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Arctic Monkeys - Tranquility Base Hotel & Casino(2018)


Arctic Monkeys - Tranquility Base Hotel & Casino(2018)

The Carに痛く感動して、色々調べている間に、前作のTranquility Base Hotel & Casino(以降、6枚目)から通ずる作風ということを知った。また6枚目はAMから5年の沈黙を破ってリリースされた新作だった、ということらしい。その5年の間に何か試行錯誤していたのだろうか。

ちなみに巷での評判は
・6枚目を聴いてから、7枚目を流れで聴くとよりよい
・7枚目はいいけど、6枚目は微妙
・6枚目も7枚目もなんだよこれ、初期が好きだ!
・長いこと聴いてようやく傑作だと思うようになった
らへんかなと思っている。

ぼくの感想としては、7枚目はもちろん傑作だけど、6枚目も微妙に違ったテイストで楽しいと思っている。

たしかにこの2作は「サウンド面」や「ソングライティングの方向性」において共通するところが非常に多い。ただし比較して聴いてみると、7枚目より6枚目の方が、また少しロックの香りが残っている。つまり7枚目が多少シネマティックで美しい印象なのに対して、こちらはもう少しファンキーで、トリッキーで、輪郭を捉えやすい。

特にラスト3曲は、その色が濃いと思う。(中でも、特に人気曲というわけではなさそうだが)

リズムの遊び方がかっこいい曲。こういう発想は7枚目にはない魅力だと思う。👇

途中のスライドギター?のような音や、強く歪んだギターの対比がかっこいい。アレックスの歌唱も泥臭いかっこよさがある。

最後の曲は非常にビートルズを元祖とする古き良きUKロックのサウンドのようでもあるし、ソウルのようでもある。ウルトラチーズ・・・?

傑作具合でいうと7枚目の方が好きだけど、6枚目は6枚目でまた少し違った良さがあると思った。


普段、ライブなどあまり行かない派だけど、わざわざクリエイティブマンのなんかの会員登録をして、アクモン来日公演のチケット抽選に申し込んだ。昔とても好きだったバンドに数年の時を経て再燃できていることは凄いことだと思ったからだ。レッチリの来日公演も友達と抽選に申し込んだ。レッチリも同様に相当入れ込んだバンドだ。新譜をじっくり聴いて臨みたい!

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