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刺激物の取り入れ方 | 2023.1.9

・シンガポールの下町で見つけた、「Yabai Izakaya(やばい居酒屋)」のやばいねこ。

・なにがどうやばいのかは、閉店日の店先からは判らなかった。いったいどういう風にやばいんだ。

・シンガポール、誇張抜きでそこらじゅうに日本語と“水”が存在している。
屋内外を問わずちょっと歩くだけで、日本語で書かれた看板と、ちゃぱちゃぱ音を立てて流れたり吹き出したりしている水のオブジェがたくさん見つかる。


・長瀬有花の動画(アーカイブ)が出ました。

・昨年のコミケで公演した、クラブイベントをイメージしたライブ映像。いわゆるDJ・VJパフォーマンスを取り入れたものになっている。ボーカルは歌いながら手元でビデオシンセサイザーというものを弄くることで、音に反応した様々な映像を出力し、ステージセットのブラウン管やライブの配信画面上にそれを映し出したりしている。

・今回も色々なことで携わったが、人生ではじめてDJとVJ(上記のビデオシンセとは別のサブのもの)をやった。

・といいつつ、DJに関しては事前にDAWでエディットして仕込んだものを流しているだけなので、ターンテーブルとかミキサーをリアルタイムで操作しているわけではない。VJもなんか座りながらコントローラーをもにゃもにゃしていただけなので、現場はかなり地味だった。もちろん楽しかったは楽しかった。

・トータル、新鮮で面白い体験が多く、ライブも良いものになったと思う。また機会があればやってみたいかもしれない。

・BPM90~、いっても130くらいまでの音楽がずっと流れていて、座ってソフトドリンクを飲みながらゆらゆらできるクラブとか行きたいなあと思う。今回はBPM127で合わせている。


・自分は、刺激物に弱い。

・この「刺激物」にはフィジカル的なもの、メンタル的なもの、どちらも含む。

・「痛い」とか「びっくりする」とか「からい」とか「うるさい」とか、エンタメ性のもと担保されているそういった要素たちを、どうも素直に楽しめない。単純な好き嫌いの話として。

・なので25年間生きてきて、絶叫マシンみたいなものに乗ったことは一度もないし、お化け屋敷やホラー映画なんてまっぴらだし、からいものもそこまで嫌いではないものの、いざ食べてみるとかなり激しめにお腹を壊してしまう。

・音楽においても、いわゆる角が立った空気感のものを積極的に楽しんだ(興味を持った)ことはあまりない。もちろんカルチャー・ジャンルとして理解はしているが、メタルだとかハードコアだとかドリルだとか、そういう強そうな名称のものたちは個人的に音楽鑑賞をする際には避ける傾向にある。

・丸くやさしいものだけを観て聴いて触って過ごしていきたいなあ。

・さて、それはそれとして自分は極端な疲労を感じると、血液や生肉を鑑賞してストレスを発散するという手法をとることがある。

・具体的には、めっちゃでかい犬がムシャムシャと新鮮な生肉(に準ずるものたち)を美味そうに食べる動画などが該当する。Raw Food(生の餌。飼育手法の一つらしい)とかで調べるとそういったものがヒットする。

・これって刺激の受容じゃないのか? と、ふと思った。ある意味スプラッターを観て爽快感を覚えるという要素を、ほんの少しだけ含んでいるのではないだろうか。

・また、別のストレス発散法として、漫画を一気読みしてみるというのもある。

・これまで一気読みした、大好きな漫画。

  1. 無限の住人 / 沙村広明

  2. シグルイ / 山口貴由

  3. ベルセルク / 三浦建太郎

  4. GANTZ / 奥浩哉 ほか

・これって、刺激の受容だ! と紙を触って読んでいたら指先が黒くなってしまいそうな(読む際は電子版だが)、質量たっぷりの血飛沫と切り株たちを回想しながらやっぱり思った。

・当たり前だが、刺激物にもその刺激をのせる媒体や指向性があって、人によっちゃそこが分かれたりするんだろうな。

・デスメタルとジェットコースターが大好きだけど、犬が生肉を食べる動画を観たり、全体的に黒っぽい漫画を読むのが大嫌いな人も世の中にはいるのかもしれない。

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