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幸せで包み込む、いちご大福のポテンシャル

2月〜3月にかけて、私の一番のたのしみは『いちご大福をほおばること』だ。

私は、あんこが大好きで、とくに豆大福がイチ押しだが、「シーズンもの」だとダントツに『いちご大福』をあげる。

一般的に大福は色々ある。
王道の豆や、栗、あんずなど。生クリームやフルーツ、チョコ系も捨てがたい。

でも、、この季節はいちご!断然、いちご!

まず、このきれいなフォルムを見てほしい。



角がない、まあるい幸せなかたち。

そして、この、透明感。
うっすらほのかなピンクが見えるのが、頬を赤らめているようでとてもかわいい。


そしてさらに、のせてみる。

手のひらにおさまる幸福。

私は、毎シーズン榮太樓總本鋪のいちご大福さんにお世話になっている。
お餅がやわらかくて、あんこの量もちょうどよく、いちごも旬で毎シーズンブレなく美味しい。

今日も開店直後にいき、定員さんに早速聞く。

「このいちごは何をつかっていますか?」

定員さんが答える、
「とちおとめです。」

この時期スーパーに並ぶ、あの代表品種とちおとめ。
スカイベリーやあまおうに比べて、小粒で控えめ。でも、定番の品種として日本のいちご界に君臨し続けている。

この、控えめなとちおとめ。
いちご大福になると、また違った顔になる。存在感がすごいんです。
とってもみずみずしくて、少しの酸味とそれを超える爽やかな甘さが鼻に抜ける。あんことのハーモニーがいいセッションを生み出していて、お餅がやさしくその2人(いちごとあんこ)を包み込む。

とちおとめってすごい!

おいしくておいしくて、興奮。

榮太樓總本鋪さんに届いたみたいで、倍嬉しかった。

食べてからもう10時間経っているけど、食べたときに包まれたあの幸福感が今も続いている..なんてすごい。
今日は1日おだやかに機嫌よく過ごせたし、もういちご大福は私にとって「心の良薬」といっても言い過ぎにならないくらい、私にとって大切な存在。

このnoteをみて、気になったらぜひこの旬な時期を逃さずに食べてほしいなと思います。

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