのだ。よく知らないけど、こうして誘われないと外に出られない人間というのは形作られていく。

・この調子だと27歳で死ぬことはまずなさそうである。薬物もアルコールも歌も楽器もやっていないので、そもそも資格がないというのは置いておき「何かしらの1等が当選する瞬間をこれ以上ないくらいの不明瞭さで思い描くこと」と同じくらい、人生のエンディング分岐の可能性として27クラブは眩い。

・27歳になったら何をしよう。ブレイキングダウンとかに出演しようかな。

・↓たいして何も考えず作った画像だが、今年デザインをやったなかでいちばん気に入っている。しらすは会社近くのスーパーで買った。撮影後に1パック分食べたが、これは単体だと全然だなと思った。ご飯の懐の広さは凄まじい。


・2023年、なんというか冴えない感じで息が上手く吸えていない、ぼんやりとした年だったという印象があったけれど、客観的に仕事のあれこれを振り返ると、まあまあ色々なことをやっている。

・「なんかもっと出来ただろ」というか、個人の感触として通知表の5段階総合評価は"2"って感じだったくらいですらあるのだが、それくらい濃密な出来事を多く体験したとか、上のあたりを垣間見た機会が増えたとか、そういうことなのかもしれない。前向きに。

・制作に携わった楽曲は20曲強(ほぼ上半期に集中していた)。よく歩き、よく人と出会い、よく働いた。満員のリキッドルームをバックヤードから眺める機会があるとは思ってもいなかったし、大袈裟でなく憧れの人達となにかを作る局面に多く恵まれたのは幸いだった。

・来年もなにかよろしくすることがあれば、そのときは何卒よろしくおねがいします!

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