運だけで進路を決めてきたやつの話②

さて,前回は中学時代の話。高校受験について話しました。

今回はその進学先高専時代と大学受験についてです。

高専では電気工学科に所属し,はんだづけや回路理論はもちろんのこと制御工学やプログラムの授業もありクラスメイトと楽しく助け合いながらなんとか留年することなく進級してきました。

高専での生活

高専は普通科高校とは違うから生活も違うのかといわれるとそうではありません。普通科高校の友達の話を聞いていると受験を意識しない分自由で時間があるのでわかりやすく説明してくれたり,理解しやすいように様々なツールを使っている先生方が多かったイメージです。確かに低学年の頃は専門の実験と物理実験のレポートが毎週のように出されるのに加えて数学や専門授業は課題が毎回出されていましたが,高学年になるにつれてテストの持ち込みが許可されるようになったり忙しいのは低学年だけだった気がします。

僕の成績はというとGPA3.5,順位は17/40とど真ん中でした。僕の通っていた高専ではS,A,B,C,Dと成績が付きDは不合格です。それぞれGPAにするとSとAが4,Bが3,Cが2,Dが0ですのでS,A,B,Cが25%ずつくらいって感じでしょうか。到底大学進学をするような人の成績ではありませんでした。

大学受験

高専から進学するには2つのルートがあります。一つは専攻科です。高専の+2年で卒業研究のテーマを3年間研究することになります。学費も安くメリットは大きいです。もう一つは大学編入です。大学の3年生として入学します。大学院への進学を考えるなら内部情報が知れるので大学に行くべきですし,科研費が高専よりも多いので卒業研究で様々な装置を使って研究の幅が広がるかもしれません。

僕は大学院に行きたかったので大学編入を目指しました。編入では日程が被らない限り受け放題なので様々な国公立大学を受験しましたが,TOEIC705点取得で燃え尽きてしまい勉強不足でことごとく不合格。

編入試験では夏に国公立が終わると国公立大学の二次募集と数少ない私立大学の受験が秋ごろにあります。

僕は運よく推薦がもらえるギリギリの成績だったらしく,一般受験で合格する自信もなかったので推薦で私立大学に編入しました。進学先は四工大と呼ばれる大学の一つです。

担任の先生には「君は本当に運がよかったあとGPAが0.1でも下がっていたら進学できなかったよ」と言われました。研究室の先生や下級生の時の授業にも手伝ってもらい推薦出願時の課題である小論文を提出し何とか合格をいただきました。

こうしてまたしても運よく滑り込めて学生として研究が続けられる環境を得られた私は大学生活でもう一度挫折を味わいます。

まとめ

編入は確かに勉強すれば在学時の成績も関係なく進学できます。あとはやる気次第です。実際僕より順位的には下の友達も国公立に進学していました。
まずは早めに勉強を始めることTOEICは受験年の二年前をピークに頑張りましょう。

今回も読んでいただきありがとうございました。


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