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アイドルにハマれない男の日記

大衆ブームに乗れない男

 自分が大学生や社会人なってすぐの頃はAKB48や今は存在がなくなってしまった男性アイドル事務所が大流行、アイドルポップが全盛期の時代でした。
 オレには苦痛でしかなかった
 L'Arc〜en〜Cielの話でも分かると思うけれど、基本的にアイドルサウンドとは程遠い音楽が好きだし、大衆受けしてどうとかって言うスタイルが性に合わなかった。自分が若くて尖っていたこともあるのでしょう。今の方が間口が広くなった自分なのであの頃ほど敵視はしないと思うけど、おそらく好きにはならない。忘年会や新年会や何かしらの余興でそれをやっておけば良いと言う立場になれたのは数少ない救いだったけど、そういうやりたくもないけど同期と連動で出るからやらなければならないシチュエーションでしか友好に交われない。そういうのがアイドルポップ全盛期の印象です。

48だの46だの坂だのなんだの混乱する

 ロックバンドやアーティスト、あるいは自分が黎明期にかなり関わっていた(千本桜聴いて、あぁ、これでこの業界はこれ一色になっちゃうなと思って3年ちょいくらい沼にいた友人ともども離れていきました)ボーカロイドでは名前が可能な限り被らないようにという暗黙の了解というかマナーのようなものがあって、なるべく個性的な名前やインパクトのある名前を探すのが当然でした。
 そういう部分でも一気に文化を変えたのはあの時代だったと思います。別にそれが絶対悪ではないのですが、個人的には気に入らなかった。二番煎じ、三番煎じでお金の匂いしかしてこなかったから。それに純粋に混乱する。ファンなら分かるでしょうが、その外側の人間にあまりにも不親切というか、身内だけで盛り上がれたら良いって思ってる節が感じ取れてしまって。
 そういう部分でもアイドルやそういう界隈と個人的に距離を置きたくなっていたのが干支が一回り前くらいの僕の認識でした。

自分も30代になって干支も一回りして

 そんな時期から干支がひと回りしてどうなったかというと、全く変わってないんだなぁ(爽)
 たべずぎらいをしないように曲を聴いたり、色々動画を見てても確かに可愛いから変な妄想が捗る気持ちが変わることはなかったですね。AV女優と同じカテゴリーに入れてる気がする(真顔)
 推しを推すという言葉は理解出来るし、実際にアイドルではない界隈ではしてることもありますが、頑張るあの子を応援するって形のアイドルを推すっていうスタンスはやっぱり相容れないなぁ。頑張るのは当たり前でそれで結果を残せるかどうかが世の中の評価指標でしょう。Amazonのほしい物リストをTwitterやインスタに上げてる人を見るとその瞬間冷めるし。自分で買わないと特別感も得られないでしょって思ったりね。
 こういう考え方だから、新人の時にお偉い先生に連れて行ってもらったキャバクラが合わなかったんだろうな、人生で最初で最後のキャバクラだろうな。
 

終わりに

 何かに熱中できるのは良いこと。間違いなく良いこと。でも、努力やブームの方向性を間違えると痛い目に遭うよなって思います。人が期待に応えてくれる前提は崩れ去ると思うしね。
 絶対的性悪説
派なので、人を完全に信じるのは僕には大きなハードル。投資したお金が一銭も帰ってこなくても見返りを求めない。そのくらいの大きな懐を持たないとアイドルにはハマれないんだろうなと今は理解しています。

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