どうも。Cam(カム)です。

僕は片田舎出身で、正月になると毎年親戚一同大家に集まって新年会を開くという風習がある。

基本的には大家の近くに兄弟が住むのが「常識」で、県外に出る者はいない。

僕はその中でも「異端者」で、実際毎年その集まりに行くと浮かれ者扱いをされる。

毎年、

「いつ帰ってくるんだ?」

「起業するんだろ?」(東京に行く=起業という概念)

「結婚はいつするんだ?」(23が結婚適齢期)

と突っ込まれる。

僕が上京する前、そういうしがらみが大嫌いだったし、いい学校に行っていい会社に勤めて一軒家をフルローンで建てて、子供を作って、、、みたいな生き方に違和感を覚えていた。

たまたま縁あって東京にいる人たちが僕の考えに共感してくれて、「君のいる場所はそこじゃないでしょ?何で正直に生きないの?」と言われたこともあってその世界からおさらばすることが出来た。

人にはステージがあって、会話のレベルも違ってくるのだなーとここ5年ほど東京にいて感じていたのだけど、今回ふと思った。

人の生き方にあなたの価値観を押し付けるなよ

と。

僕だって僕なりの人生に対する考え方はあるけど、きっと片田舎で一生懸命生きてきた人にとって理解できないことだろうこともよく分かる。

むしろ理解してもらおうとすることがいいとも思わないし、お互いに自分なりの考えで生きるのがいいと思う。

結論、「人生を楽しむ」ことが大事なことだと思うので、手段はどーでもいい。

ただ、毎年のように同じことを繰り返して時代はドンドン変わっているというのにその変化に対応しようとしないのはどうなんだろう?

特に自分の価値観を主張することが「当たり前」の時代に、こうするべき、こうしなさい。こうするんだろ?という考え方を押し付けるのはどうなんだろう?

人の人生は勝ち負けではないし、どれが正解ということもない。

ただ僕は、

最後に笑って言いたい。

「時代に対応しなかった結果でしょ?」

と。

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