今回も

お会いできてよかった。
心から感じた
訪問相談でした。

呼んでくださってありがとうございます。

犬たちの行動の理由

犬たちが噛む、暴れる

それには全て理由があって
その理由は

噛む、暴れることにフォーカスしていると
見えないのです。

今回
訪問相談で呼んでいただいた
ひまわり君4歳のスタンダードプードル男の子

お父さんとお母さん以外の
ご家族にも背中に飛びかかる

服も破れたり
大暴れで大変だということで
ご連絡いただきました。

玄関でお出迎えしてくれたのは
トイプードルのモカくん。

こんにちは。
とごあいさつのできる

とても賢そうなおとなしい男の子でした。

ところがリビングに
通していただいた瞬間から
ひまわりくんは吠えて吠えて
話もできないくらい。

このお宅は
トイプードルの男の子と
10歳になるラブラドールの男の子
３頭で暮らしています。

しばらく
知らん顔していても
なかなか吠えるのはおさまらず

サークルの中で吠え続ける子。

サークルの前に立つと
一瞬にして吠えるのをやめ
後退りしていきます。

そこで
スリップリードを
@magicaodog_ayumi.i
あゆみちゃんにかけてもらい

すわらせたらすぐにすわり・・・。

それからは一切吠えなくなりました。

そして
クレートを持ってきてもらい
ひまわりくん
モカくん
それぞれにクレートに入ってもらったら

暴れることもなく
もちろん吠えることもなく

静かに寝ていました。

そして色々なお話をしていたところへ
ご家族である息子さんが
帰ってこられたら

クレートから吠えたのは
おりこうさんで
吠えたこともなかったはずの
モカくん。

あの激しく飛びかかり
噛むと言われたひまわりくんは
一言も吠えなかったのです。。。

ここで
原因がわかりました。

おりこうさんで
誰からもいい子だと
認めてもらっていたモカくんは

そういう子を演じていた可能性が高く
常にその精神状態をキープするためには
かなり緊張していたり
気を張っていたりしていたはず。

その緊張と気を張るという
辛い状態がストレスになり
常にイライラして

ひまわりくんに影響していたのです。

お父さんとお母さんは
モカくんを賢くていい子だと
一目おいていたために
ひまわりくんからしたら

伝えても伝えきれないと思い

息子さんにそれを訴えていた。
本気で噛むことは簡単だったけれど
本気で噛みたかったわけではない。

自分の辛さを汲み取って欲しかった

本気で噛もうと思えば
噛めたはずなのに

ただのかすり傷や服を破るという
そこまでであえて抑えていたのです。

ということがわかり
モカくんも、ひまわりくんも
クレートの中でしっかりと
休ませてあげてほしいと
お伝えしたので

今日からしばらくは
クレートの中で

心と体を休めてもらうことを
スタートしました。

クレートは
どうしても閉じ込めるようで
かわいそうだと思われる
飼い主さんがとても多いのですが

逃げ場のない不安と恐怖に
晒されている心と体を休めるには

クレートが一番最適な
パーソナルスペース。

とにかく今は
そうしてあげてくださいと
お話をさせていただき

お宅を後にしました。

もっと早くに出会っていれば・・・。
たくさんの飼い主さんは
そうおっしゃいます。

でも伺ったその日より
早くても遅くても

その時ではなかった。

伺ったその時が
ベストなタイミングだった。

毎回そう思うのです。

今日からがスタート
しあわせへまっしぐらに
進んでいただきます。

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