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収まりがつきました

10年ほど前に回転式鰹節削り機を購入しました。
それまではタイトル画像のような昔からの構造で
鉋の刃を流用した手作りの削り器でしたが
回転式の方が楽に削れるかと思い購入しました。
それもいつの間にか使わなくなってしまいました。

そうしているうちに2月末に回転式に付いてきた
本枯れ節が真空包装のまま出てきたのです。

フードロスハンター(注)見習いとしては
これを見逃すと悔いが残ることになります。

それで刃を研ぎ直して使ってみることにしました。
さすが10年物は固く締まり削りにくかったので
柔らかくする方法を検索して試してみました。
色々試してもほとんどは粒状になるのですが
本枯れ節の10年ものだから仕方ないなと思い
最後まで諦めずに削ることにしました。


右側の稼働部分を倒して上から押さえ動かないようにして削る

そうして毎日のように豆腐にかけ続けた結果、
まもなくフィナーレを迎えようとしています。
最初は意地でやっていたような気がしますが
今では削った鰹節のない豆腐は考えられません。

これでフードロスハンター見習いとしても
何とか収まりがついたのかもしれません。



前回の染付の絵皿作りの続きです。

ワラビのような模様を選択しました。
次はどこに何を加えたら良いのかでしょうか。


薄く塗ってみたり、線を加えてみたりと
いくつか試していると点が合いそうです。
筆で絵の具を点付けしてみると形も悪く
大きさもバラバラになってしまいます。


側にあるものを試そうとまず手製の道具です。
使い終わった筆に折れたドリルを刺したもので
スクラッチしたり、詰まった時の穴あけ用です。
まず0.5mmを試し、次は0.2mmを試しましたが
この狭い部分では太さ0.2mmがぴったりでした。


さらに最後は全体が締まって見えるように
5角形の部分に薄くグラディーションを加えました
これでようやく絵皿の方も収まりがつきました。

(注)フードロスハンター:食べ物を無駄にしてはいけないと
フードロスを限界ギリギリまで減らすkojuroさんの造語です。

   💛    🇺🇦    💙

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