【2週間報】190415~190428 個の時代を迎えるためのテーマは「自律できる繋がり」ではないか?

週報をnoteで書き始めてから2ヶ月。
2週間に1度書くくらいが、深い思考のものが生まれ、振り返りのルーティーンとして僕に合うという実感を持てたので、2週間に1度のルーティーンで進めていこうと思います

1.どんな2週間だったか?

・FC東京が強い
FC東京を約20年応援していますが、歴代ないくらい強く感激しています。強いチームの法則もなんか見えてきた感じがして、それも学び。

・コーチングのスクールが始まりました。
僕自身が学びたかったタイプのコーチングでとても楽しみです。2週間に1度のペースで通います。守秘義務があるので内容は語れませんのでご了承のほどを。

・スタートアップで働き始めました。
「スターマイン」という会社で働き始めました。週5勤務ではなく、フレキシブルな形での勤務です。担当は新規事業開発と、立ち上がったばかりの事業の2つに関わる予定です。

NPOカタリバの卒業生コミュニティのコミュニティデザイナーをしてます主にFaceBookの運用をしていきます。

2.今週のnote

・人はみんな不完全であるのだから、それを認め愛し合う
https://note.mu/kei_takahashi/n/nd0213764ce76

・自律を求められる個の時代に、つながりたい世代はどう生きるのか
https://note.mu/kei_takahashi/n/n2429caa92cc4

・「自己理解のために相手を理解しようとするコミュニケーション」が暴力となる危うさ
https://note.mu/kei_takahashi/n/n008fccdf09fe

3.この2週間の学び

●個の時代を迎えるためのテーマは「自律できる繋がり」ではないか?
・これから迎える個の時代 
経団連は、21卒から新卒就活のルールはなくなり通年採用とし、また経団連会長は終身雇用は約束でないと発言した。それに象徴されるように、組織に長く勤める時代から、共感の和が繋がり、プロジェクトベースで働くようなことがもっと増えていくだろう。
 そしてそれを「組織の時代から個の時代へ」という言葉で表現することもしばしばである。
 なにも考えずとも、組織に所属し、上司から言われた仕事を行う時代から、自分自身で未来を創るために、課題感を感じ、それに取り組んだり、共感性高い人と一緒に仕事をすることが増えていく。

・このような時代に求められるのは自律
 そんな時に求められるのが「自律」であると思う。自分自身で日々意思決定を重ねながら学び、日々の生きがいを自ら作っていく。そういう生き方だ。
勘違いして欲しくないのは、**自分の気持ちを押し殺すことを「自律」と呼んでいない。あくまで「自分の個性や感覚から始まること」を「自律」と呼んでいる。 **

・僕らは自律を促される教育を受けてこなかった
しかしながら、ここで考えたいのは「僕らにとって自律とは難しいこと」だということだ。

僕らは約生まれてから20年間、答えが決まっていることを学び続けてきた。それは一般的な勉強に限った話ではなく、生活についてもだ。
ルールを他者に決められ、ルールに逆らえば罰せられる。僕は厳しい中高一貫男子校だったため、放課後のバイトや買い食い、ケータイ持ち込みなど、髪の長さなど、あらゆることにルールが定められていた。
そんな時代に突きつけられているのは、自らルールを定め、未来を日々イメージしながら、目の前に向き合い続けるという全く異なったルールである。

・すでに起きている社会と教育の顕在化したギャップ
 僕が学生期間にお世話になっていた、NPOカタリバのホームページが4月よりリニューアルされたのだが、その中に面白いものを見つけた。下記の画像は、「メンバー一人一人の行動指針」である。
ちなみにここで引用するのは批判ではなく、あくまで社会に対する課題提示であって、NPOカタリバは僕にとってのホームだということをここで付け加えておきたい。

自律した個の力が集まることで、共生による創発と、新しい未来を創るイノベーションを生み出すチームの力になる」

と書かれている。
しかしながらそもそも、「自律した個」であることが難しい。とても難しい。そういう世の中である。
ちなみにこれは多くの企業でも同様に「自律」という言葉ではないもので書かれていることが多いと思う。

この自律という一見簡単そうで難しいことに、組織と個人のギャップがあるからこそ、就活で演じる学生が多いのだと思う。

・「自律するための何が必要か?」→「自律を促し合えるコミュニティ」
 
ではそんな僕らは何が必要か?僕が思うのは、「自律を促し合えるコミュニティだ」。

このコミュニティは、日々の現実から逃げるための消費するためのコミュニティではない。上司への文句や仕事に対してのストレスを他者にわかってもらい、日々の目の前を我慢するための消費をし合う場ではない。それでは、休日のために平日を消費することになる。「自律」とは、あくまで「自分の個性や感性から始まる」。だとしたら、むしろ社会に対して貢献するメインの平日に対して、自分の「個性や感性」をどう活かすのか?を大切にするものであると思う。

このコミュニティは自分自身の人生や、幸せに対して真摯に向き合いながら、志を語り合うそういうコミュニティである。
意見の食い違いや自分の持つ志に対して、ストレッチをかける関係性をはぐくむ。

こういう関係性をどのくらい持てているのか?それはこれからの人生においてとても重要なことだと僕は思う。

というわけで、そういうコミュニティを作っていこうーと。

● 人からの評価はその人の主観でしかない

上のことにも関連するが、ここ最近「人からの評価は主観でしかない」と強く感じ、昔よりもはるかに気にならなくなってきた。
 この前提に、「人の主観は変化させることなどできない」と、強く感じようになったからだと思う。「自分のことをよく思ってほしい」とたとえ思っても、いくら相手にいいことをしても、「この人いい人!」と思う最後は、結局相手が選ぶことだ。この心から感じられた気づきは僕にとって大きな一歩である。
 だからこそ、自分自身が理解されないかもしれないけれど、大切であると感じていることは、常に発信し体現したいと思う。
まさにこれが自律の第一歩なのかもしれない。



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