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PS5で遊び尽くすためのおすすめゲーミングモニターを価格帯ごとに紹介【24年1月付】

「PS5は120FPSで遊べる!」と知ってPS5を購入した方もいると思います。
しかし、PS5の設定や対応ゲームだけではなく、120FPSのゲーム画面を表示できる「ゲーミングモニター」が必要です。
「種類も多くて価格もバラバラ、どれがいいのかわからない!」という方のため、価格帯ごとにおすすめのゲーミングモニターを紹介します。


ざっくりわかるモニター知識

解像度

モニターの画面は色を表示する点(ドット)が並べられており、ドットの数が多いほど精細でクリアな映像になります。

ゲーミングモニターの解像度は主に下の3種類です。

フルHD(1920×1080)
WQHD(2560×1440)
4K(3840×2160)

PS5は発売当初、フルHDと4Kのみ対応でしたが、22年7月のシステムアップデートでWQHD解像度にも対応しました。

パネルの方式

TNパネル:【メリット】コストが安い 省エネ
      【デメリット】視野角が狭い、角度で見えづらくなる
             発色が薄くほかのモニターと比べると白っぽく見える

VAパネル:【メリット】コントラストが良い、黒の表現にすぐれている
     【デメリット】TNパネル同様、視野角が狭い

IPSパネル:【メリット】色が鮮やかで再現性にすぐれている、視野角が広い
      【デメリット】コントラストが出にくい、応答速度が出にくい
            ほかのパネルより価格が少し高い
            メーカーでいろんな名称がありわかりづらい

どれを選んだらいい? A.基本IPSでオッケー

  • 近年はIPSパネルでも応答速度が速いモニターが出るようになった。

  • TNパネルはIPSと比べると明らかに色見が薄い。

  • ゲーミング=TNパネルではなくなっているがTNパネルの応答速度は安定して早い

Hz(リフレッシュレート)

1 秒間に何回、新しい画像を書き換えることができるかを表します。
ゲーム映像はパラパラ漫画と同じ原理。画像を連続で表示し続けているから動いているように見えるわけです。
Hz数が高いほどより滑らかにゲーム映像を表示できます。

応答速度

応答速度とは:液晶の色が変化する速度
       応答速度の性能が低いと映像がブレたり残像が残ってしまう。

応答速度の性能を示す用語:ISO・MRPT・GtGの違い

ISO   :白黒の変化速度を測った数値
MRPT :モニターの映像を撮影して残像を計測した数値
GtG  :白黒以外の中間色の変化速度を測った数値

MRPTかGTGで表記されることが多いが基本GtGのほうが重要です。スペック表に表記されていなかったり、MRPTの数値しか表記されないこともある。GtGが表記されていると信頼性が高いです。

【2万円以下:とにかく安く、でもスペックは良い】

JAPANNEXT JN-GT24FHDR165

ゲーミングモニターの中で最安レベルのモニター。24インチ・フルHD・165Hz・応答速度1m/sとゲーミングモニターとして必要なものがすべてそろってこの価格はお得すぎます。
しいていえばTNパネルなのでほかのパネルと比べると色見が薄く感じるかもしれません。モニターアームも角度調整が利かないシンプルな作りなので設置場所を自力で調整できる人におすすめです。

JAPANNEXT JN-238i165FHDR

どうしてもIPSパネルが良いという人はこちらがおすすめ。

IPSパネルで発色があざやかなゲーム画面で楽しめます。液晶サイズと応答速度がすこし下がりますが誤差の範囲。

JAPANNEXTはあまり聞きなれない会社かもしれませんが、れっきとした日本のモニターメーカーです。アマゾンなどのECサイトや量販店の販売とBtoB(企業・団体への販売)がメインの流通ルートで広告も打たないため認知度があまり高くありません。逆にそのおがけでコストを抑え、低価格で高品質なモニターを販売できるわけです。

【2~3万円:スペックも機能も充実】

IODATA GigaCrysta EX-LDGC242HTB

2~3万円台は「ゲーミングモニターを買うなら最低でもこのぐらい」と言われるラインです。単純にゲームを楽しむだけではなく、FPSなどの競技性の高いゲームを本格的にプレイするための”ゲーミング機能”も備わっているモニターが多いです。

GigaCrysta EX-LDGC242HTBは応答速度を高める「オーバードライブ機能」が備わっており最大0.6m/sの高速応答を可能にしています。
FPSなどの動きの速いゲームの最大の敵は「残像による見えづらさ」です。残像のせいで敵を正確にとらえることができず負けてしまうのはかなりのストレス。「オーバードライブ機能」で残像がないクリアな映像でプレイできます。

さらにモニター内部入力遅延を抑える「スルーモード」も搭載。操作とゲーム画面のズレを最小に抑えてくれます。

ゲーム画面が暗く過ぎて見えにくい、でも画面の明るさを上げたくないというときには「Night Clear Vision」が使えます。暗いシーンのみ明るさを上げてくれるので視認性が上がり快適です。

IODATA GigaCrysta EX-LDGC243HDB

こちらはADSパネルを採用したタイプです。IPSパネルと同等の性能を持ち、色鮮やかなゲーム画面でプレイできます。

「オーバードライブ」「スルーモード」はもちろん、応答速度をさらに上げた「バーストモード」が追加されています。

【3万円以上その1:勝つこと・ゲーム体験にこだわる】

BenQ ZOWIE XL2411K

BenQのゲーミングモニターはe-sports界でとても有名なメーカーです。
残像低減技術「DyAc」によって残像を減らし敵が狙いやすくなります。この機能で多くのプロプレイヤーが支持するようになりました。

またモニターの高さや上下左右の傾きを設定しやすいデザインになっており、e-sportsプレイヤー最優先で設計されています。

BenQ MOBIUZ EX240N

ゲーミングモニターは基本、映像の性能を重視しており、音質は二の次になっています。ゲーミングモニターのユーザーはヘッドホン・イヤホンでプレイするからです。
ですが中には「装着感や圧迫感が不快だからスピーカーでプレイしたい」という方も多いでしょう。
BenQ MOBIUZはゲーミングモニターでありながら音質にも力を入れています。BenQ独自のtreVoloスピーカーシステムが搭載されており、2.1チャンネルのサウンドシステムで低音から高音までしっかり表現できます。

【3万円以上その2:120FPS・4K、PS5の性能をフルに使い切る】 

JAPANNEXT JN-IPS315G144UHDR

30インチ越えの4Kモニターで価格が8万円前後という良コスパ。
FINALFANTASY VII Remakeの美しく壮大なフィールドやサイバーパンク2077のようなゴチャつきと華やかさがある街並みを眺めるのにうってつけです。

ASUS TUF Gaming VG28UQL1A-J

ASUSの4KモニターはFast IPSパネルを採用。IPSパネルの発色の良さと高い応答速度を両立させています。
ASUSのゲーミングモニターには残像を減らし映像をクリアにする「ELMB」機能とゲーム中の暗すぎる部分を明るくする「Shadow Boost」機能が備わっています。


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