その人の後ろに、背景が見える。
改札を抜け、壁によりかかる。
両耳にイヤホンをしたまま待っていると、あった時になんて言ってるかよく聞き取れないよな。なんてことを考えながら、僕は音楽を流し続ける。
直前に外せばいいや。
そんな僕の元へゆっくりと
彼は近づいてきた。
彼「久しぶりだね!」
僕の前に現れたのは、身体つきの良い金髪メガネの男の子だ。前と変わったのはだいぶ金髪になってパーマがかかっているから、普通の人ではない雰囲気を纏った点ぐらいだ。
僕「随分変わった?」
彼「髪ぐらいだよ笑」
僕「それがすごい変わってるんだよ、まぁさて置いて、今日はありがとうね」
彼「いや、こちらこそだよ」
挨拶を済ませた僕らは、地下鉄に背を向け階段を上っていく。
ReDiverでインタビューを始めることにした。意志を持ち、活動をする人を応援するためのコンテンツ発信活動だ。
彼はそんな1人目として、僕が選出させてもらった。
僕が作りたいのは動画じゃなくて、自分を信じられる社会
インタビューほど、意識的に人の話を聞き、深く探っていくことなんてないだろう。というより、一般的にはインタビューをすることなんか無いだろうけど。
彼とは、友人の紹介で知り合った。
学生で意欲的に活動をしている僕らは、自然と引き合わされたのかもしれない。
学生クリエイターの彼は、動画を作るのが好きなようだ。今も色々な人たちの活動を、動画にして発信している。
もちろん、インタビューの代わりに動画を作って…なんてクサいことはしていない。いずれ、一緒に何かできれば楽しいだろうが。
そうして、僕は「何で回すって言うんだろう」と余計なことを考えながらボイスレコーダーを回し始めた。
人はやっていることの後ろに、何かを隠しているようだ。インタビューはそれがよくわかる。
その人は何気なく考えて、行動していても意外に一貫性が見えるものだ。
彼の言葉の背中には
背景が見えた。
どんな背景だったか
みなさんにも楽しんでもらえるように、写真と言葉を取っておいたので、存分に味わってもらいたい。下のリンクから飛んでみてください。
それでは皆さん、良い旅を…
記事:趣味を仕事にすることを諦めちゃいけない。自ら歩くクリエイター学生のキャリア論とは?
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