TOZプレイ感想

最近テイルズオブゼスティリアをプレイした。

思いついたことをそのまま書いていくのでネタバレ大有り。


シリーズ通してプレイ前情報はあまりいれないタイプだが、
OPだけは見る派。だがまずOPがなかった衝撃。
と思いきや、ある程度ストーリーが進んでから強制OPが入った。
なるほどこのタイミングは納得。
それから起動時に毎度見れるようになるというシステム。

主題歌Superfly。この曲知ってる。ゼスティリアの主題歌だった衝撃。
超かっこいいじゃん。最初10回くらいは起動する度に見てた。


声優さんで感情がぐるぐるになる。

割とアニメが好きなのでこの声は誰々、と分かる人は分かる。
ジイジとライラの声優さんが誰かすぐ分かった。
もう亡くなってしまった方々だった。これにすぐ気付いてしまった。

声優さんが亡くなっても作品は残る。キャラクターは生きている…
と謎の感情がぐるぐる。思い入れが強くなった。


システムいろいろ。

エンカウントしてロードほぼなしで戦闘。TPなし。
シリーズのいつもなら通常攻撃の〇ボタンでも技が出る。
天族の入れ替えシステム。神依の爽快感。
この辺は割と気に入ってる。
戦闘は得意ではなく、ゴリ押し派なので爽快感は大事。

しかしカメラワークが場所によっては最悪になる。
角地などが発生するのは雑魚戦だったから然程文句はなかったが、
どこ映してるの(笑)と何回かは突っ込んだ。
ぐるぐる回っているとバックステップやサイドステップ?が
どっちが前で横なの…ということは多々あった。

移動時の速駆けが好きで、ある程度意図して戦闘をしたので
レベリングで困ることがなかったのは、性格だなと思った。

今回の料理システムはおやつ作りと宿屋での食事。
おやつ作りってかわいいな、と。

回復アイテムは購入しなくても薬草と調合とおやつ作りで手に入る。
戦闘での神依と入れ替えを上手くやれば終盤近くまで割となんとかなった。
装備は融合を積み重ねていくとそこそこお金がかかるけど、
融合システム上、通常戦闘でのドロップもわりとある気がした。
今回お金がかかるのはなんといっても移動。
所持金の割合で決まるのかなんなんなのか後半は特にかかりまくる。
アイテムにあまりお金を使わないからだろうなと思っても、
移動にこれだけお金を出すのは…という抵抗感が最後まで消えなかった。
ケチるには時間を食いすぎるのでやむを得ない。

闘技場があったので、これは苦戦するだろうから終盤までとっておこう。
と、シリーズ癖が出たのはやってしまった。
雑魚敵のみで、ストーリー進行上時点で大体回収できたようだ。
移動のお金返して…と思った。
各キャラを操作して、ライラの戦闘モーション美しすぎない?
と気が付いたことが闘技場での一番の収穫。

鍵のかかった宝箱にがちらほらあったが、
特にサブイベントではない、謎のステージで鍵を入手しなければならない。
移動にお金がかかるし、中身も大したことがないようで、
序盤のステージにわざわざ回収しに行かなかった。
これは必要だったのか…という疑問。

神殿の音楽がめちゃくちゃ良い。

ラスボスの強制神依は割と好き。
最後の歩行はエンドが選べるのか?とひやひやした。ひやひや損。



ストーリーいろいろ。


セキレイの羽のロゼ。本当にギリギリまでモブだと思っていた。
OP何回も見た割にこの失態をまずやらかす。
(衣装のカラーリングとかで把握してたので一致しなくて…
声を聞いても特にピンとくることもなかった。)

ロゼ加入について。
デゼルのおかげで天族の霊応力があることは分かったが、
過度に拒絶しまくってた割にあっさり受け入れたり、
どうにも感情移入がしにくいぞ…と引っかかる。
あの怖がり方になぜかドン引きしてしまった自分がいた。
セキレイの羽と風の骨と同一人物なのか…という理解が遅かった私だが
それにしても「誰よこの女…」状態で仲間になった気がする。
もういっそのこと、ロゼ視点で最初からプレイするくらいしないと…
と謎の製作者目線まで生まれるほどだった。

…これは進めるにあたって理解が足りないぞ、とグーグルを開く。

ゼスティリア と打つと上がってくる候補は
ゼスティリア 炎上 だ。

ここで炎上について初めて知る。
そういえば当時、ゲームから離れていたがTwitterか何かで燃えていたのを
見かけたような気がする…と思い出される記憶。
一度共感してしまった不満は消えるどころか膨れ上がる一方で、
しかしキャラを嫌いになるのとは違う。違うはずだ…と言い聞かせる。
騒動の流れを一通り読んで、ゲームに戻る。

アリーシャ離脱について。
OPを何度も見ていたことが功を奏した。
キャラが一列に並ぶカットがある。アリーシャの立ち位置は一番後ろ。
これはもしや重要キャラではない?となんとなく気にかかっていた。
まさかこの話の流れでしかも序盤での永久離脱とは思わなかったが。
発売前から情報を入れて楽しみにしていた人たちはショックだっただろう。

有料ダウンロードでの追加エピソード。
申し訳ないが、購入せずYouTubeでプレイ動画を見させてもらった。
炎上での流れを見るに、完全に火に油だっただろうなと思った。
初っ端から思う、アリーシャってこんなキャラだっけ?に始まり
殴り合いとは見ていられない…そんな仲だったっけ?に続き
泣き虫という真名。従士契約の反動はどこいった?とツッコミ満載…
ロゼたちとのちょっとした旅?で成長したアリーシャでした。
という話だったと感じたが、それなら離脱しないでほしかった、に尽きる。
夢は分かるけど、スレイたちと旅してからでも遅くはなかったはず、と。
けんかっぷる?百合展開?と過大解釈しても、うーん。という感じだった。
かわいい泣き虫さん、くらいクサイ台詞言わないと…。

大地の記憶。
これは回収必須のメインストーリーだったのか、という驚き。
話の流れが頭に入ってこなかった。集中力が足りない。

サブイベントがサブではない。
特に天族4人の秘奥義習得エピソードについては確実にそうだろう。
というか、メインストーリーでキャラの掘り下げが少なすぎる。
ライラに関してはクリア後まであの話を出さないのはやりすぎではないか?
というかクリア後ならいいのか?という疑問。

この2点から思うことは、話の組み立てが上手くいかず、
プレイヤーにサブイベント風にして投げた。ように感じた。
エクシリア2のシステムと似ているといえばそうが、
どうにも本編がスカスカじゃなかろうか…と思ってしまう。

ドラゴンとは。
ロゴやOPからすると、ドラゴンが重要な立ち位置なのかと推測した。
仲間になるのか?ぐらいに思ったほどだ。
実際はそうでもなかった。しかも最終結論は殺すしかないと。
重要っぽく見せといて、そんなことあるのか。
それにエドナの話はサブイベント回収でいいのか…と。


EDを見て。
ヒロインはミクリオ。


ストーリー全体の感想。
簡潔に話を説明すると、「リアルに寄った割と悲しい話。」だと思う。
穢れてドラゴン化してしまった者には、死しかない。
死=救済?なのか?ぐらいの感じで終わってしまったし、
導師の犠牲により、世界は救われる。
後味が悪いとまでは言わないが、賛否両論だろうなあと。

炎上諸々について。
設定のちぐはぐさが目立ったので、製作途中からロゼを引き立たせるような流れに変わった、と言われてしまうのも残念ながら仕方がないだろう。
暗殺者設定ってTOVのユーリが人気出たことに影響してないか?など、
言いがかり的なことまで頭によぎる。

ここまで炎上したのも、事前情報からの期待値が高かったこと、
根本的な設定は悪くなかったはず、キャラクター自体の人気は高い、
(プロデューサーが前に出すぎた) などもあるのではないか。

アニメと続編のベルセリアは評判が良かったと聞く。
まずはアニメを見て、それからベルセリアをプレイしようと思う。
キャラクター自体は愛しているよ。

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