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香港スプリント勝利の価値は?

毎年12月に開催される、香港国際競走デー(シャティン競馬場)。

国際GIレースとして、香港スプリントをはじめ、香港マイル(1600m)、香港カップ(芝2000m)、香港ヴァーズ(2400m)が行なわれ、世界の強豪を招待して頂点が争われる。

特に、香港スプリント(芝1200m)は、世界最高峰にレベルが高いレースといえる。

これまで日本馬で勝利したのは、ロードカナロアとダノンスマッシュのみ。


日本競馬の海外挑戦において、凱旋門賞の勝利に匹敵する程に価値は高いのではないか?

スプリント以外は、多くの日本馬の活躍が目立つ

一方で、香港スプリントだけはそうはいかない。

過去を振り返ると、ビリーヴ、サニングデール、ローレルゲレイロなどのGI馬が挑んできたが、勝利はおろか、連対すらままならなかった歴史がある。

その要因は、地元香港勢の強さにある。

デビューから17連勝という近代競馬の無敗記録を打ち立てたサイレントウィットネスをはじめ、香港ではワールドクラスのスプリンターが多く輩出されてきた。

2010年には地元香港のGIではまったく歯が立たないレベルのウルトラファンタジーが、日本のスプリンターズS(中山・芝1200m)を制してしまったほどだ。

それだけ、このレースを勝つ事は価値が高い(種牡馬としても)と言える。

ちなみに、ダノンスマッシュは非サンデー系の血統の為、将来的にはグランアレグリアやレシステンシアとの配合もあるかも?

夢が膨らみます。

さて、昨年の覇者ダノンスマッシュがどんなレースを見せてくれるか?

是非、良馬場で見てみたい。


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