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PS5は買うべきか。PS5のいいところ・どんな人におすすめか紹介

コンパクトになった新型へ移行し、さらに世界累計販売数が5000万台を突破したPS5。一方でゲーミングPCも需要が高まり人気です。
その中で「PS5よりもゲーミングPCを買ったほうがいい」という意見があります。
PS5は買うべきなのか。私なりの考えをまとめます。



実は超コスパが良い

PS5の価格

通常版(ディスクドライブあり) ¥66,980
デジタルエディション(なし)  ¥59,980

前世代のPS4・PS4proからかなり価格が上がりました。発売当初の初期型は¥60,000ほど。11月から発売した新型から円高の影響で価格はさらに上昇しました。

それでもコストパフォーマンスの面でPS5はとても優れているんです。

GPU

AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine
レイトレーシング アクセラレーション
周波数:最大 2.23GHz まで可変 (10.3 TFLOPS)

Playstation 公式ブログより

このスペック表で見るポイントは2つ。

ひとつは「レイトレーシング」という最新のグラフィック技術が使われていること。これは光や反射の表現をより細かく、キレイに表現するものです。
そして「10.3 TFLOPS」。これはGPUの描画性能を示しています。これは単純に数字が大きいほど性能が高く、グラフィックが精細なゲームでもキレイ・なめらかに表示できます。

ゲーミングPCのGPUだとNVIDIAのRTX3060とRTX3050がいちばん近い性能。PS5はその中間にあたります。

RTX3060 12.8 TFLOPS
PS5    10.3 TFLOPS
RTX3050  9.09 TFLOPS


カスタムSSD

PS5のストレージは一般のSSDとは違い、PS5用に独自設計されたカスタムSSDです。最大5.5GB/sの読み込み速度を実現し、ゲームの起動時間やファストトラベルなどのゲーム内の読み込み時間が大きく短縮されました。

ゲーミングPCで採用されるM.2 NVMe規格の最新世代SSDは一般的に5GB/s以上の読み込み速度。

つまりPS5のストレージは最新のゲーミングPCとほぼ同格の性能です。

市販の内蔵型SSDでは7GB/sとPS5のスペックを超えるものもありますが、価格は最低でも¥10,000前後します。


同じスペックのゲーミングPCと価格で比較

上記のGPUとSSDをそろえるだけでも約¥47,000~50,000かかります。
そのうえ、CPU・マザーボード・電源・ディスクドライブなどのパーツ、さらにコントローラーも含まれるので本来¥66,980で収まるわけがないんです。
PS5がどれだけ高コスパかわかるとおもいます。

さらにPS5とゲーミングPCを比較するとコスパの良さがわかります。

CPUやメモリなどのほかのパーツもPS5と同等に組まれたゲーミングPC※だと価格は約¥110,000~¥130,000になります。PS5の価格と比べると最安でも¥44,000ほどの差があります。

※参考PC:パソコン工房LEVEL∞

見落としがちな初期費用

またゲーミングPCの場合、PC本体だけでなくモニター・キーボード・マウスも必要になります。どの程度の環境でプレイするかで費用は大きく変わり、ゲーミング用を一式そろえると最低でも¥50,000ほどかかります。

一方、PS5は本体を買えばテレビにつなげてすぐプレイできます。PS5は対応しているゲームであれば最大120FPSでプレイ可能。その際はゲーミングモニターが必要になりますが120FPS出せるモニターであれば最低でも¥17,000前後で手に入ります。

本体価格だけでなく、初期費用の面から見てもPS5は安いです。

ゲーミングモニターもPS5をきっかけに手にしたい方はこちら。モニターの基礎知識と価格別でモニターを紹介しています。


遊べるゲームがそろってきた

PS5が発売されてすでに3年経ち、また近年では良作ゲームが途切れず発売されています。PS5で発売されているおすすめゲームを紹介。

PS5でアップグレードされるおすすめゲーム

ボーダーランズ3(120FPS対応)
バイオハザード7・ヴィレッジ(120FPS対応)
バイオハザードREシリーズ(120FPS対応、RE4のみ60FPSまで)
Call of Duty®: Modern Warfare® III(120FPS対応)
モンスターハンターワールド:アイスボーン(60FPSまで)
モンスタハンターライズ:サンブレイク(120FPS対応)
FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE(60FPSまで)
サイバーパンク2077(60FPSまで、最新パッチがPS5のみ対応)
Ghost of Tsushima(60FPSまで)
ホグワーツレガシー(60FPSまで)
APEX LEGENDS(120FPS対応)

こちらはPS4でも発売されていますが、PS5だとさらにグラフィックとFPSが向上します。
サイバーパンク2077はアップデートによりバグや不具合の改善だけでなくゲームシステムも大幅に改善されたのですが、最新パッチはPS4版では非対応になりました。なので最新の状態でサイバーパンクを遊べるのはPS5だけです。

PS5のみ対応のおすすめゲーム

DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT
Marvel's Spider-Man 2
FINALFANTASY XVI

PS5のみ対応しているゲームです。なかでもMarvel's Spider-Man 2、FINALFANTASY XVIは現在PC版とXBOXでは発売されていないPS5専用ゲームです。

今後発売されるPS5のみ対応のゲーム

FINALFANTASY VII リバース(2024年2月29日)
Grand Theft Auto VI(2025年)

FF VIIリバースとGTA6は現状PS5のみ発売。PC版は未定ですが、あとから発売されるにしても、PS5で先行発売されるのは確定しています。

PS5でできないこと

コスパ面ではゲーミングPCを大きくリードしているPS5。しかしPS5は基本的にゲーム専用マシン。ゲーミングPCと比べるとできることに制限があります。

・FPS制限がある(基本60FPS、最大120FPS)
・画質やゲーム設定が大まかにしかきめられない
・STEAMでゲームを購入できない(PSストアのみ)

・クリエイティブ作業(動画・画像編集・配信など)やビジネス業務(ワード・エクセルなど)ができない

PS5はどんな人におすすめか

PS5はどんな人に向いているか。以下のどれかに当てはまる人にはPS5をおすすめします。

・PCに詳しくない
・ゲームだけ遊べればいい
・インディーズゲームはそこまで興味ない
・予算はできるだけ抑えたい

逆にこちらのどれかに当てはまる人はゲーミングPCをおすすめ。

・ゲーム以外にもやりたいことがある
・インディーズゲームもたくさん遊びたい
・予算をかけて良いプレイ環境で遊びたい

まとめ

今回はPS5についてなぜコスパが高いのか、PS5できないこと、おすすめゲーム、おすすめな人についてまとめました。あらためてPS5がどれだけコスパに優れているか理解が深まったと思います。
新型も販売されましたが以前とは違い、在庫が十分に用意されており量販店や通販はいつでも購入できます。
PS4からそろそろ買い換えたい人、ゲーム機をまだ持っていない人ならPS5を手に入れるちょうどいい時期にきてます。


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