【犬塾】

犬と暮らす

本当の意味を知らない飼い主さんが
たくさんいる現実を

身を持って教えてくれたのは
紛れもなく大好きなコニーでした。

犬はそれまで
外に繋がれているものだと
思っていました。

本当は部屋の中で一緒に暮らしたいと
子供の頃から
アメリカ映画を見た時
憧れてはいたけれど

日本の家では小型犬しか
暮らせないと思い込んでいました。

でも
大きな犬と一緒に過ごしたいと
常に思っていました。

そしてついにその時が来ました。

コニーが私の一人暮らしのアパートに
やってきたその日から
その夢はかなった。

そう信じていました。

ところが

トイレはどう教えたらいいのか
散歩はどうやって歩いたらいいのか

全く知らなかった・・・

それでも犬とは
暮らすことができるものです。

トイレは失敗したら
片付けたらいいし

散歩する時引っ張られても
我慢したらいいこと。

ドッグトレーニングなんて
警察犬が行くところだと思っていたし

お金のかかることは
ドックフードだけだと思っていました。

でも現実は違いました。

暴れ始めた大型犬を
どうやってとめたらいいのか

泣いても叫んでも
通じない相手と
どうやったら仲良く暮らせるのか
わからなくなってきて
途方に暮れていた毎日。

コニーの気持ちなんて
これっぽっちも理解しようと
思っていなかった。

私が思う
理想の犬との暮らしに
当てはまれば

言うことを聞いてくれたら
それで良かった。

犬はおもちゃではない。

今は声を大にして言っているけれど
それは

おもちゃ扱いしていた事が
とても大きな間違いだと
気づいたからです。

可愛くて
言うことを聞いてくれる。

それが犬だと
勘違いしていたことを
気づいたからです。


犬が問題行動を起こすのは

認めて欲しいというサイン。

あなたのお人形ではありません。
自分たちには
意志も感情もあります。

という主張。

暴れるのは
子犬だからではありません。

子犬だから暴れてもいい。
そんなルールはありません。

家具を噛むのは子犬だから許す。
そんなルールはありません。


人は
大人になってから

それは違うと伝えても
納得するのに時間がかかりますが

犬たちはとても素直な動物。

犬たちの気持ちを無視してきたのですから
犬たちの気持ちを理解してあげたら
信頼してくれます。

犬たちを理解してあげることとは

『犬を知る』

私たち人間が
勘違いしていることを
素直に認めて正したら

犬たちは私たちの言い分を
認めてくれます。


それが

家族として共存する。

という意味。

コニーが塾長を務める

【犬塾】

今までの人間の当たり前が
いかに間違っていたか

ひとつずつ紐解いていきます。

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