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アニ10の私、相変わらず自分にフィットする仕事ができてるみたいです。

もうすぐ、個人的記念日が到来します。勤続10年のアニバーサリー(アニ10)です。ぱちぱちぱち🎉🎉🎉
勤続年数自体には特段価値を感じないけれど、入社以来の紆余曲折を経て自分にフィットする仕事に出合えたということには価値を感じていて、しかも今月は誕生日もあるので、上等なワインでも開けてみようかと思っています。(去年も開けたけど。)

いまやっていることと、3年周期での変化

いまは、ロフトワークのCorporateDesignのメンバー(といっても取締役となった寺井くんと1.5人チームですが、)として、私は主にデータとシステムの観点からロフトワークが健全にビジネス成長をしていくための基盤づくりに携わっています。具体的には、長らく使い続けてきた基幹システムの見直しをしたり、マネジメントの意思決定をサポートするデータ分析の基盤を整えたり。現状は担当者がいないけどこれからの会社にとってやる必要があることに取り組んでいます。

長年在籍している会社のことはわかっている方だと思うけど、いわゆるジョブチェンジなので、新しく学ばねばならないこともたくさんあります。でも、新たな知識・スキルを増やしながら自身の経験と結びつけることで、よりよいかたちを考え実行していくことはとても創造的で楽しい仕事です。論理性と洞察力、集中できる時間が増えること、それから土台づくりという仕事は私の適性ともあっていると感じられます。30代に向き合ってきたクライアントとのプロジェクトもマネージャー仕事ももちろん楽しかったけど、40代半ばに差し掛かる今現在にこういう業務に携われていることは、将来の自分もきっと、よかったなと思うんじゃないかな。

10年を振り返ると、だいたい3年の周期で仕事に変化が訪れていました。

入社して3年でメンバーマネジメントの役割を担うようになり3年半、プレイングマネージャーとして自分のプロジェクトとチーム目標を両立した後、マーケティングの担当となりリーダーとして重い数字の責任を負うように。初めての仕事に目を回してようやく形が見えてきたかなと思った3年でこれも卒業。まる10年を前にいまの仕事に異動しました。
職場を変えつつ専門性をみがく道もあるけれど、私はこんなジェネラリスト的な道のりがあってたんだなと、この周期にいまさらながら気づき、ひとり納得しました。

バレットジャーナルはじめました

話は変わるけど、今年に入ってからずっと「バレットジャーナル」を続けています。

バレットジャーナルは、基本的なルールはあるものの、世界中の"BUJO"ラバーがさまざまなアレンジをシェアしている、明るくて向上心に溢れているとても愉快な手書きのタスク管理のメソッドです。

もともと、デジタルツールを使う個人のタスクマネジメントに飽きてノートを使い始めたのだけど、書くことの気持ちよさをもっと楽しみたくて行き着いたのがバレットジャーナル。型が決まってしまっている手帳とは違って形式自由なところもよくて、ちょっとダレてきたなと思ったらフォーマットを変更できる。世界中のユーザーがInstagramで工夫を投稿しているから、いいなと思ったものを真似できます。私は5カ月の間に、WeeklyとDailyの書き方は3、4回も変えました。手書きで描きやすいのもあって、図解することも増えました。「書く」という行為も合っていたようで、いまは、ハビットトラッカー、ジャーナリングなどなど、いろんなものをまとめて1冊にまとめてます。

年を経て自分にフィットするものごとに気づく

そういうわけで、仕事にしろバレットジャーナルにしろ、自分の適性にフィットするものと出合えていて、最近ちょっと幸せです。あ、家族もですね。転勤時期が延長になり、さらに仕事も多忙で本人は時折疲れているけれど、夫のキャラクターは私と凸凹がフィットしていて、最近ますます、ありがたい存在。

ここ1年で始めた低山トレッキングやランニングも、いままでずっと避けてきたけれど、やってみると、無心に汗をかく行為、緑の匂いの濃さは私の本性にとてもフィットするものだと気づいた。20年近くそのことに気づかなかったのがもったいない、と一瞬思ったけど、いまだからフィットするんだ、きっと。

日々、楽しく仕事したり遊んだりできてることに感謝して。

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