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【先日の訪問相談】

【昨日の訪問相談】

お友達からのSOSをいただきました。

事前情報としては
3歳のmix犬の女の子

散歩の時の引っ張りがひどく
70歳を超えたお母様が
お散歩に連れて出た時

突然出てきた猫に向かって
走り出したその子に

引きずられ転倒。
顔面を強打され
口の横を一針縫うという
大怪我をされたということ。

ご本人に
直接お話を伺うために
訪問させていただきました。

お宅に到着すると
玄関横に繋がれているその子は
激しく吠えていました。

犬小屋はありますが
ガリガリに噛んであり
地面は穴だらけ

結構大変な状況でした。

すぐにお母様ご本人が出てこられ
やはりお顔が内出血で
相当大変な状態になっておられました。

その時の状況をお聞きし
毎日のその子との様子もお聞きしたところ

1.犬は走りたいもの
2.散歩は行かなければならないもの
3.いつも声をかけて構ってあげないと寂しいもの

毎朝5時に近くのドッグランへ連れて行き
走らせるのですが
お母様に向かって体当たりするとのこと

ドッグランまでは散歩がてら歩いていくので
その途中引っ張られて何度も転んだことがあり

転んだ拍子にリードが手から離れて脱走

近所の人たちや保健所の人にお願いして
捕まえてもらったことも何度かあったとのこと

最近では、ちょっと叱ると歯を向いて
噛みそうになること。

おそらく20kg前後だと思われるその子は
病院へ連れて行っても暴れるので

病院からは
症状をまず動画で送ってください。
直接来ることは避けてください。

と言われているため
避妊もできる状態ではないこと。

ここまで聞くと相当問題があると
思われますが・・・。

実は娘さんには一切そういうことは
ないのです。

これはどういうことかというと

もう70歳を超えたお母様の手には
おえる状況ではないということ。

お母様は可愛いから
色々してあげたいことだらけと言われますが
もうその子はお母様には
何も求めていないのです。

拒否しているも同然の状態です。

それは
お母様のことを気遣ってなのか
ただ単純にもう構って欲しくないのかは

もう少し様子を見なければわかりませんが

このままお母様が同じように
この子に接していると

お散歩の時にさらに大怪我をされるか
もしくは噛まれるかのどちらかだと
お話をさせていただきました。

以前もトレーナーさんに来ていただき
お散歩の練習をてもらってということですが
その時はちゃんと歩いた。

と言われます。

何れにしてもお母様がお散歩にくことは
もうかなり難しい状況なので

お母様にお伝えしたのは

「私がこの子の世話をしなければならない」

この気持ちはよくわかりますが
体力的にもかなり危険なので
娘さんに任せてください。

ということ。

犬は走りたい。
その考え方からも少し離れてもらうこと。

この子のお世話でかなりお疲れのようなので
ちょっとお世話から離れてください。

ともお話しさせていただきました。

娘さんと後でLINEでお聞きしたところ
以前のトレーナーさんにも同じことを
言われたとのこと。

娘さんが何度話しても
聞き入れてもらえない。

ということで今回呼んでいただいた
一番の理由はそこでした。

まずは1ヶ月私がお話ししたこと

1.お散歩は娘さんに任せること
2.もちろんドッグランへ行くのはやめること
3.この子に声をかけるのをやめて
そっとしておいてあげること。

この3つのことを守ってください。
と最後にお伝えし

また1ヶ月後訪問させていただき
お母様のお話を伺うことになりました。

私たちはドッグトレーナーさんと違って
犬たちの行動を修正するのではなく

飼い主さんのお話をとことんお聞きし
犬との関係を一番良い状態へと
修正していきたいと考えています。

来月訪問させていただくまで
お母様がお散歩に行かないことを
願ってやみません。

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