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作るは止まらない

札幌凧の会代表の田中光夫さんが逝去しました。

彼とは同年代で、凧を通じて知り合いました。
年に1回札幌の凧揚げ大会で会っていましたが
私がミニチュアに走ってからはご無沙汰でした。
最近は毎年揚げる干支の連凧のニュースでしか
会うことはありませんでしたが‥‥‥。

彼の連凧は「お線香の青雲」のCMで流れます。
これを見るたび彼の笑顔を思い出すでしょうね。
彼の凧好きは半端なく、あの世に行っても
きっといっぱい凧を作って揚げているでしょう。
ご冥福をお祈りします。

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アイスホテルやミニチュアフラワーに関心が移り
定番の制作がいつのまにか疎かになっていました。
心の奥では何とかしなくちゃと思っていましたが
一応ミニチュアフラワーの区切りがついたので
ようやく思い腰を上げることとなりました。


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思い腰を上げると言っても使うものは軽く
水性メディウムとイングレーズ用の絵の具と
パレット代わりのタイルとペインテイングナイフ。
これを使って最初の円を描くことになります。


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ロクロの上に乗せたのはアクリル板です。
四隅にゴム製の粘着剤(ひっつき虫)などを着け
アクリル板を微妙に動かせるようにします。
陶器にも描ける水性ペンを使い円を描くと
中心のズレが分かるので簡単に微調整できます。


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中心が出たらイングレーズ用の絵の具で円を描き
一度七宝窯で800度で焼き仮止めします。
これで触っても消えないので絵を描いていきます。
終わると1230度で再度本焼きをするのですが、
絵の具が釉薬の中に沈み込み
染付のように見えるようになります。

西洋の技術を使って和風の皿を作るのですから
凧作り同様、ミニチュア作りも止まりません。

   💙    🇺🇦    💛



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