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まずはこれから始めます

陶芸はとにかく汚れます。
粘土がついた、釉薬がはねた、上絵の具が着いたと
とにかくエプロンは第一の必需品です。

ミニチュアなのでロクロでも腕を台につけるために
寒くなってくると腕貫がないと作業ができません。


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これまでの腕貫は防寒着の腕の部分を使い自作しました。
何年も経ちリブ袖も緩んだので輪ゴムで止めていましたが
寿命なので新しい腕貫を購入することにしました。
まずは入り口から変え、やる気のアップを図らなくちゃ。

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先日から磁器土で皿を挽き始めました。
この皿は染付や色絵にするので還元焼成します。

なぜ還元焼成するのかと思う方もいると思うので
若干の解説をすると‥‥‥
酸化焼成をすると焼き上がりが黄色っぽくなり
還元焼成をすると青味がかった美しい白になります。

毎年約100枚を地元の陶芸家に焼いてもらいます。
というのも私の窯では還元焼成ができないからです。
100枚の完成品を準備するのに何枚挽くかというと
落としたり歪ませたり欠けることもあることから
およそ120枚挽くようにしています。


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今回は指を怪我して、薄手のゴム手袋を使ったので
うまく挽けるのか心配しながらの作業になりました。
数日かけての作業になるので面倒なことも起きます。

夕方に1日分の30枚を挽き始め、作業を終えると
柔らかいので皿の下の台を切り離すことができません。
一晩おくと簡単にカッターでは切り離せないので
ノコギリで時間をかけて切り離すことになります。


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そうならないためにラップをかけて乾燥を防ぐのですが
ラップが皿に触れると縁に影響が出るかもしれません。
それで周りにツク(焼成道具)を置いて土手を作り
ラップが触れないようにカバーすることにしました。


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台を切り離した後は高台の削りが待っていますが
まずはこの状態で120枚完成させるのが先決です。

  💪    💪    💪


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