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これでも悩んでいるんです

マスク解禁の話があふれ始めましたが
これまで外を歩いたり自転車を使うときは
ほとんどマスクをしない方針でいました。

しかし、狭い空間や換気の悪そうな場所、
スーパーやデパートなどでは着用しました。
今回、自己責任で使うかどうか、となると
自己防衛のために必要な場合だけになるかも。

3月にはミニチュア・ドールハウス作家展が
浜松町の産業貿易センターで開催されますが、
不特定多数が集まる危険な状況とも言えます。
マスクを外してロクロの実演をしたくても
お客様に迷惑をかけると申し訳ありません。
ハムレットの心境にもなってしまいます。


これまで死蔵してきた七宝釉薬を試したり
鉄瓶の弦の取り付け方を工夫したりと
面白がって色々遊びすぎたこともあり
やりたくなくてサボっていたことを
再開することにしました。


それがミニチュアの皿の絵付けです。
資料にしている柴田コレクションの画像を
そのまま転写して使えると楽なのですが
ミニチュアにする場合には限界があります。

原画では3本の線なら2本で済ませるなど
ミニチュア化するための引き算が必要です。
他にも使える部分と使えない部分もあり
そこは他と組み合わせるたり自作するとか
何らかの工夫が必要になります。



この皿は模様の一部を別の模様に変えました。
さらに伝統的には使わないない黄色と黄緑の
組み合わせにして新しくなるようにしました。



この皿は周りを新しい模様に変えることに。
分度器できちんと分割してから下絵を描き
上絵の具で輪郭線を入れることにしました。
古伊万里の皿など分割が均等でないことが
多くあるのでそのまま写すと悲しいことに😄



アイデアを思いついた皿から線を描いたり
色をつけたりして何度か焼いていきます。
そのため決まらない皿はお仕置き部屋へ。



窯から出した直後の炉床板の上の皿

少なくとも3回以上は焼いて色数を増やし
最後に金彩を入れることが多くなりますが
そこまではマスク同様悩みながら進行します。

   💛    🇺🇦    💙


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