かなりお久しぶりですね。まだギター弾けるような体じゃないんですけど、機材レビューはできるかなと思いまして今回は有線イヤホンです。

EPZという中華メーカーのG10というイヤホン、カテゴリー分けするとゲーミングイヤホンですね多分。コレ国内Amazonで取り扱い開始したと同時くらいに買ったんですけど、もう結論言っちゃいます。

「この価格帯でコレだけのことが出来るイヤホンってそうそう無い。控えめに言って、もうコレで良いって人もいそう」

内容物は…

本体、換えのイヤーピース、ケース、何故かライト、イヤホンとマイクの分離ケーブル、あとマニュアル類。盛りだくさんですね。で、イヤホン本体の外側が蓄光パネルになってまして…

外側のパネルが光ります。だからなんだよって感じかもしれないけど笑。だからライトが付いていたのかも。脱線しますけど、このライト自体も結構気に入りました笑

肝心の音なんですけど、音の温度は低めでフラットではあるけど中高域辺りが少し出てる気がしないでも無い。あと、余計な音を抑えてる。悪い言い方をすると音の情報量は少なめ。平面的な聞こえ方なんだけど別にペラくはない。定位感は割と良いし空間も広めに取られてる。
だから音楽を聴くとあっさりしてるとか、物足りなさを感じる人も結構いると思いますね。

ただ、コレをゲームで使うと情報量が丁度良くなる。ゲーム、特にFPSなんかそうですけど、音の情報量が多いと結構ごちゃごちゃするんですよね。だから個人的にはコレくらいが丁度いい。定位も良いし。あと、音と音の間をあえて広く取って分離の良さを持たせてる気がする。
正直、一万円以下でコレだけのことが出来てるゲーミングイヤホンはそうそうないと思いますね。

しかもリケーブル出来るし、イヤーピースやアンプDACなんかで音のカスタマイズはかなり広く出来ますね。ホントに一万円以下でならコレで良いと思う。

欠点と言うか気になる点は、ケーブルが細いから絡まりやすそう。ホントそれくらい。
強いて言うなら音に立体感がない気はしますけど、広い空間表現で定位や分離が良いから音の見通しが良い。だから変に立体感がない方が良い気もする。多分低域が必要以上出てないからだと思う。繰り返しになるけどその辺りもケーブルとかイヤーピースである程度はカバー出来るだろうから、音の好き嫌い抜きで良いゲーミングイヤホンを一万円以下で探してる人には良い選択肢だと思います。

私は最初から付いてたイヤーピースの音が気になったのでfinalのEタイプイヤーピースに変えたけど、多分Spinfitのイヤーピース(型番で言う所のW1)でも合いそう。そっちも試してみたいですね。

総評として、ゲーミングイヤホン初めて買いますって人とか、サブ機探してる人とか、比較的安価で良いゲーミングイヤホン探してる人、コレで解決するかもしれない。それくらい私は気に入りました。多分ゲーミングイヤホンの基準機になると思う。コレで不満があるなら音のキャラが合ってないからかも。そう言う意味でも基準になるかな。
正直、国内メーカーとか大手メーカーは、コレだけのモノが一万円以内で出てきてるからマジで焦った方がいい。今の世界情勢じゃなかったもっと安く出来てる訳だから間違いなく喰われる。

気になった方はぜひとも手に取ってみて下さい。本当におススメです。

イヤホンのレビューは、気になるイヤホンを手に入れてそこそこ使ってみてからまたやります。ゲーム用途で結構気になってるイヤホンあるので。ギター弾けるように体調が回復したらエフェクターのレビューも前ほどじゃないけどやりたいですね。