今日も今日とて「JOKER」です。
この映画を見て、一番に思ったのが、やっぱり「環境が人を形成する」ということです。そして「愛情」って重要なんだなと思いました。

「環境が人を形成する」のは、確か前にも書いた気がする。
その「環境」の中でも、「自分のことを愛してくれている人がいるかどうか」はものすごく重要だと思ってます。

自分のことを無条件に認めてくれる存在。

「JOKER」ってそういう存在を映画の中でもすっごく欲していて、でもいなくて、「自分は無意味なんだ」って思わせてくる存在ばっかりでグレちゃう。

「自己肯定」のところでも話した内容なんですが、「自分の存在価値」を自分で認められるためには、やっぱり人から認められることが一番早い。

人の価値観で自分を判断するのなんて人生楽しくないじゃん

っていう人いるかもしれないけど、実際、最終的には人の判断だし、自分の価値観形成してきたのも人の価値観。「人がどう思うかじゃなくて、自分がどう思うか」はもちろん重要だけど、人の意見の介入を１００％拒否する環境にいる人って少ないと思う。SNSやってる人はその時点で、介入してくるし。

何が言いたいかというと、「JOKER」みたいな人が生まれてしまうのは、とてもわかる。もちろん、彼がやったことは許されることではないし、悪なんだけど、彼はただ「人を楽しませたくて」「わらわせたくて」頑張ってた。けど、ことごとく彼は「君は無意味な存在だ」ってバカにされて、そんな時に「悪事」の方が支持を受けて評価されて、ああなってしまった。

もし彼が「コメディアン」として認める人が一人でもいたら、ああはなっていなかったかもしれない。「あなたは生きているだけでいいんだよ」っていってくれる人が一人でもいたら。

私はそう考えると、とても幸せな環境下にいます。
韓国旅行中に、仲がいい人や家族にポストカードを送ったのですが、父・母・姉からのレスポンスで「好きなことをしていればいい」といってもらいました。母はいつも応援してくれて、姉はいつも厳しく励ましてくれるのですが、父とはあまり将来に関する話をしたことがなくて、実際どう思ってるんだろうっと思っていたから、結構嬉しかった。

ああ、私はこのままでいいんだなあ。

って。やっぱり、オーディションで落ちたり、嫌なことがあったりすると、どうしても自分の存在価値が危うくなっちゃう。まだまだ心が弱いわ。でも、そんな時でも、こうやってちゃんと認めてくれている人がいると頑張れる。踏ん張れる。

そして、これは与えられるだけじゃなくて、自分が発信していくことも大切だと思った。「良い」と思ったら、ちゃんとその人に伝えてあげる。それが本当に大事なことだって思った。

「今日もお疲れ様」とか「今日も頑張ったね」とか、「そういうとこ本当に尊敬してる」とか、どんなに小さいことでもいいから、思ったなら言うといいと思う。

でも、ジョーカーみたいに、悪いことを認められたら、そっちに走っちゃう人もいるかもだから、気をつけて。

今日はなんだか、まとまりない気がする。

おしまいっ！

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