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引越しバイトの顛末

35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた part8


なんと意図に反してチームワークが取れてきたブラック引越しバイトチーム

今検索してもその会社出てこないから間違いなく廃業したんだろう
なにしろ客には保険かけているって言ってバイトに壊したら直せと言っている
コンプライアンスなんて言葉ない時代だが違法だ

ただ仕事が回ってくると社員さん
実は気の合う人だとわかってきた

うらなり君も心なしか嬉しそう
ただ運転手のおっちゃんは相変わらず一言も話さない
(この人日本語わかってるんだろうか)

結局5件目の行政案件と思われるおばあちゃんのゴミ屋敷を
ほぼスコップで全部トラックに詰め込み引越し先に到着
会社まで帰って1万5000円を本当にもらった
ただ夜9時過ぎだ
時給にしたらとても割に合わない

もっと割に合わなかったのはそのままその社員さんと飲みに行って
散財してしまったのだ
とほほ

だが数日してその会社から
(keiちゃん明日バイト探してんだキテくんない)
という勧誘電話
(バイトの2日目あると思うな!!)
の張り紙がチラつく
ゴメンだ
と思ったが
(いや積み込みとかもういいから、主任としてやって欲しいんだ)
ええええ!

それから使われる側にならない快感が僕を襲ってくる


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