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#オールガイナーレ Round19(FC東京U-23戦)

あたくしは納豆は食べないのですが、ガイナマンが目印のこういう納豆がありまして。ま、そりゃいいんですけどね。

では、例によってダイジェスト。

ただですね。この試合はコンディションがあまりにもダメすぎますよ。ガイナーレ鳥取にもですが、FC東京にも。この試合時点で37℃とかあり得ないでしょう。
去年の同じような時期に、米子で鳥取県リーグの試合を観に行った時で36℃でしたが、やってる選手たちが死ぬかと思いましたよ。もちろんクーリングブレイクとかありましたけどね。
西が丘って23区内にありますから都心とは言えないまでも、普通に都市部ですよね。だとしたら暑いはずですよ・・・。
やってる選手たちには地獄みたいなもんだと思いますよ。応援する皆さんも似たような感じだったと思います。あたくしはこういう身体の状態ですから、もういわゆるバモりはできないんですが、まだ無理の利く頃だったら、適宜水分摂りながらでも何とかやりきっちゃうんでしょうなあ。

さて、試合なんですが、そんな酷暑の中始まりまして。しばらくするとFC東京の宮崎が裏へのパスに抜け出しを図ったところ、福村と絡んでしまってペナルティエリアで倒れました。
PKとなりましたが、もうこれは仕方がありません。福村はよく対応したと思いますよ。ただ、宮崎のスピードが幾分だけ速く、その分、追いつけませんでした。
結局このPKは前回対戦でも同じようにPKで得点を決めている原大智が、この日も決めてきました。これでFC東京U-23が先制です。

その数分後、鳥取のパスをインターセプトしたFC東京U-23が、数本のパスをつなぎつつ先程と同じように縦へのパスを今度はグラウンダーで通そうとしてきます。
これを見て取ったのがまたも原大智。原はスピードを活かして、これをうまく処理してゴールに結びつけました。
FC東京のアカデミー出身の井上亮太が守るゴールを、原大智が揺らす、という構図になりました。これで2-0。

ただ、ガイナーレ鳥取もここで容易にタレないのがここ最近の特長と言えるでしょう。
可児が相手守備のマズいボール処理に食らいついて、執念の1点をもぎ取ったことからもそれは見えてきそうです。
あのゴールの形を「カッコいいか?カッコ悪いか?」で言ったなら、形そのものはいわゆるシャレオツではないと思うんですが、取れば1点には違いありません。


可児だってキャリアのある選手ですから、そこんところは、我々みたいな外野のトーシローに言われなくともわかっていますよね。説明不要でチームに勇気と活力を与えた得点だと思います。このあとに出て来る得点もすごいんですが、自分はこの可児の得点も断然好きです。
これで、2-1。そして前半はこれのスコアのまま終わります。

さて、後半開始早々。井上黎生人から始まって三沢を経由してのパスを受けた魚里が、左サイドからマイナス気味に抑えたクロスを入れると、林がですね・・・

言葉で説明すんのもまだるっこしいので、似たような得点パターンとして大変に有名な動画をご覧ください。
ティエリ・アンリのあれですね。アンリのあれをまさかてめえの推しチームの選手がやろうなんて、誰が思いますか?
林のゴールは動画で見て心底ビックリしました。最初に想起したのが、このアンリです。林はここ最近、エラい境地に来てるな、とさえ思ってしまうのでありまして。

強烈にシャレオツな得点が現れましたが、試合はまだまだ終わっちゃいません。可児が、林が、火をつけたのは間違いなく、ペースをつかんだ鳥取は何とか勝ち越そうと狙い続けます。
ここで踏ん張ったのが、林や三沢なのですが、さすがにこの酷暑。容易に得点できない一進一退の状況が続きました。
三沢や林、更には最後方からラッシュしてきた井上黎生人に至るまで、勝ち越しへの執念をひたすら見せてくれました。

最後の井上黎生人のシュートが得点にならなかった直後に試合終了でした。確かに連勝は止まりましたが、この酷暑の中で2点先行されながらも最終的には勝ち点を取りました。そのことだけでも賞賛に値すると思います。
というより、死力を尽くして戦った末のこの結果で文句言っちゃ罰が当たりますよ。
だから、彼らには何よりもまず「暑い中、本当にお疲れ様」と声をかけてあげるべきです。相手のFC東京U-23も含めて、この日のこの状況下で試合をした選手たちは賞賛されて然るべきです。

足踏みはしましたが、林をはじめ、選手たちは躍動していましたから、この試合自体は有意義だった、とひしひしと感じました。この先も、ガイナーレ鳥取はまだまだ楽しませてくれそうです。


基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。