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第7回公認心理師試験の試験日が3月3日(日)に決まりました!

皆さん!
こんにちは。
京都コムニタスの吉山です。

第7回公認心理師試験の試験概要が発表されました!

これまでは、ブループリントの発表は試験日よりも遅れてされることも多かったのですが、変更点がそれほどなかったためか、同時に発表されました。

では、試験概要について、少しまとめてみましたので、
注意点など、ポイントを見ていきましょう。

第7回公認心理師試験を受験予定の方は必見です!


○受験申込受付期間

2023年12月11日(月)から2024年1月9日(火)(消印有効)まで

受験申込受付期間は、日程的にはどの大学も修士論文の追い込みの時期となっており、締め切りは修士論文の提出の時期とほぼ同じ時期のところも多いと思われます。修士論文に追われ、受験申込の準備が整わずに、受験できないことがないよう注意が必要になるかと思います。

○受験票交付

 2024年2月14日(水)

○試験地と試験会場

試験地 【東京都】 【大阪府】
⑴ 受験希望地は以上の2試験地いずれかの選択となります。
⑵ 申込時に希望した受験希望地の変更はできません。
⑶ 希望した受験希望地の受験者数が定員を超過した場合、他試験地の会場となる場合があります。

○試験日

 2024年3月3日(日)

○合格発表及び試験結果通知書

 2024年3月29日(金)14時予定

 ○受験票交付と○試験地と試験会場、○試験日が主に関係してくるのは、関東圏や関西圏以外の前泊が必要な地域に住んでおられる方々になるかと思います。それぞれ、東京都のどこの会場か、大阪府のどこの会場か、という情報がはっきりしていませんので、試験会場が分かる2月14日以前にアクセスがしやすいところに宿泊先を予約しておくか、それとも、2月14日に試験会場が分かってから予約するか、どちらの判断をした方がいいか、受験する院生の間で意見交換してもらっておいてもいいかと思います。
 また、試験日の3月3日は、ほぼ予想通りではありましたが、区分Aで受験する現役の修士2回生にとっては、実習、修士論文、就職活動とともに試験勉強を進めていくことが求められます。
スキマ時間を活用したり、どの科目をいつまでにどうやって勉強するのか、計画を立てて学習時間を作っていかないと、忙しい中でどうしても試験勉強が後回しになってしまいかねません。

○見込受験の場合(2024 年3月 31 日までに修了する見込みの者  に限る。)

受験申込受付期間〔2023 年 12 月 11 日(月)から 2024 年1月9日(火)(消印有効)まで〕において見込受験に該当する者は、以下の方法で受験申込みすること。

この第7回公認心理師試験の受験生の多くは、現在修士2回生の区分Aの学生になるかと思います。特に、卒業した大学と在学中の大学院が異なる学生は、卒業した大学に「卒業証明書・科目履修証明書」(大学用・区分A及びB)の作成を依頼する必要があります。また、修士2回生の学生は、見込受験(2024年3月31日までに修了する見込みの者に限る。)に該当するため、「修了証明書・科目履修証明書」(大学院用・区分A及びE)への記入を所属する大学院で作成を依頼する必要があります。これらの書類は、今からでもダウンロードすることができますので、早いうちに作成の申請をしておきましょう。

○見込受験証明書提出期限

2024 年 04 月 19 日(金)まで(消印有効)
区分 A:受験申込受付期間において『修了(見込)証明書・科目履修(見込)証明書』を提出し、センターの指定する期間〔2024 年4月 19 日(金)(消印有効)まで〕に、改めて『修了証明書・科目履修証明書』を提出すること。
※ 受験票の受験資格欄に 「見込」と記載がある方は、受験資格が確認できない場合及び必要書類を提出期限までに提出しない場合、試験は無効となり、結果通知は発行しません。

区分Aで受験する現在修士2回生の学生は、2024年3月29日(金)の合格発表後、2024年4月19日(金)までに改めて「修了証明書・科目履修証明書」(大学院用・区分A及びE)を提出しなければいけません。これを忘れてしまった場合、「試験は無効」になると記載がありますので、4月から新たな環境に就職し、その職場に慣れることに頭がいっぱいになって、提出できないことがないように注意が必要です。

○試験委員

6人の先生が交代しました。新任の先生は、以下の先生方です。(敬称略、順不同)

新任の先生方の専門領域に多いのは、教育・学校心理学の領域のです。退任された先生方に教育・学校心理学の領域の先生もおられましたが、退任された先生よりも新任の先生の方が、この領域を専門としておられる先生が多くなっています。この交代が、試験問題に直接反映されるかどうかは分かりませんが、場合によって、教育・学校心理学の領域の問題がやや増加する傾向が第7回公認心理師試験では見られるかもしれません。

○ブループリント(公認心理師試験設計表)

ブループリントについては、大きな変更はありませんでした。
正直なところ、言葉が整理された程度です。
これまででしたら、新しいキーワードが追加されたのでそのキーワードが狙われやすい、出題される可能性がある、ということも毎年のようにお伝えしてきましたが、この第7回公認心理師試験では、そのような傾向はありません。その代わりに、第6回公認心理師試験のときにキーワードの整理や変更、新しく追加されたキーワードが多くありましたので、その中で、「第6回公認心理師試験のときに出題されなかったものが今回の第7回公認心理師試験で狙われる可能性がある」という視点は持っておく方がいいかもしれません。