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X-S20|トラベルカメラ(撮影編)

こんにちは、キートンです。

さて、前回富士フイルムのX-S20というカメラについて書きました。

「小さくて軽いのに、全部入ってるカメラ」ということで、購入の経緯やどんなところが魅力的なのかを、私なりにまとめてみました。

ただ、カメラというのは使ってみてなんぼ、写してみてなんぼ、なので、今回は実際に私が撮影した写真とともに、X-S20を使った感想を書きたいと思います。
(2回でお送りするつもりでしたが、後日「旅編」も出すことになりそうです)

X-S20/XC15-45mm クラシックネガ
X-S20/XC15-45mm クラシックネガ
X-S20/XC15-45mm クラシックネガ

土日は人気の少ないビジネス街、タイ料理を食べにお店に向かう途中に気分に任せて撮影。
このカメラの良さは、気負いが要らないこと。
まるで、写ルンです!で撮っているような気軽さがある。

X-S20 XF35mm F1.4
X-S20 XF35mm F1.4

人物撮影の一コマ。X100FのサブでXF35mmF1.4をつけて撮影。
このカメラの良さは、その場の空気を壊さないこと。
この撮影のテーマが『日曜日の朝の出来事』だったので、コーヒーカップを手に取り一口飲んでテーブルに置く、それくらいの軽やかさでシャッターを切った。
それが出来るカメラは実はそんなに多くない、かも。私が一番大切にしているポイントでもある。

X-S20/XF23mmF1.4
X-S20/XF18mmF1.4

旅行には10-24mmを、散歩には15-45mm、描写も含めてこだわりたい時には35/1.4、23/1.4、18/1.4等の単焦点レンズも良い。
このカメラの良さは、どんなレンズでも受け入れる懐の深さ。
X-S20は、カジュアルなズームから、高級単焦点まで、何をつけても違和感がない。
X-Pro3にズームレンズは似合わない、X-H1にコンパクトなレンズは似合わない、ですが(個人的意見)、X-S20にそういう違和感がないのが不思議。

X-S20/XC15-45mm
X-S20/XC15-45mm
X-S20/XC15-45mm

外に出掛ける時は常にカメラを首から下げている。一枚も撮らないこともよくあるけれど、とにかく持って出る。
このカメラの良さは、いつでもどこでも持ち歩ける軽さ。
日常の何気ないものの中に美しさを見つけることができるのは、写真を趣味にする人の特権だと思う。

X-S20/18-55mm ちょっとした食事会でも
X-S20/15-45mm 旅先のグルメも

写真撮ってもらえませんか?と他の人に手渡したとき、本格的なカメラだと困惑されることがある。X-S20だとAutoモードにして、「押すだけで大丈夫ですよ!」と伝えるとみなさんホッとして楽しそうに写真を撮ってくれる。
このカメラの良さは、撮り手のスキルを問わず誰でも気軽に触れること。
X-Pro3やX-H1ではなかなかそうはいかない。

まとめ

〈X-S20の良いところ〉
・気負いが要らない
・その場の空気を壊さない
・どんなレンズでも受け入れる懐の深さ
・いつでもどこでも持ち歩ける軽さ
・撮り手のスキルを問わず誰でも気軽に触れること

なかなかすごいぞ、X-S20

写真を趣味にしている方なら、そのスペックに不満を感じる点もあるかもしれない。もちろん私も、ファインダーがもっと大きく鮮明に見えたら良いのに、と思うこともある。これで防塵防滴ならサイコーなのに、とも思う。

もちろん、もっとハイスペックなカメラは他にもある。官能性能を期待するなら、X-Pro3を使えばいい。
だけれど、これまで述べたようにX-S20には他のXシリーズにはない魅力がたくさん詰まってます。今回は取り上げなかったけれど、加えて動画性能も高いんだから、改めてなかなかすごいカメラだと思う。

以上、X-S20撮影編でした。

説明編、撮影編と2回に分けて書きましたが、”トラベルカメラ”と書いてるのに旅の写真がないやん!ということで次回「旅編」を書いて三部作で終わりにすることにしました。

次回もお楽しみに。
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