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本番だけがんばるなんてずるい?【1分で読めます】

障害のある子の中には,練習をちゃんとやらなかったり,逃げたり,
「これで本番は大丈夫なのかしら」という様子だったりする子がいます。
でも,たいがいは,本番で立派な姿を見せてくれる子が多いものです。

そんな子ども達に対して,
「やればできるんだから,練習もやれよ!」とか,
「練習では手を抜いて,本番だけやるなんてずるい!」とか,
まあ・・・周りの方々の厳しいこと,厳しいこと。

実は,その子達はウルトラマンなんですよ。
本番(地球上)で,立派に振る舞える(闘える)のは短い時間なんです。
ウルトラマンは3分間ですよ。

どの子も,もっと長い時間の本番を頑張っているでしょ?
見えないカラータイマーがピコピコしてても,闘ってるでしょ?
彼らにとって学校や園での集団活動は,
ウルトラマンの地上活動に等しいアウェーなんです。

「ありがとう!ウルトラマン」って,手を振ってあげましょう。
「3分じゃ短ぇよ!」なんて,言わないで。

以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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