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【後編】普通の女子大生だった私が、WEBエンジニアをファーストキャリアに選んだ訳。

前回に続き、私がWEBエンジニアとして内定をいただくまでのことを書いていきたいと思います。

エンジニア職を志すも、
何をすればいいか、わからなかった3ヶ月

WEB系のエンジニアになりたいなと思い始めたのですが、
具体的に何をやればいいかわかりませんでした。

周りにエンジニアになりたい人はいましたが、
SIerを目指す人だけでした。

その時は、 WEB系もSIerと同じで、
プログラミングスキルってそこまで求められないんじゃないか?と勝手に考えていました…。

後でわかったことなのですが、SIerは就活時にプログラミングスキルを
求められない会社が多いですが、WEB系は必須だと感じました。

WEB系の企業で初心者歓迎の所もあります。
最初の方はそのような企業を受けていたのですが、
結果的に落ちるか、選考を辞退しました。

その時の要因は以下の二つだと感じました。

・WEBエンジニアになりたいという気持ちが固まってなかった。
・社員の方にあまり惹かれなかった。

一つ目は、インターネットで果物を販売したり、インターネットに関わりたい気持ちはあったのですが、エンジニアになりたいという気持ちをはっきりと持てていませんでした。
プログラミングもC言語しかやったことがなかったので、自分がWEB系の言語を使って仕事をするイメージが湧かなかったです。
そんな状態で面接で言う志望動機には説得力が無かったなと思います。

二つ目は、初心者歓迎の企業は限られるため、自分のやりたいことや社風にあった企業が少ないから感じたのだと思います。
プログラミングスキルがあれば受ける企業の幅が広がります。
また、私が行った企業だけかもしれないので、誤解しないでいただきたいのですが、技術力やモチベーションなどが少し低いかなと感じました。

このように、エンジニア就活を始めたものの、何か違和感を感じていました。このまま就職しても、自分は納得できるのかと考えていました。

東京に上京した3月、プログラミングスクールに通う

3月から就活でお世話になった先輩から紹介してもらった、東京のプログラミングスクールに通うことに決めました。

今までWEB系のプログラミングを独学しては挫折していたので、
東京にいる機会がチャンスと思い、スクールに申し込みました。

正直、就活解禁の3年の3月からプログラミングスクールに通うなんて、遅すぎると思います。もっと早く通うべきだった。

ですが、その時は色々迷っている暇はないし、エンジニア以外の選択肢を考えられ無かったため、就活と並行して通うことに決めました。

この決断が、私の就活を大きく変えました。

初心者が一ヶ月でWEBサービスを作り内定をもらうまで

3月の初めは、一旦就活を休止し、選考や逆求人で見せる成果物作りに励みました。
WEBエンジニアとしての就活は成果物がないと一次選考に通るのは厳しいと言うことをこの時初めて知ります。

プログラミングスクールで同期の人の10倍速ぐらいで教材を終わらせ、3月の終わりに自分のWEBサービスを完成させました。それを持って選考を受けはじめます。

正直、プログラミングを初めて1ヶ月で作れるものは、大したものではないし、周りと比べられないほどのクオリティの低さです。

ですが、成果物を作るか、作らないかはエンジニアの就活において、圧倒的な差をうむと思います。理由は以下の通りです。

・成果物を通して自分がやりたいこと(志望動機)を説得力を持って言える
・言葉だけでなく、エンジニアになりたいことを成果物を通して証明できる

私の場合、「規格外の果物を売りたい農家さんと、買いたい消費者をつなぐマッチングサービス」を作ったのですが、

「今まで捨てられていた果物がITの力で誰かに届くように、ITで人の生活を豊かにしたい。この成果物を作ったように、自分がそのようなプラットフォームを作る側になりたい。」

ということを話せました。もし成果物が無かったら、以上のことを説得力を持って言うことができなかったと思います。

そして、技術力で劣る分、それ以外の部分をアピールしました。

私の場合、努力で逆境を乗り越えてきたエピソードや、将来に自分が地元を盛り上げられるような事業をしたいことを話しました。

エンジニアとしてのスキルはすぐに付けることはできない分、
自分の強みや、将来自分がどうなりたいかを整理することで、
今の技術だけでなく、将来、会社に貢献できる人だと思ってもらえるよう工夫しました。

逆求人イベントでも、技術力をアピールはできないので、自分の強み、やりたいことを整理し、友達にプレゼンを聞いてもらうなどして、自分の良さを知ってもらえるよう、努力しました。

結果的に、恐れていた逆求人イベントも、自分の人柄やポテンシャルを評価してもらえ、選考に進むことができる企業があり、参加してよかったなと感じました。

泣いてばかりだった、4月を乗り越えて

4月になり、大学の研究室、授業が始まります。
3月のようにずっと東京にいることは厳しく、行ったり来たりで大変な日々でした。

3月後半から、少しでもいいなと感じた企業を片っ端から受け、2社最終選考まで進むことができました。

想像以上にうまく行って、自分でもびっくりしました。
ですが、そんな時、エンジニアの就活支援をしている方に言われました。

「そんな技術力だとおそらく、今受けている企業に受かるのは厳しい。
他の企業を受け始めないと、いつまでも就活終わらないよ。」

とても絶望し、その後一年分は泣きました。

エンジニアとして就活事情をあまり知らなかった身で、
私が受けていた企業はレベルが高いと言うことを、その時初めて知りました。

大学も始まるのに、これからまた就活をリスタートさせなきゃいけないのか。
たとえ受かったとしても、私のような人間がやっていけるのだろうか。

不安で仕方なかったです。
それと同時に、研究室の先生からも、東京で就職することについて無理だと言われていたので、メンタル崩壊してました。笑
でも、やれるだけやってみようと思いました。

エンジニアとして就職して、ついていけるかなんて保証できない。
だけど、自分が今やりたいことがこれなら、覚悟を持って飛び込んでみよう。
失敗したって、拒否されたって、ありのままの自分で行こう。


最終的に、志望した2社とも内定をいただくことができ、就活を終えることができました。

最後に

私のWEBエンジニア就活について、少しでも誰かの役にたつと幸いです。

新卒でWEBエンジニアになるという選択を正しいのかどうかいまだに、考えることがあります。

私は正直、プログラミングスキルだけで生きていける才能はないと思います。そう言う面で、エンジニアになるべきか悩むこともあります。

ですが、プログラミングによって生み出されるサービスを通して、自分の生活が変わったように、誰かの生活を変えたい。
そんなサービスを自らの手で作りたいと言う思いは、人一倍あると思います。

就職するまであと半年ですが、プログラミングや、SNSの活動を通して、自分のやりたいことや想いをアウトプットして、誰かの生活に少しでもいい影響を与えられるような人になれるよう頑張ります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

youtubeも見ていただけると幸いです!



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