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お金が無くて良かったんじゃない?

「お金がない」
とは言わない方が良い、と聞いたことがあります。

理由は、お金が無くなるから、だそうです。
お金には人格があり、無いと言うとお金に嫌われてしまいます。
それで自分のところに居てくれなくなる、というお話です。
なんだか、解るような解らないような、そんな感想を持ちました。

お金があるのと無いのとは、実は二択ではありません。
一万円持っていたらお金がある、百円なら無い、というような明確な区切れないのです。
大人なのか小学生なのか、家を買おうとしているのかうまい棒を買おうとしているのか、などで必要な金額は変わります。
そのため、お金がある・ない、お金持ち・貧乏などと言うのは、実はそんなに意味がないのような気がします。

ところでつい最近、自宅にあった数億円の現金を盗まれた、という事件がありました。
窃盗犯は、おそらく目星をつけていたのだろうな、とか、物凄い額の現金を自宅に置いておくものなんだな、とか、色々びっくりしました。
そして自分でもびっくりしたのですが、私はこんな感想を持ちました。

お金がありすぎなくて良かった!

無駄にあり過ぎると、使い道に困るのか無くすのが不安になるのかわかりません。
しかし、自宅に多量に置いておきたくなり、挙げ句の果てに盗られてしまいました。

無くなるまでも、色々と不安だったでしょう。
盗まれたら、とても嫌な思いをするでしょう。
そんな思いをしないで済むので「お金が過度に無い方が、幸せなのではないか?」と思うに到りました。

お金はそんなに無くて良いのかも知れません。


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