あきらめないで


私たちが相談をいただき
まず始めにお伝えするのは


『寝かせてあげてください』

なぜなら

子犬の頃にお迎えしたら
そりゃ可愛い❤

可愛くて
可愛くて

どーにも可愛い❤

わかります。

うちのリリーだって
生後4ヶ月の時にお迎えして
そりゃぁ可愛かった。

何しても可愛くて
今だから言えるけど

たった4ヶ月で
コニーと一緒に
少し遠出したら

ストレスで
膀胱炎になってしまった。

そう
私自身も
最初から今の知識があったわけではなく
いくつかの失敗を繰り返して
今に至るのです。


コニーには
お留守番フリーにしていて
誤食はいつもだったし
脱走して近所を走り回ってたし
挙句の果てに
依存してしまい
ストレスから下痢をさせてしまったし

本当にありえない飼い主でした。


それでも
私は精一杯コニーを
愛していたつもりだったのです。

犬という動物を
よく知らなかったばかりに
間違ったそして、偏った
私の自己満足でしかない
愛情をひたすら注ぎ続けた。


知らないから起こしてしまった悲劇


今も時々胸が痛みます。

難しい
オペラント条件づけやら
クリッカートレーニングやら
一通り学びましたが

現場はそこじゃない。

現実には
一頭、一頭全て性格も
環境も違うのに

同じ事を伝えるのもおかしいと
思い始め

問題行動の原因のほとんどが

『睡眠不足』

いつもうちの子寝てます。

と思われるかもしれませんが

私達も

ソファでうたた寝しても
疲れが全く取れないどころか
風邪を引いたりします。

寝る時はベッドで。


ベッドも置いてあります。

大広間の真ん中に
布団を敷いて寝なさい。
と言われても
落ち着いて眠れない。

6帖位の
自分の体にあった広さのお部屋に
ふかふかのベッドを置いてもらえば
熟睡できる。

お部屋の広さが合ってないと
寝ているようで
寝れていない。

それが睡眠不足の原因となり
睡眠不足からイライラし

飼い主さんの声も耳に入らない。
ちょっとのことで怒る、唸る、噛む

まずは
睡眠不足を解消すること。

ここをクリアしたら次。

でも
私たちがお伝えすることは
あくまでも経験談。

私たちがお伝えすることをベースにして
飼い主さんが
ご自分の家族である犬たちの
様子を見ながら
カスタマイズしていっていただくのが

ベストな方法です。


私たちがお伝えしたことを
そのままやってみてもらって

自分達には合わない。
できそうにない。

それでも気にされなくても良くて
その代わりに
私たちがお伝えしたことをベースに
飼い主さん流に
アレンジしてみる。

飼い主さんたちが
犬を知ろうとし
犬のために何がベストなのか

考えていただくことが
とても大切なのです。

ここには正解はなく
飼い主さんが見つけられた方法が
正解なのかもしれません。


時間の経過とともに
以前は正解だったと思われた答えが
また違ってきた。

ということも出てきます。

ここで終わり。

は無いのです。


だからこそ
犬との暮らしは
とても楽しいもの。


あきらめず答えを探し続けてください。

どんなときも
そばで見守っていますから。


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