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BMW M135i日記⑥自動化

 前の車から思っていたことではあるのですが、車にBluetoothが装備され、ハンズフリー通話が可能になると、それを自動化できないかと思っていました。車に乗ったらBluetoothオン、降りたらオフ。しかし、なかなかいい手が見つからず、いちいちスマホのオンオフ操作をしていました。オンにしていないときに限って電話が鳴り、車を止めたり、出られなかったりという機会がありました。今回、BMW M135iに乗り換えて可能になりましたので、その手法をご案内したいと思います。


ソフトウェア:MacroDroid

 今世の中はDXだRPAだと喧伝されています。結局、論理的にフローチャート(手順書)が書けるかが決め手だと思っています。
 自身のスマホにも自動化ソフトを入れていますが、現在使用しているのはMacroDroidというものです。以前はIFTTTを使っていましたが、こちらに乗り換えました。
 さまざまなことを契機(トリガー)として動作を促します。それまで使っていたのは、ジオフェンス(ある場所に入ると機能をオンする)とアラーム(毎日定時に機能をオンする)の2つだけでしたが、今回、何かできないかと探りました。

トリガー:Wi-FiのSSID

 BMWには、無線LANが標準装備されていますが、スマホなど他の機器を接続することはできません(接続用のパスワード非開示)。最初はこのIPアドレスでスマホと接続した場合をトリガーとしましたが、電波があるだけでは動作しないようです。
 その後、LAN固有の「SSID(サービスセット識別子)」というもので接続を試みたら、パスワードがなくても無事起動しました。これをトリガーにして、Bluetoothのオンと、テザリングのオン(ユピテルのレーダー探知機用:スマホとテザリングでつなぐことで、各種データのアップデートが可能)を動作させています。

セットアップ

 実際に使ってみてもストレスなく動作して、手間が一つ省けます。車に乗り込むと起動し、しばらくするとレーダー探知機がデータのダウンロードを始めます。また、カーナビ画面上にもアンテナ表示が出て、スマホがBluetooth接続されたことを確認できます。

気づき

 じゃあ一緒にと、車を離れたらBluetoothとテザリング双方オフというマクロを作成しましたが、スマホとLANはつないだり切ったりを繰り返しているようで、スマホの動作が不安定になりました。このため、オフは自力でやることにしました。
 筆者初めてのRPA、悪いものではないなと。

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