かず@子どもと全力で遊ぶ人

長崎県で理学療法士として活動。子どもの身体遊びを通して道具に頼らない知育を提案していま…

かず@子どもと全力で遊ぶ人

長崎県で理学療法士として活動。子どもの身体遊びを通して道具に頼らない知育を提案しています。 発達を促す遊びの方法、子どもから学んでいる事、面白かった絵本や本を紹介。 どんな子育て方法よりも、大人と子どもが遊びながらコミュニケーションを取るのが一番大事だと考えています。

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ビジョントレーニング=眼球運動ではない!

最近、ビジョントレーニングがピックアップされるようになってきています。 スポーツの能力向上に、発達障害と診断された子のリハビリに。本屋さんでも棚に何冊か本が置かれるようになりました。 数年前から目の動きと身体の動きの関連性の高さを感じていたので、目の動きが注目される事は非常にいい事だとは思っています。 しかし、ビジョントレーニング=紙面で行うものだと伝えていたりする団体や本がたまに見られます。 何もしないよりはマシかもしれませんが、ビジョントレーニング=目だけの運動と

    • 子どもとの関わりからセラピストを続ける覚悟をもらった一年

      あけましておめでとうございます。2023年もどうぞよろしくお願いします。 色々環境の変化などで不安定になってしまい、なかなかブログの更新をする事ができませんでした。 子どもに関わることをしたいと思い今まで勤めた職場を辞めたのが去年の3月。10年以上同じ職場にいた僕からするとかなり大きな決心でした。 そこからどうするか考えて選んだのが産休代理の枠で求人をかけていた小児領域専門の病院でした。 最初は4ヶ月の契約だったのですが、すごく個人的に勉強したい気持ちが強かったので無

      • 2日間、ズームを使用しての勉強会を実施していました。 やはりたくさん話すとより自分の考えがまとまってくるので、こういう機会はすごくありがたいですね。より良いものが提供できるように頑張りたいと思います

        • 子どものやさしさに泣かされそうになる1日。大人からするとちょっとした事だけど、自分の損得勘定抜きで人のことを考えられる娘に泣かされそうになる。僕ももっと頑張らないと。

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        ビジョントレーニング=眼球運動ではない!

        • 子どもとの関わりからセラピストを続ける覚悟をもらった一年

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        • 子どもの運動遊び
          39本
        • 子どもに教えてもらったこと
          39本
        • 読書の事
          8本
        • 日々のこと
          11本
        • 身体のこと
          7本

        記事

          肌の触れ合いの大切さとベビーマッサージ

          子どもは人との関わりの中で身体的・精神的発達を遂げています。 この人との関わりで非常に重要な要素が「遊び」になるのです。 お母さんとお父さん。 大人と赤ちゃん。 言葉のキャッチボールができない段階でも、遊びという行為によってコミニケーションが生まれ、結果子どもは発達が進んでいきます。 そして一番原始的な遊びの一つが、肌との触れ合いだと考えています。 肌との触れ合いが、赤ちゃんと大人の最初のコミニケーションだと考えています。 今回の記事では、人の発達にすごく大事である

          肌の触れ合いの大切さとベビーマッサージ

          どんな運動でも大切なのは刺激量。過剰な刺激量だと力任せになってしまう。目の動きも体の動きも、その人が無理なく動かせる部分、範囲を丁寧にやることが大事なんです。

          どんな運動でも大切なのは刺激量。過剰な刺激量だと力任せになってしまう。目の動きも体の動きも、その人が無理なく動かせる部分、範囲を丁寧にやることが大事なんです。

          心身ケアに大切な「顔のケア」

          セラピストという仕事を生業にしているので、日々自分自身のカラダのケアは怠らないようにしています。 自分のカラダの状態も良くなるし、クライアントさんのケアにも繋がるので、毎日何かしらケアを行うようにしています。 そんな中で、最近僕が注目しているのは「顔のケア」です。 1年前、とある講習会を受けた際に顔をケアすることでの身体を感じ、その時に顔をケアすることの重要性を実感。自分なりに試行錯誤しながらケアを行っています。 今回の記事では、顔をケアする重要性や、大人子どもに生じ

          心身ケアに大切な「顔のケア」

          友人とのセッション終了。顔を中心にアプローチしたのだけど、ストレスケアとしては非常に大事だと思っています。明日は顔の重要性について記事をまとめて見たいと思います。

          友人とのセッション終了。顔を中心にアプローチしたのだけど、ストレスケアとしては非常に大事だと思っています。明日は顔の重要性について記事をまとめて見たいと思います。

          療育施設を退職しました

          本日付けで、短期間契約で勤務していた小児施設を退社しました。 2年前に、「子どもと関わる仕事をしたい!」と考え、短期間の仕事ではありましたが、まずは県内で一番子どもと関われる施設で学びたいと思いこの施設で勤務を始めました。 実際に働いてみて感じたのは、大人が子どもの未来を良くするために何ができるのかを考える事が一番大事だということを感じました。 働いていた施設はいろんな子どもがいます。 脳性麻痺などの重症心身児や、発達障害。不登校で学校に行けない子たちも入院していました

          療育施設を退職しました

          依存する事は悪くないという話

          僕は、少し前まで、依存するという事は「悪」だと思っていました。 結局人間最後には1人になるのだし、依存しているものがなくなった時に1人で生きて聞けないのなら問題だと思っていたのです。 だから自分は1人になっても生きていけるように力をつけなくてはいけない。自立する事こそが正しい事なんだ。 そう考えて、ずっと行動してきました。 セラピストとして生きていきたいから全力で知識・技術の研鑽は行ってきました。 1人の力でなんでもすべきだと考えて、チームで動く事、仲間と問題を解決

          依存する事は悪くないという話

          カラダひとつあれば楽しく遊べる

          カラダ遊びを行う時、高価なおもちゃは必要ありません。 家にあるもので工夫次第で全然色々と遊べますし、なんなら道具なしでも色々遊べます。 大事なのは、楽しみながら遊べることと、色々考えながら取り組める課題であるという事です。 例えば、自分の身体をよじ登るような遊びでもいいわけです。 その時のコツはその子が頑張ればできそうな範囲で姿勢を変える事。 子どもが自分で登る方法を考えてから運動を行うので、考える力を養いながら全身運動を行う事ができます。 こんな感じで、色々な工

          カラダひとつあれば楽しく遊べる

          大人の関わりが発達を左右する

          僕らが関わる事で、子どもの将来、未来がどう変わっていくのか。 子どもに関わる親や支援者は常に考える必要があると思っています。 本当に少しの考えの積み重ねで、その子の素質は大きく変わってくるものだということを小児領域のリハビリテーションに関わって痛感しているからです。 今回は、子どものことを考えた積み重ねが大事であることをまとめた記事です。 発達には周囲の環境も影響する。初めにしっかりと理解しておいてほしい所は、子どもの成長にはその子周囲の環境も非常に関わってくるという

          大人の関わりが発達を左右する

          大人こそカラダ遊びをするべき理由

          日々子どもと関わってきた中で、カラダ遊びの可能性を感じています。 知れば知るほど、カラダを使った遊びが子どもの発達を成長させる事を感じています。 このように日々遊びを探求する日々なのですが、遊びというのは、子どもだけでなく大人にこそ大事なものなのではないかという事を最近実感しています。 今回は大人こそカラダを使った遊びをしてほしい理由を記事にしています。 仕事や育児で日々疲れている人に読んでほしいです。 カラダ遊びは、大人も楽しい!先日、長年付き合いのある勉強仲間のと

          大人こそカラダ遊びをするべき理由

          発達は細かい動きができるようになる事

          臨床で患者さんを見ていると、やはり発達の問題は大人になっても色濃く残っているなと感じる事があります。 そもそも発達の問題とはなんなのか?僕は「環境や状況に効率的に対応できる状態」が身体が発達している状態と定義しています。 子どもを育てた事がある人はイメージできるかと思いますが、生まれたばかりの子どもの動きは手足をバタバタしており、どことなくぎこちないイメージがあるのではないかと思います。 それはまだ重力に身体が順応していない状態であるのと、身体を大雑把にしか動かせていな

          発達は細かい動きができるようになる事

          子どもを叱る時に気を付けている事

          子どもを叱る時、あなたはどのように叱っているでしょうか? 多分、育児している方がほとんど悩んでいるであろう、子どもへの叱り方。 本当に叱り方って難しいなと思っており、書店に行けば子育てコーナーには絶対に「子どもの叱り方」「子どものしつけ」に関しての本が数冊置いてあります。 それほど、世の親たちは子どもの叱り方に関して悩んでいると思います。 もちろん、「子どもの好きなようにさせる」といった態度はあまりいいものではないと思っています。 そこで何しても許してくれると子ども

          子どもを叱る時に気を付けている事

          子どもに背中を見せれる親になるために

          子どもの未来をより良くするために、自分ができる事はなんだろうか? 日々そのようなことを考えているのですが、最近は、子どもの前に大人が人生を楽しむ事が大事なのではないかとふと考えるようになりました。 子どもは近くにいる人から学びます。その近くにいる大人こそが親だったりするわけです。 今回は、僕が感じている大人が楽しむことに関してを記事にしたいと思います。 子どもに背中を見せられる親になるために子どもに自分のしていること、生き様を胸張って見せる事ができるか。 僕はこの姿

          子どもに背中を見せれる親になるために