見出し画像

第7回関西Beyond the Community開催レポート

2019年8月27 日に開催した第7回目の会も皆様のおかげをもちまして大盛況となりました。「任意団体KBTCとしての意思決定の仕組み発表」と4つのプロジェクトについてグループディスカッションを行いました。参加者は36名でした。本イベントは、公的機関や大学のご関係者様、関西を拠点にしたコワーキングスペース等を運営されているオーナー様・ご担当者様が一堂に集まり、情報交換をし、課題を共に考え、発信し、新しいアイデアで起業家(利用者)を支えるコンテンツを創出することを目的に開催しています。

Beyond the Community・・・いったん自らのコミュニティや企業概念をブレイクスルーして再構築・新結合という意味を含みながら「コミュニティの垣根を越えて連携する」というメッセージが込められた任意団体名

(1)有機的なコミュニケーション (2)治外法権的フィジビリ  (3)セミクローズドな関係
をコンセプトに、それぞれ違う機関・企業で同じ立場に置かれている同士がセッションを通して、新しいプロジェクトや連携のあり方を模索し、価値を生み出していくコミュニティです。

■本コミュニティイベント概要
①各機関・各社それぞれの情報共有・課題提起→課題解決
②ここでつながってプロジェクト化
③起業を志す人や、利用者を支援する連携を作る
 施設利用者の役に立ち、利用者を増やす(パイを取り合うのではなくパイを広げる活動を行う)

■第7回イベント詳細
・日時→2019年8月27日(火)本会は17:00~19:30
・会場→ソフト産業プラザTEQS(住所:住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟 6階 最寄駅:トレードセンター前駅)
・テーマ→「任意団体KBTCとしての意思決定の仕組み発表」
~代表、副代表、プロジェクトリーダー、サブリーダー、実行メンバー~
各プロジェクトについてブレスト&発表、記念撮影、アンケート回答、交流会
・前イベント→周辺コワーキングスペース見学会を16:00~17:00に実施

8月27日は任意団体KBTC発足記念日‼

画像2

画像1

画像3

セミクローズドでふんわりと活動していた私たち「関西Beyond the Community」は「任意団体」として、ほんの少しだけ組織としての枠組みを決めました。定例会とfacebookグループが連絡手段でしたが、そのメンバーも88人を超えるまでに増えたことで、全員にヒアリングや承認をいただき物事を進めることが難しくなったからです。発起人はBusico.の向井ですが、もろもろ事情があり代表を務めることが難しい状況だったことで、初期から一緒に立ち上げにご尽力いただいておりましたThe DECK代表の森澤友和さんに代表就任いただきました。また副代表にはOBPアカデミアの時任啓佑さんが就任いただける形に整いました。お二人とも期限付きで、役回りは適宜交代をしながらコミュニティメンバーが盛り上げる形でこの活動を続けていきましょうということになりました。

4つのプロジェクトが立ち上がりました

画像4

第7回関西Beyond the Community開催レポート任意団体という形を整えたことで、コミュニティメンバー各自が本当にやりたいことについて協業連携できる体制が整いました。今後「実行」はプロジェクト単位で行います。プロジェクトにはプロジェクトリーダーとサブリーダー、実行メンバー数人を置き、コアメンバーとして意思決定をします。代表・副代表は各プロジェクトをサポートする形で連携をとります。プロジェクトに賛同いただける方は参画施設・参画メンバーとなり、意思決定に従い、また意見やフィードバックを行いながら確実に「コト」を関西で起こしていきます。小さくてもゆっくりでもいいので、まずは協業・連携の実績を積み上げていくことを目標にこの形で始動します。

プロジェクト1.コワーキングツアー勉強会

画像5

プロジェクトリーダー:時任 啓佑
サブリーダー:山中 誠・甲斐 莉枝子
対象:コワーキングスペース運営者やコミュニティマネージャー・これから運営予定の方
内容:2~3カ月の1回関西の気になるコワーキングスペースに集まって勉強会を開く

■コワーキングツアー勉強会ディスカッション内容

↑どんな内容を話し合いたいかをディスカッションしました


プロジェクト2.コワーキングアンカンファレンス@関西

画像7

プロジェクトリーダー:向井 布弥
サブリーダー:細野 耕平・城貝 忠仁
対象:一般市民(コワーキングという働き方や場やコミュニティに関心がある方)
内容:イベント開催(2020/2/7にOIHで開催決定!)
※アンカンファレンスとは:空白の状態のタイムテーブルを作っておき、当日参加者の発案によりそのタイムテーブルを埋め、そのタイムテーブルに従って議論する。参加者主体の議論方法。

■コワーキングツアーアンカンファレンスディスカッション内容

↑過去に行われたコワーキングフォーラムやフェス、カンファレンスの事例をふまえて今の時代にあった形にアップデートしたらどんな内容になるかをディスカッションしました


プロジェクト2.5.コワーキングチケット@関西

画像9

画像10

プロジェクトリーダー:向井 布弥
サブリーダー:細野 耕平・城貝 忠仁
対象:一般市民(コワーキングという働き方や場やコミュニティに関心がある方)
内容:参画コワーキングスペース施設n数をキャンペーン期間内であれば1日体験できるチケット。温泉地にある湯めぐり札の要領で利用可能。札ではなくQRコード提示で利用可能になる。チケットはWeb申込・クレジットカード決済で誰でも購入可能。

■コワーキングチケットディスカッション内容

↑どんな設定にすれば利用者が喜んで使ってくれるかをディスカッションしました


プロジェクト3.施設間交流

画像12

画像13

画像14

プロジェクトリーダー:崔 禎秀
サブリーダー:手嶋 耕平
対象:施設利用者・会員(コワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィス・インキュベーション施設)
内容:3施設の会員同士の交流会、講師シェアなど

■コワーキング施設間交流ディスカッション内容

↑どんな交流会にするか、どんな工夫が必要か、参加者の求めているものは何かをディスカッションしました


交流会の様子

画像16

↑かんぱ~い

画像17

↑2次会はなんと運よくカフェ&バーを貸し切りで!森澤さん代表になっていただきありがとうございますの乾杯!

画像18

↑2次会それはそれはディープな顔ぶれでディープな内容でした

南港にあるコワーキングスペース・インキュベーション施設見学ツアー

画像19


TEQS:大阪市が設置する先端技術を活用したビジネスのサポート拠点見学

画像20

↑セミナールーム

画像21

↑コワーキングスペース

画像22

↑窓から南港が見えます!(あいにくの天気でしたが・・・)

画像23

↑実証実験をされている入居さんが使われるお部屋がたくさん。毎月さまざまなセミナーが開催されています

画像24

↑3Dプリンターなどのファブ機材もあり、作品が展示されているお部屋

画像25

↑書籍コーナーやPCコーナーがあり誰でも自由に無料で利用できる展示室


IATC:日本のものづくりを支える自動化支援と人材育成拠点見学

日本のものづくりを支える自動化支援と人材育成拠点!それがIATC。
IATCは、ITとものづくりの両方に精通した技術者、生産ラインの自動化(FA)のプロフェッショナル人材の育成に取り組むと共に、最新技術の展示、研究会・セミナー等によるFA関連情報発信、FA関連企業・人材等による交流、現場ニーズの情報収集などをワンストップで行う事ができるIndustrial Automationの拠点です。

画像26

画像27

これから世に出るロボット研究ばかりだったので写真NGの箇所が多かったですがなんだかすごい感じ

画像28

↑ちょうど実証実験中の学生さんに出会い、ロボットを動かすところを見せていただきました!自動で商品を箱に梱包してくれるロボット!人間みたいに器用にアームを動かしていました


ODP:大阪のクリエイターの独立・創業を支援するインキュベーション施設見学

独立開業、事務所開設、取引先開拓、自己発信、イベント開催など、独立したクリエイターにとって、事業活動は新たな動きと決断の連続。そんなクリエイターの毎日の「新たな一歩」を応援してくれるインキュベーション施設がODPです。クリエイター向けオフィスの設置や、セミナーなどの各種イベント、入所企業同士のコミュニケーションの場、そして複合型商業施設であるATCとのコラボで、様々な自己発信の機会を提供されています。ODPは大阪で活動するデザイナー、クリエイターをより多く輩出し、大阪の経済発展に貢献することが目的の行政機関です。

画像29

↑クリエイター向け書籍が豊富な作業場も提供されています

画像30

↑作品を展示できる広いスペースや

画像31

↑フォーラムが開催できそうな広い会場

画像32

↑もしかしたら室内運動会も開催できるかもしれない広さですが、破格の値段で借りることができます!

画像33

↑入居者さんが利用されるコワーキングスペース・打ち合わせブース・ファブスペースがありました

Robo&Peace:未来&先端テクノロジーの体験施設見学

Robo&Peaceは、「"テクノロジーがつくるPeaceな未来"について一緒に考える」をテーマにした未来&先端テクノロジーの体験施設です。「体験展示」と「ワークショップ」を通して、テクノロジーを"みて" "ふれて" "まなんで"いただけ、今後、社会的な課題に対してどのようなテクノロジーが必要になるかなど、子どもの創造力を刺激するコンテンツを提供されています。

画像34

↑ロボットをはじめ、教育アプリなど先端テクノロジーを活用した製品やサービスがズラリと展示され、自由に最新のテクノロジーを体験することができます!とご案内いただきました

画像35

↑瞬きしたり鳴いて甘えてくるゴマアザラシロボットに癒される女性コミュニティ・マネージャーたち

画像36

↑しりとりしたりカルタをしてくれるSotaくん

画像37

↑いろんな色がいました


参加施設紹介・参加者は36名でした

TEQS
The DECK
OBPアカデミア
ベルロジック株式会社
コモンルーム中津
大阪デザイン振興プラザ(ODP)
コクリワーク
コワーキングスペースSHINCRU
KANDAI MeRISE 倶楽部
evawat
kiiiya honmachi
GVH OSAKA
さかい起業ラボ
アジア太平洋トレードセンター株式会社
ACTBE horie
katanaオフィス 淀屋橋
katanaオフィス 谷町
billage OSAKA
わくらく
OFFICE CAMPUS
GVH#5
JUSO Coworking
阪急阪神電鉄
リクルート
DNPコミュニケーション
オフィスナビ
Busico.

投稿担当 関西Beyond the Communityメンバ- 向井布弥



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?