ビール飲む君をたんぽぽコーヒーの湯気越しに見る夏を過ごした


 あたたかいお茶はおいしいし、お腹が冷えないせいか体調もとてもいいので、
冷たいものを飲まないで夏を過ごすことは、思ったより苦しくなかった。
でも、それはひとりのときに限ること。目の前でおいしそうに泡のしゅわしゅわ立った飲み物や、
氷がごろごろ入ってガラスのコップが汗をかいているような飲み物を飲み干され、幸せそうな
ため息をつかれたときに、つい「常温より冷たいものを飲まない」決意が激しく揺らぐ。
身体によい食べ物や運動なら、一緒にやろうと誘えるけれど、私より数倍汗をかいている人に、
あつーいお茶を差し出すことはなかなかできず。でも……羨ましい!
 例年以上に涼しくなる秋が待ち遠しくて仕方がない日々なのでした。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?