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[重賞展望]京王杯スプリングCの傾向と平日推奨馬

近5年傾向Pickup

・どちらかと言うとスタミナ指向で、距離短縮馬or近2走以内に上がり順位3番手以内馬の期待値が高い(該当馬は過去5年で2勝、4人気以下で馬券に絡んだ7頭中6頭も該当)

・基礎能力の高い前走高松宮記念組も毎年走る(該当馬は過去5年で3勝、合計7頭が馬券に、2020年は複勝圏内を独占)

・スピード、持続力指向で父ミスプロ系、ノーザンダンサー系が走る(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した7頭中5頭が該当)

・中でも近年は、ロードカナロア産駒(近3年連続で4人気以下の産駒が好走中、直近3年で5頭が馬券に、2020年はロードカナロア産駒が複勝圏内を独占)

・父ステイゴールド系を中心に、ハーツクライ系、ディープインパクト系など中距離指向の父サンデーも毎年走る(該当馬は合計5頭が馬券に、父ステイゴールド系で馬券に絡んだ2頭は何れも6人気以下の人気薄)

総括

過去5年の京王杯スプリングCは、当日単勝4番人気以下の立場から複勝圏内に好走した7頭中6頭が、前走1600m以上の距離出走の短縮ローテor近2走以内に上がり順位3番手以内の条件を満たす馬。

1400m戦としてはいわゆるスタミナ指向が強く、マイル以上もこなせるような体力の絶対値に優れた馬が走りやすい重賞競走。

また、血統的にはスピードを持続させる能力に優れた父ミスプロ系、ノーザンダンサー系が好相性。

中でもロードカナロアの産駒は、直近3年連続で単勝4番人気以下の伏兵が複勝圏内に好走中。2020年は3着以内を独占するなど特注系。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

レッドモンレーヴ…近年の当レースで期待値の高い前走芝1600m重賞出走のロードカナロア産駒。昨年5人気3着タイムトゥヘヴン、一昨年8人気3着カイザーミノルは、何れも前走芝1600m重賞に出走していたロードカナロア産駒。2020年はロードカナロア産駒が複勝圏内を独占と特注種牡馬。尚、本馬の2代母は日本が誇る名牝エアグルーヴ。昨年2着のスカイグルーヴもエアグルーヴ牝系。1400m重賞ながらも中距離寄りの伸びが問われる当レース向きの典型と言えるキャラクター。

ダノンスコーピオン…前走芝1600mG1出走の短縮ローテ、かつロードカナロア産駒と、買いパターンに合致。前述の通り1400mとしてはスタミナ指向が強く、1600m以上の距離実績馬も期待値の高いレース。中でも東京芝1600mG1のNHKマイルC(G1)好走馬は一昨年にラウダシオン(1人気)が1着、2017年にクラレント(11人気)が3着等々、相性がいい傾向も。純粋に、ハイレベルの競馬を使われた直近2走との比較では一気の格落ちともなる今回は能力上位も明白の1頭。

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