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#イベントレポ

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トークイベントや勉強会のメモやまとめです。
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記事一覧

経営視点で見るデザイン - CXO Night #7

2019年12月4日に開催の「CXO Night #7 - デザイン会社経営のリアル」に参加させてもらいました。印象的だった部分をかいつまんでまとめております。 クリエイティブ / デザイン会社経営を始めた背景adot 牧野さん@MAKINO1121: 博報堂に6年いてコピーライターをやっていたが、これからはマス広告の時代ではないと感じた。 広告業界はまだまだマス広告中心に回っていて、TVCMは制作費だけで数千万円、出稿に数十億円。それで人の心に残るのはどのくらいだろう、と

自分が愛すものを信じ大切にすること - Officine Universelle Buly ラムダン・トゥアミ トークイベント

1803年パリで創業した美容専門店Officine Universelle Buly(オフィシーヌ・ ユニヴェルセル・ビュリー)。 2019年7月19日に代官山 T-SITE で行われたオーナー兼アーティスティックディレクターであるラムダン・トゥアミのトークイベントから。 来日してラムダン(以下R):アーバンリサーチでフィッシングジャケットを購入したんだ。東北限定の凝ったデザイン。義理の兄が日本人だから、これを着て一緒にフィッシングをする予定。 フィッシングジャケットをおし

マルチスキルか専門性か - CXO Night #6 後編

2019年8月9日にTECH PLAYで開催の「CXOのリアル - CXO Night #6」に参加させてもらいました。概要はイベントページをご覧ください。印象的だった部分をかいつまんでまとめております。前編はこちらです ぶっちゃけCXOって何するの?CXOの役割は、 CEOを含む各部門の執行責任者が持っている課題に対し、ユーザー体験を軸とした専門領域をもとに、全社の部門を横断して全体最適の提案をする。 単なるデザイン部門の長ではなく、他部門との間を横断して動けることが

TikTok勉強会 for note

7月30日にピースオブケイクで開催のTikTok勉強会に参加させてもらいました。 どれだけユーザーを喜ばせるかTikTokには損をする人がいない。クリエイターも見ている人も、みんなが楽しい。アプリの機能と楽しむ仕組みづくりが素晴らしいのだ。 続けることがファンを作る。課金しなくても楽しく続けられる。それはnoteでも同じことだと思った。そして、堅く考えずに楽しむ。他のSNSに比べて、TikTokは広くて浅い海のようだ。 特徴を次に書いていく。 MeよりもWe楽曲を使え

本気で隅々まで磨き上げること - CXO Night #6 前編

2019年8月9日にTECH PLAYで開催の「CXOのリアル - CXO Night #6」に参加させてもらいました。概要はイベントページをご覧ください。印象的だった部分をかいつまんでまとめております。後編はこちらです delyがCXOを起用した理由産業全体を俯瞰したとき、現状インターネット産業は世の中の1〜2%でしかなく、まだまだリアルの方が全般。メディア市場が今後は厳しくなるのではとdelyの堀江さん(@santamariaHORI)は考えている。 一般的なユーザー

価値のデザイン - 雑誌『広告』リニューアル創刊

8月6日にB&Bでで開催の雑誌『広告』リニューアル創刊記念のトークイベントに参加させてもらいました。 特集は価値、テーマはものづくり。「いいものをつくる」 価値と価格リニューアル創刊における条件はほぼなかったとのこと。 ・儲けなくていい、売ろうとしなくていい ・ページ数も装丁も自由 ・テーマも自由(広告でなくてもいい) 売り上げても次号の予算になるわけでなく、総務の経費として吸収されるだけだとか。じゃあ無料でいいじゃん、とフリーペーパーも考えたが、0円だと書店に並べる

模索すること - デザインミュージアムをつくろう準備室 vol.01

2019年7月15日に六本木ミッドタウン・デザインハブで行われた公開ミーティングに参加させて頂きました。要点めもです。 公式の議事録がnoteにあります これまで、有志のクリエーターやキュレーターが集い、議論し、実現に向けて活動を進めてきましたが、この定期的に開いているミーティングを「公開」して、広く仲間を募りたいと考えました。 みんなでアイデアを出しあい、「世界に例のない、デザインミュージアム」をつくり上げていきたいと考えています。 国立デザインミュージアム準備室

手法を学ぶこと – 映画『メランコリック』試写会

note主催のメランコリック試写会に行かせてもらった。前情報なく見てしまったが、内容がとても良く、せっかくなので感想を。 いわゆる低予算映画とは別のもの最初のシーンから画面に引き込まれる。 怖い。だが、怖いの一歩手前、境界線ギリギリの感じがテンポよく進む。 そこがだんだんじわじわと笑えてくる不思議。 去年流行ったあの低予算映画のような、観客を裏切るある意味奇をてらったような仕掛けは一切ない。だけど充分楽しめる。 アイデア一本勝負ではない、しっかりと考えられ作り込まれた映画