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#オールガイナーレ Round9(ロアッソ熊本戦)

さ、ダイジェストあったので、こちら。

試合内容そのものより、気になっているのは3バックというシステム的な限界が露呈しつつあるのかな、という気がしなくもありません。
熊本が攻勢に出るシーンが多いのには、そんな影響があるのかもしれませんよね。鳥取式の3バックシステムには限界があるのかもしれません。選手の能力的な問題というより、むしろ戦略作り・戦略構成の問題ではないかと思うんですよ。

熊本の2点目・黒木の得点シーン。直前に佐野が受けていますが、これからほぼノーチェックで黒木に渡ってしまう。この時、佐野のプレー選択、黒木のプレー選択、それぞれの幅を限定するために、何か対策があったのか?という辺りがどうもわからないですね。
黒木のシュート自体は敵ながら天晴れなものだったんですが、これを防ぐ手立てが事前に講じられていたかは、何とも言えません。

熊本の決勝点・北村の得点シーンで気になったのは、市川が事前のプレーでシュート処理に追われてゴールがお留守になってしまうシーンができた時、これをリカバーする態勢がなかった。市川の性としてはあの時点でのシュートへのアプローチは仕方がないと思うのですが、北村に詰める機会を与えてしまった。これは何に起因することなのか、という。
どの選手が悪い、ではなくて、これもまた戦略のミスなのかなあ、という気がしてなりません。熊本はホームチームとして攻撃的に戦っていたようなので、結果としてあの決勝点は生まれるべくして生まれた、と考えるべきなのですが、それを生み出させないために、鳥取は何を気をつけるべきかを今一度精査し直す必要に迫られそうです。

鳥取の2得点はフェルナンジーニョのフリーキックと、西山がCKを頭で押し込んだものですが、これらの武器がいずれも常に有効打を放てるとは限らないので、やはり飛び道具以外の武器にも必要性の比重が高まってくるでしょう。
そのためには、復帰してきた小林や三沢などという選手らの台頭が待たれるところです。
また、文頭でも言いましたが、3バックシステムについては考慮が必要な時期に来ているのかもしれません。髙木さんもその辺りは熟慮しているものと思うのですが、どういう対策を講じてくるのか、今後に注目すべきかな、と思えてなりません。

さて、来週の天皇杯を挟んで、次は例のカマタマーレ讃岐戦。リーグ戦の1つとしても当然大事なのですが、それ以上に現状に落ち着いているきっかけとなった相手だけに、それに現状のメンツでどういう落とし前をつけてくれるのか、そこが楽しみです。
今、5年半前のあの試合を知っている現役選手は誰もいないはずです。だから精神的には全く異なると思うんですが、それでも話にぐらいは聞いているはずですよね。カマタマーレ讃岐とはこういう因縁があるんだよ、と。それをどんな風に乗り越えてくれるのか、とても注目しています。
当然、自分もとりスタに乗り込むつもりです。


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