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[重賞展望]葵Sの傾向と平日推奨馬

近3年傾向Pickup

※中京開催の近2年は割愛

・前走1400m以上出走の距離短縮馬の期待値が高い(京都開催の直近3年で5人気以下で複勝圏内に好走した5頭中4頭が該当)

・前走3コーナー5番手以内の先行経験馬も走る(京都開催の直近3年で複勝圏内に好走した9頭中7頭が該当)

・1400m以上の距離実績馬も走る、特に勝利実績か、オープンクラスで3着以内実績(京都開催の直近3年で5人気以下で複勝圏内に好走した5頭中4頭が該当)

・人気薄は父非サンデー系の期待値が高い、中でも父ナスルーラ系、ノーザンダンサー系、ミスプロ系(京都開催の直近3年で5人気以下で複勝圏内に好走した5頭中4頭が該当)

・父サンデー系なら、キズナ、ジャスタウェイ、マツリダゴッホ、ダイワメジャー産駒など、スプリント重賞実績のある種牡馬の産駒

総括

京都競馬場で行われた2018~2020年の直近3年の葵Sは、当日単勝5番人気以下の立場から複勝圏内に好走した5頭4頭が、前走1400m以上の距離に出走していた距離短縮ローテ馬。

また、当日単勝5番人気以下の立場から複勝圏内に好走した5頭4頭は、前走の3コーナー位置取りが5番手以内という共通項も。

1400m以上の距離も走れる体力に加えて、前向きな気性を兼ね備えるタイプが走りやすい3歳馬限定の重賞競走。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

ペースセッティング…前走のファルコンS(中京芝1400m・G3)が、3コーナー3番手の位置取りから11着。ピックアップの詳細通り、京都開催時の葵Sは距離短縮馬&前走先行経験馬の期待値が高い方向性。父Showcasingは、欧州芝6F(1200m)重賞勝ち馬でノーザンダンサー系種牡馬。母父Fast Companyも欧州芝短距離重賞勝ち馬でノーザンダンサー系種牡馬。2019年13人気2着アスターペガサスもスピード、短距離指向の強い欧州型ノーザンダンサー系Giant's Causewayの産駒。芝1200mに限れば連対率100%と底を見せていない戦歴で、非サンデー系の快速型が走りやすい当レース向きの典型タイプ。

モズメイメイ…前走の桜花賞(阪神芝1600m・G1)がハナを奪い切る積極策から13着。ディープインパクト系の父リアルインパクトは、自身も短距離重賞の勝ち馬で、種牡馬としても1200m重賞好走馬を輩出。ピックアップの詳細通り、父サンデー系はスプリント重賞実績のある種牡馬の産駒が期待値の高いレース。母父Frankelも京都開催の葵Sに相性のいいスピード指向の強い欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。本質が短距離指向の強いスピードタイプであることも明白だけに、デビュー以来初の芝1200m戦出走で大幅なパフォーマンスの上昇度にも期待できる1頭。

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