3=1095=26280

5年と聞けば長く、1年と聞けば短いが、3年と聞くと長いような短いようなよく分らない感じだ。

協力隊の期間は、1年毎の更新で最長3年となっている。3年後は定住が基本だが、必ずしなければならないという訳でもないようだ。ただ、定住している方の割合の方が高いらしい。自分は今のところどうするか不明だが、目指せ定住!もあり得そうだ。それよりも、3年という期間で“何か成果を挙げなければ”という焦りの方が強い。と言うのも、昨日、高知ふるさと応援隊交流勉強会(以下勉強会)へ参加してきたからだ。

勉強会は、県内の協力隊の方が集まって、現状についての学習及び事例発表会、交流を目的とした場となっている。自分のように着任したばかりの人は珍しく、殆どの人は4月から着任しているため、約8ヶ月経っているか2年目ないし最終の3年目の人ばかりだ。
途中の事例発表会で聞きたい方が1人だけ居た。その方は土佐の方で協力隊をされており、自分が着任前に一度だけお会いしたことがある。“凄い人”とだけ聞かされていたが、実際にお会いして感覚的なものだが、オーラがあるなと感じていた。勉強会当日のスライド資料、発表内容も他の方より分かりやすかった。印象に残っているのが、

起業だけが全てじゃない!

3年後は起業するのが当たり前みたいな風潮がどことなくあったというか今もあると個人的に感じている。この方も感じていたらしく、絶対しなくてはいけないことではない。そもそも、移住してきたことそのものが凄いことだと。なんたって、自分の人生かけてるようなものだから。
ちょっとだけこの言葉にホッとした。何かしらの組織を立ち上げている方が多い印象があったから。それでも、3年後に何も実績がない状況は自分自身が一番辛い。それは、やっぱり周囲の目があるからだと思う。任期が終われば31歳。世間一般的にはある程度の役職についていたり、家庭を持っている方が多い。そんな中で、無職でこれといった資格や技術もなければ誰も見向きしない。いわゆる評価対象外になるのが怖いからだ。

タイトルの数字はそれぞれ、年・日・時間を表している。
3年なんてあっという間だ。どんな風に過ごしても時間は同じ。過ごし方一つでどうとでもなる。とりあえず、今は


村のことを知る/自分のことを知ってもらう


これを頑張ろうと思う。

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