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19 自己調整力

お仕事しているみなさんは、お昼休憩に何をされてますか?

教師(特に小学校の場合)は、昼に休憩時間がありません。
子どもたちと共に給食を食べつつ、それは指導の一貫として勤務時間になっています。
それで、授業がある日は夕方に45分間の休憩時間があります。

例外として、長期休業期間は昼に休憩時間が設定されています。そのお昼の時間の過ごし方を、最近変えてみました。

いままでは午前の仕事を続けてキリがよいところで、一旦ストップし、お昼を食べ終わったらすぐに仕事に戻るといった感じ。
普段子どもが登校している夕方の休憩時間なんかはほとんど休んでないので、おしゃべりしながらご飯を食べれるだけましかもしれません。
でも、それを今年の夏休みの終わりは変えてみました。

お昼ごはんを食べたら、職員室から出る。
そして
・歯磨き
・リラックスタイム
にします。

変えてみて、たかが30〜40分間のことでもリフレッシュした感覚をもてることに気付きました。
リラックスタイムには、めぐりズムという温かいアイマスクをつけてボーっとしてみたり、読書したり、この記事を書いたりしています。
実質の仕事が進むわけではないけれど、
「自分の時間」として過ごせるのはとてもよい気がします。

前置きが長くなりましたが、
題名「自己調整力」にどうつながるのか…
いまの昼休憩の話は教師の「自己調整力」の表れとして、いかに時間を「自分で」コントロールするかという例として書いてみました。
つまり、
多忙な毎日の中で、ちゃんと自分で考えて行動することができるかということ。
「忙しい」「一分一秒が惜しい」と仕事を続けていても、それは仕事に自分をコントロールされている状態になってしまうのではないかという考えです。

もちろん、時には午後の会議のために資料を昼休憩に作るときもあるでしょう。どうしても昼にしか繋がらない保護者に電話することもあるでしょう。
ただ、それが「自分で」選び決めたことになっているか。できれば、「自分のための時間」を確保したいと思います。

さて、これを子どもの授業に置き換えてみましょう。
学校で過ごす中で一番多いのが授業時間といいますが、その授業の中で、子ども自らが「自分の時間」と思える時間がどれだけあるでしょうか。
もちろん、集団生活なので「みんなの時間」ということも少ないかもしれません。でも、待たされたり、自分じゃない誰かのお説教を聞いたりするような「みんなの時間」は避けたいものです。

「自分の時間」がとれた上で、その中で子どもたちに必要とされることって何でしょうか。
わたしは、ずばり「自己調整力」だと思います。
そして、細かく分けると次のような力になるのではないかと考えます。

・自分のことが分かる力
・自分で決める力
・自分で進める力
・トライ&エラー&トライする力
・周りとつながる力(時には、つながらない力)
こんな感じでしょうか。

でもこれ、大人でも難しいことです。
そう考えると、いまの子どもたちって大変かもしれません。

自分で、自分をコントロールすることをあまりしていない教師が、子どもたちにやれやれーっていうことに矛盾を感じつつ、
まずは自分の昼休憩くらいコントロールしてみようとチャレンジしながら二学期について考えたということです。

わたしは、二学期が明日から始まります。
また、できる限り「子どもが主役になる」ように、その中で「自己調整力」を身につけられるような毎日を創り出したいと思います。

今回の記事は、参考文献無しで、わたしの日常のチャレンジを通した考えのためまだまだ整理されてない感じですが、ご容赦ください。

今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!感謝です!