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APEXへの不満、語ります(ランクマッチ編)

現在のランクマッチの概要

APEXに対する一番の不満点、ランクマッチの評価システムです。

現状、どんな具合の評価システムかというと、「チームの総合力をざっくり見積もる」程度のものです

ランクマッチはランクポイントを貯めることで上のランクに上がっていき、ポイントは試合中の順位と敵のキル数とアシスト数で決まります。

3人フルパーティであれば、こんな簡単なシステムでも構わないかもしれません。

しかし、これが野良ランクだと、地獄でしかない。

問題点1.【個人の実力がほぼ評価されない】

このゲームは強い味方が一人いれば、撃ち合いも勝ててチャンピオンも取れる、なんて簡単なゲームではありません。

試合中の立ち回りと連携、撃ち合いの強さなど必要な能力がいくつかある中で現状、撃ち合いの強さ、つまりキル数とアシスト数しかまともに評価されてないのです。立ち回りと連携は評価に入りません。

野良のランクマッチにおいて最大のネックは「立ち回り」と「連携」

野良戦ではこの2つが全くできないプレイヤーがあまりに多すぎる。

よくある例を挙げると、
・ピンも差さずに勝手に遠くに移動、戦闘して落とされる。
・移動しなきゃいけないのに動かない

要するに個人行動に走る上に危機管理ができないプレイヤーです。こんな味方を引いてしまうとランクポイントを盛ることができません。

では、そんな状態に気づいたときどうするか。

その味方を見捨てるしかないのです。はじめからいなかったものとして、自分で立ち回りを決めて動いていくしかない。

ゴールドランクまでなら、自分の立ち回りさえしっかりしていれば、なんとかポイントを盛ることはできます。ですがプラチナ以上だと無理です。

それはなぜか。次の問題点です。


問題点2.【高すぎる参加費用】

ランクマッチには参加費用といって、ランクポイントがマイナスの状態から試合がはじまります。シルバーなら12ポイント、ゴールドは24ポイントとランクが上がるごとにかかる費用が増えます

そしてプラチナであれば36ポイントのマイナスからのスタート。このマイナスを埋めるためには、順位のみなら4位以上に入らないといけません。もし1キルもしくは1アシスト取っていれば6位でマイナスから逃れられます。

先ほど述べたように、味方が1人、もしくは2人欠けて自分だけの状態になったら戦闘したり、敵同士の戦闘にちょっかいかけたりなんてできません。かといって逃げ続けても、いずれは陣取る場所がなくなり、敵に挟まれて終わりです。上位にまで残り続けることなんてできません。

プラチナ以降のランクマッチは自分一人の努力でランクポイントを盛るのはほぼ不可能。

また試合の序盤で武器も装備もまともに揃っていないのに、戦闘をはじめる味方に巻き込まれてすぐに全滅してしまうこともしょっちゅうです。

極端に言えば、順位を取る、勝てない戦闘はしないといった立ち回りをまともに判断できない味方を引いただけでマイナスを食らってしまいます。

野良ランクはどんな味方を引くかわからないのに、ダメだったときのマイナス評価があまりに重すぎます。


問題点3.【降格保護がプレイヤーをダメにする】

ランクマッチは実力が同じくらいのプレイヤー同士が集まるはずなのに実力がピンキリです。すごく上手いプレイヤーもいれば、なんでこの程度の実力でこのランクにいるんだと思ってしまうくらい下手なプレイヤーもいます。

これが特に顕著なのが「プラチナランク」。

全ランクの中で中間に位置するランク帯なのですが、初心者レベルのプレイヤーに遭遇することもしばしば。

なぜ、こうも悪い意味でプレイヤー層が厚いのか。

その原因は「降格保護」があるからです。

降格保護とは、一定のティア(ゴールド、プラチナなど)に到達するとどれだけ負けてマイナスポイントになろうが下のティアには降格しないシステムです。

ランクには1~4までのレベルがあります。たとえば、ゴールド1からプラチナ4に一度でも昇格すれば、そこからいくらマイナスになってもゴールド1には戻らなくなるのです。これによって、

本来そのランクに適正でない実力のプレイヤーがそのランクに居座り続けてしまっているのです。

巷では、「底辺勢」「床ペロ勢」などど呼ばれ、かなり嫌われてます。

ただ、そのランク帯だから嫌われているわけではなく、降格保護があるのをいいことに適当な立ち回りや無意味な戦闘を起こして、味方に迷惑をかけるプレイヤーが非常に多いからです。

たとえば、野良だと自分がプラチナ1でもうすぐダイヤに昇格できるとなったときにプラチナ4の味方を引いてしまった。そして案の定、わざわざ敵がたくさん降りているところに降下。危ないから退こうとピンを差しても突撃して即死。さっさと蘇生しろとばかりにデスボックスにピンを連打し続ける。

降格保護があるせいで、こんな最低なプレイヤーがはびこっています。「どうせ自分は降格しないから」という甘い考えで、味方のことなんて何一つ考えちゃいません。

降格保護は百害あって一利なしと断言します。

とくに降格保護は、国内外のプロプレイヤーや有名ストリーマーも廃止すべきだと公言しています。切り抜き動画などでyoutubeに上がっているので、そちらも見てください。


締め

予想以上に文章が長くなってしまったので、「筆者が思う理想のランクマッチシステム」については別で書こうと思います。

ただのネガキャン記事になってしまいましたが、かといって目を瞑っていい問題ではないです。

APEXは文句言いつつもなんだかんだ続けてきたゲームです。この先もサービスが続いてほしい気持ちがあるからこそ、ダメなとこはダメだと書かせていただきました。

ただ新しいものを足していくだけじゃなく、既存のものを見直してリノベーションする良いタイミングだと思うんです。3~4年目なわけですから。

では、まだまだ続きます。ここまで読んでいただきありがとうございました!



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