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これまでのこと。

本来X(旧Twitter)に書きたかったことであるが、長きにわたるため、ここでASKAやファン、そして今のSNS・インターネットについて、自分が思ってること、考えてることをまとめることにした。
以下の文章は、感情的な部分は可能な限り抑えて、冷静な気持ちで書くように努めた。

僕は、今月14日に大好きな音楽アーティストである元CHAGE and ASKAのASKAにXでブロックされた。

後述する理由で、一昨年にファンクラブを退会したが、高校卒業してから現在に至るまで音楽を聴いて、音楽活動を応援し続けてきたアーティストだ。

今回ブロックされた件は、以下のオンライン記事に掲載され、まとめサイト等、ネットの色んな場所で拡散された。

まとめサイト等では、今回僕のとった言動に関して賛否が分かれていた。中には、ASKAまたは僕を誹謗中傷する内容のものもあった。

これまでも匿名掲示板等で中傷されたり、逆に自分が他人を中傷してしまった経験はたくさんあるが、今回のように多くの人が僕の書き込みに注目した出来事は今まででないと思う。

そこで今回の投稿では、ASKAにブロックをされるまでの経緯についてまとめ、僕の今のSNS・インターネットに対する考えについて述べていこうと思う。

まずは、事情がよく分からない読者にも分かりやすくするため、ASKAがXやブログで普段どういう発信をしているのかについて述べる。

ASKAのツイートやブログでは、自身の発案によって生まれた(とされる)オゾン水でコロナを含む全てのウイルス・細菌を撲滅できる「ULAS O3」という製品の宣伝や、コロナウイルスでもどんな症状にも効く特効薬だと謳われている「イベルメクチン」などの陰謀論界隈に乗っかった主張をしており、それらがファンの間でも賛否が分かれている。ULASは3年前からもうすぐ発売されると言われ、一般予約開始日や発送予定日が度々発表されたが、製品の製造がいろんな事情によって進まず、未だに全台発送までに至っていない(2023年12月現在)。そうした点から、僕を含めて「もしかしたら、詐欺に引っかかってるのではないか?」と心配する人たちがいる。そもそも全ての細菌を殺すということは身体に必要な常在菌をも殺してしまうことになるので、それはかなり危険なことなんじゃないか?と思う。イベルメクチンについては、現在も国の機関でコロナの治療薬として公式に認可されておらず(従来のイベルメクチンの使用用途は家畜用の駆虫薬である)、その段階でASKAや一部のファンはコロナ等の治療薬だと宣伝しており、家族や友人にも配っている。これは薬機法(第66-68条)等に違反してる可能性があり、ASKAは違法薬物での前科があるのだから、再び薬物関係・法律関係でやらかさないでほしいと思ってる。また、去年(2022年)の1月には1人のファンがASKAと一部のファンから盗聴盗撮犯扱いされる事件が発生したが、同年4月に無実が証明され、和解が成立している。

そもそも僕自身、ASKAのブログやTwitterの言動が受け入れがたく一昨年の11月にファンクラブを退会したのであるが、それでもASKAの音楽に冷めることは決してできず、ついつい気になってASKAやファンのSNSを覗き続けた。僕が会員だった時は周りのファンとの交友関係を崩したくなかったため、ASKAに対してなかなか意見が言えなかった。それから退会した後、ファン同士でのトラブルなどの紆余曲折があり、会員の時使ってたアカウントとはまた違う、別のアカウント@thefanofAでASKAに意見・苦言することを決めた。

その理由はまるで意見を持ってない素振りをすることで自分に嘘をつくことに限界を感じもいた点など様々であるが、根底にはASKAに対する愛情があり、ASKAにもこれまで繋がっていたファンにも一般社会における法律や倫理、社会規範から外れた場所に行って欲しくないという思いが強い(他に、ログアウトしてた以前のアカウント@seitentsuki95のパスワードを忘れてしまったこと、それ以降に作った赤丘高台@akakoka_kodaiのアカウントを削除してしまったことが理由として挙げられる)。 

今月4日、ASKAがある方を別の人物だと名指しするツイートをしていた。去年1月と同じく、明確な根拠なしに別の人物扱いするという状況があったのだ。
去年は、僕とも繋がりのあったファンの人が盗聴・盗撮犯と見なされていたが、同時期に僕自身、誹謗中傷や親しかったファンとのトラブルといった問題を抱えていたため、心の余裕もなく、傍観者という立場を取ってしまった。このことは今でも後悔しており、自身の弱さと向き合えなかったことが非常に情けないと思っている。

また、僕自身も、同じく去年の5月頃に色んなファンの人に絡んでは、嫌がらせのようなことを書いていたある人物と同一人物だと、色んなファンの人から疑われていた。その人物に対し、別垢で「お前は晴天だろ?」と書く人もいた。その時点から、突然僕をブロックしたファンの人もいた。後に別の人物だと判明したが、最初に疑いの目を向けたとされるファンの人からは謝罪の言葉もなく、未だにブロックされたままだった。さらに、別件で僕とトラブルがあった親しかったファンの人とは実質絶縁状態(これに関しては僕側にも非があった)となり、フォロワーだったファンの人たちのほとんども繋がることはなくなってしまった。

そしてASKAとファンの周りは、今年になっても、明確な根拠もなしにある人を別の人物だと決めつける状況が起こっており、流石に今回も見て見ぬふりをしてしまうと、同じことが今後も繰り返されるだけだと思った。そこでASKAにリプを送ることを決意した。

まず最初に送ったリプはこちら。

しかし、ASKAからの反応はこの時一切なかった。

次に、ある医療業界に従事してる方に対し、ASKAが「病気だ」、「狂ってる」と書いてたことに対してこのような苦言をした。

この時、ASKAからリプが届いたが、「いやいや、狂ってるんだよ」と僕がリプを送った意図を理解していないように思えた。

それ以降もASKAに対して意見や反論を送ったが、いずれもスルーされた。

そして、今月13日、ASKAがフジテレビの特番「2023 FNS歌謡祭」に出演し、歌ってる姿を見て、やはり音楽は良いんだと感動した。

しかし、その後Xを見ると、ASKAファンの人たちが番組の映像を無断でアップロードしているツイートをたくさん見かけた。アップロードしている人たちの中には、かつて僕と特に親しかったファンの人もいた。

ASKAは普段、自身の著作物のアップロードに対しては寛容的であるが、今回の番組は全て権利者であるフジテレビや制作会社が持つため、ASKA側が合法かどうかを判断することはできない。また、例え話になるが、もし仮にASKAのCDやDVDのコピー商品がたくさん出回るような状況が続けば、ASKA自身の活動の収益が得られなくなるのではないか。さらに言えば、「音楽は買ってください」というASKAのポリシーに反するのではないだろうか。

こうした点から、僕は無断アップロードするファンの人たちに対して、以下の警告をした。

また、このツイートを引用しながら、通報を呼びかけるよう拡散する人もいた。

そして翌日、衝撃的な出来事が起こった。


朝、目を覚ましてXを開いたら、ASKAにブロックされていたのだ。
さらにTLで流れてきたある人のツイートを見ると、ASKAが僕と僕のツイートを引用した人に対して、「彼らは活動の邪魔をしてるだけ」、「晴天と○○は同じグループ」だと書いていたのが分かった(後に編集前のツイートでは「同一人物」だと書いていたことも知った)。僕は個人でASKAに対して苦言を呈していて、誰かとグループを組んだ覚えもない。

また、検索をかけてみると、かつて僕と仲良くしてくれたフォロワーの人たちが、僕を非難する内容のツイートやリプをしていたのを見かけた。その人たちは、僕のお花講義を受けていたことはすっかり忘れてしまったのだろうか。さらには今回のことは記事として取り上げられ、まとめサイト等でも拡散され、賛否両方の意見もあったが、中には名指しではないとはいえ、僕を中傷する内容の書き込みもあった。さらには、ファンのうちの誰かから、僕の人格を否定するかのようなDMも何件か送られてきた。

そのDMの中には、「あなたは若いから、人生経験がまだ足りない」ということも書いてあった。その人と僕は恐らく、一度も実際に僕と出会って顔を見たこともないだろう。一体僕の何を知っているのだろうか?いや何も知らない。人生経験浅いとは?僕は中学時代友達もいなくて口もきかず、1人で過ごした時期があった。果たしてその人や今回のASKAのツイートに賛同した人たちは、僕と同じ人生を生きれるのだろうか?こうした大勢で自分たちとは考え方や意見の違う1個人をバッシングするのは「集団いじめ」の構図そのものであろう。そもそも僕はこういった大勢で1人を叩く昨今のネットの風潮は大嫌いである。

僕は匿名掲示板の5ちゃんねるでも中傷されたことがあるが、そこでもしばしば1個人を晒しあげて一斉に叩くことが行われている。ASKAは以前のブログで、5ちゃんねるについて「邪の集まり」と書いていたが、今まさにXやブログのASKAファン「Fellows」が「邪の集まり」と全く同じになっていないか?僕に対して根拠なき非難・中傷する人、人格否定する人たちは、一度鏡に映った自分の姿を見るように見に行くと良いだろう。

言葉は凶器だ。
たとえNGワードといった特定の言葉を使えなくても、自分たちの「正義」という意識の下、何の迷いもなく人を責め、追い詰める為に色んな工夫をすることができる。一見丁寧な書き方だろうといくらでも人の人格を否定することは可能だ。さらにXといったSNSでは、直接言葉を使わなくても、賛同いいねすることでいじめに消極的に参加し、個人を思い詰めさせることだってできる。あんなこと書いた奴だ、どれだけ責めたっていいだろう、どれだけ追い詰めてもたりないと思い込んだ大勢のファンが1個人に対する執拗な集団いじめをエスカレートさせてる。

普段ASKAのツイートで「少数派が正しい時もある」「世の中を変えるのはいつも少数派」だと賛同してたファンの人たちは、少数派でありながらASKAに苦言していた僕が、多数派のファンによって袋叩きされている状況をどう見ているのだろうか?普段「相手がいじめだと感じたらそれはいじめです」、「いじめを傍観するのも、いじめに参加することと同じです」と言ってるファンの人たちは、ツイートやDMで僕に対して行われる人格攻撃をなぜ放置し続けるのか?あなたたちも立派な傍観者じゃないのか?僕はこれらの言葉にインチキ臭さを覚える。確かに僕も親しかったあるファンの人とトラブルを起こしてしまった過去もあった。だが、ああいうことをしたんだからSNSの世界から居場所がなくなっても自業自得だ、あんな奴はASKAファンとして生きる場所がなくなって当然だとでも言うのか?

完全無実だったファンの1人が盗聴盗撮犯扱いされ、一部のファンが心ない言葉を投げたことで深く傷ついたのはつい去年の出来事ではなかったか?
TV番組のリアリティーショーでヒールキャラを演じた女子レスラーが、その飾ったキャラクターを真に受けた人たちから、「正義」という名の下で心ない言葉をSNSで何日も投げつづけられ、自分にはこの世界で生きる場所がないと絶望し、自ら死を選んだのはつい3年前のことじゃなかったか?

ここではっきり断言しておく。

大の大人がこういった陰湿ないじめ行為をしてる限り、子供のいじめも絶対になくならない。

自分より下の世代にあれこれ説教する前に、自分で自分を反省しないといけない。

そして、自分たちより下の世代が生きやすい世の中、未来を作っていくことが本来の大人の役目ではないか?

なお僕のアカウントでは、個人を執拗に人格攻撃したり、誰かを名指しで誹謗中傷することは一切していない。いいねも批判的な意見にはすることがあるものの、人格攻撃にあたる内容のツイートは避けている。しかし、これらはあくまで僕自身の自覚の範囲内であるため、自分から見てこれは明らかに中傷だったり、Xの利用規約に違反したツイートがあればぜひ通報すればいいだろう。

今回僕は、自分の人格を否定するようなツイート・書き込みやDMを通報や訴訟したりしない。それらに多大な時間・お金・エネルギーを使って、無駄に消耗させたくないからだ。見てショックだった内容のDMはそのまま削除することにした。

最後に、今回の件でファンの中で僕をASKAアンチ扱いする人もいるだろうが、僕は一貫して音楽ファンである。CHAGE and ASKA、ASKAソロの音楽に関しては同世代で1番詳しいと自負してる。オリジナルアルバムは全て聴いてるし、関連書籍だって読み漁ってる。

今後はこのような大勢が根拠もなしに1個人を叩くといったことは、金輪際ないことを願う。

それではここまで。


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