相手の話を『聞く』ということ
こんにちは!あいでんです。
最近になってひしひし感じることがあります。
それは”伝える”という行為の難しさです。
学年が一個あがり、ゼミ内では最上級生という立場になりました。そうともすれば、いろんな機会で後輩たちに”伝える”という機会が増えるのですが(この「伝える機会」はプライベートというよりも、講義時間内やプロジェクト内を指す)、これがなかなかうまくいかない。
思い返せば、今まで聞いてくれている側が自分の言わんとすることをどれだけ察しながら聞いてくれていたのか、ということを明確に示している。
そんなタイミングで見たTED Talks。
かなーりざっくりまとめると内容はタイトル通りの話で、「まずは相手の話を聞きましょう」というもの。
ごくごく当たり前の話なんだけれども、私はこれをやっていない気がする。できていないではなく、やっていない。
以前から何度も言っているが私は無性の喋りたがり屋だ。喋りすぎの是非については今回はさておき、相手の話も聞かずに喋り続けているのだから極悪人以外のなにものでもない。
しかしながら"聞く"といっても大きく分けると2パターンあると思っている。
「聴く」と「聞き出す」という2パターンだ。
前者は、相手の話を素直に受け止め、受け入れるという意味での「聞く」。
後者は、こちらから問いかけをすることで引き出すという意味での「聞く」(問いただすということではない)。
Tゼミの組織の風土の影響なのか、ゼミ選やプロジェクトの影響なのかは定かではないが、後者の「聞き出す」ということは意識できている気がする。
が、前者の「聴く」ということはほとんどできていない。話を途中で遮ったり、素直に聞き入れることができずに突っぱねてしまうことが多い。
それができないのはおそらく「素直」ではないからではないだろうか。
相手の話を「聴く」ためには素直さが重要だと思う。素直であるということは、すでに受け入れる状態ができているということだ。
逆に言えば、素直ではないが故にバリアを張って相手のことを受け入れずに「聴いてない」のだ。
先日、新しく入ってきた後輩に「素直、実直、嘘をつかない」ことが大事だと言いながらも、自分ができていないという。なんともブーメランだ。
そもそもこれができていなければ「聞き出した」ところで意味がないではないか。だって聞き出したことすら「聴いてない」かもしれないんだから。
話は少し逸れるが、ブログを始めた時にこういうことを述べていた。
モノゴトの説明をしないところが悪いところだと言われ続けてますし、今年1年は言語化する、文章にする、相手に伝えるということに散々苦労しました。
根源は言語化や説明をしないことではなく、相手の話を聞かないこと=相手に優しくないことだったのだ。
マルシェでは私の喋りたがりも当然抑えなければいけないし、JKの話を聞くことが多く求められるだろう。
せっかくの機会なので『素直に聴く』、『聞き出す』という"聞く"という行為を意識して取り組もうと思う。
まずは日頃のミーティングから意識してきます。
それでは、また次回!
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