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Grand Seiko 2023 New Models Introduction

試験等々で忙しく、すっかりサボりまくっていたが今日こそは書く。
グランドセイコースタジオ雫石工房見学旅行記を書きかけで筆を投げていたが、
本日はホットな話題を。


Watches&Wonders 2023、今年も各社様々な新製品を発表しワクワクさせられた。
個人的に注目したのはJLのレベルソクロノグラフ。
あなたの気になる新作は??

そして、我らが日本の誇りであるグランドセイコーも更なる進化を遂げている。

先日開催された新作お披露目会でのレポを。

 

まずは大人気の白樺デザインを、ケースにまでエングレービングで落とし込んだSBGZ009

evolution9ではなくMasterpieceコレクションのため、ケースは薄くドレッシーな一本となっている。

プレスリリースの画像ではド派手なモデルが出てきたな、と思っていたが、
実物は上品でありながらGSの技術力が光る、日本のモノ作りの粋を極めた作品。

ちなみに写真のモノは試作機?でSSケースとのこと。
実製品はプラチナ製となる。
…SSでここまで彫刻できるのスゴくない!?!?!?

もうひとつの個人的ビックリポイントは


ダイヤルに記されたGS Grand Seikoのロゴ。
これ、なんと彫ってあるのだ…!
実物を見てもアプライドだとばかり思っていたので、説明を受けてビックリ。
角度を変えて見てみると、確かに彫られている…!
正面から見ると不思議と浮き出て見える。
これは実物を見なければ伝わらないし、伝えられるだけの語彙力を失うほど美しかった。


これはもうなんと言ったら良いのか、
さらに語彙力を失う一本SBGD213。

noteに動画を載せられないのが悔やまれる。
輝きがヤバすぎる。

どの角度から見ても輝いている。
これは申し訳ない、言葉で説明できない。笑

完成品はまだ1本しかないとのことで、W&Wの後すぐに日本に帰国したそうだ。

すでに3本、予約が入っているらしい…

もう二度と目にすることもないのだろうが、忘れられない思い出となった。



さあ、そろそろ現実的かつ革新的なモデルを。


グランドセイコー初のメカニカルクロノグラフ、「テンタグラフ」!


これはヒット間違いなしだと確信した。
公式の画像では、ともすればよくあるクロノグラフのデザインと思うかもしれない。
SEIKOの商品写真はCGかと見間違うほど精巧に撮られているため…、
いや…めちゃくちゃ悪い表現で言うと、
実物の良さが全く伝わらないほど
"映える"撮り方をしていないため、実物とは輝き方や印象が全く違うのだ!
ものすごーくペタッとして見える。

だからこそ、実物を見たときの衝撃はスゴいのだが。


かく言うわたしも、現物を眺めながらスタッフの方とお喋りするのに夢中になって全く良さの伝わる写真を撮れていない笑

腕に乗せてみると、その装着感の良さにさらに驚くだろう。

新作のケースでありながら、すでに完成されたデザイン。

真横からの写真も撮っておくべきだった…
ボックスサファイアの風防により、見返りがかなり薄く、
そのため文字盤が近くに感じられる。(実際近いのだ)

針のクリアランスを確保するために見返りを高くするとその分文字盤は奥まってしまう。
それが、このテンタグラフはベゼルとほとんど面一に見えるほど近い。

語り出すと止まらなくなるほど素晴らしい時計だ。
まだ外装の一部しか取り上げていないが長くなりすぎるのでこの辺で。

テンタグラフは今後実機を見る機会もあるだろうし、是非ともその目で確かめてほしい。

180万…たしかに強力なライバルがいる価格帯だが、
わたしはテンタグラフを強く推す。


その他、今年の新作のいくつかも複数展示されていた。
その中でわたしにブッ刺さったモデルがあるのだが…!

今年の6月に発売予定のSLGA019だ。
すでに発売されているSLGA021と同様に、諏訪湖の水面を表現した文字盤なのだが、
SLGA021が"夜明け前"の諏訪湖に対し、
こちらは"早朝"の諏訪湖を表現している。

そのため、"夜明け前"よりも明るいブルーとなっている。

明るいと言っても、光の当たり具合によって深水から水面までを感じられるほど美しいダイアルだ。

上質なキルテッドメイプルのような表情。
これはギター好きに刺さる。
そう考えると白樺はカーリーメイプルか?笑

限定ではなくレギュラー商品としてラインナップされるとのことなので、
じっくり時間をかけてテンタグラフと迷おうと思う。

今後のGSも楽しみで仕方がない!

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