[重賞展望]平安Sの傾向と平日推奨馬
近3年傾向Pickup
・前走ダ2000m以上出走の距離短縮馬or近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬の期待値が高い(該当馬は京都開催の近3年で全勝、5人気以下で馬券に絡んだ4頭も全馬が該当)
・母父スペシャルウィークや、ジャングルポケット産駒など芝中長距離指向の強い血統馬(京都開催の近3年で5人気以下で複勝圏内に好走した4頭中3頭が該当)
・父か母父米国型も走る、中でも父エーピーインディ系(京都開催の近3年で父か母父米国型は合計6頭が馬券に、父エーピーインディ系は5人気以下で2頭が馬券に)
・斤量58キロ以上の格上馬も期待値は高い(京都開催の近3年で斤量58キロ以上は2勝4頭が馬券に、そのうち2頭は59キロで好走)
総括
2020年以来の京都開催となる平安S。
その京都開催の直近3年は、前走2000m以上のダート長距離戦に出走していた馬が全勝。
2019年は、当該ローテ馬によるワンツー決着と、短縮ローテは特注傾向。
また血統的には、ダート戦ながらも芝の中距離指向が強い傾向で、スペシャルウィークやジャングルポケットといった芝中長距離指向の強い種牡馬の血を持つ馬が度々激走する傾向も特徴的のレース。
以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。
推奨馬
ノットゥルノ…前走川崎記念(川崎ダ2100m・G1)8着からの距離短縮ローテ。前述の通り京都開催の直近3年は、前走2000m以上のダート長距離戦出走馬が全勝。芝中長距離指向の強い種牡馬の血を持つ馬も期待値の高いレースで、相応の才能に優れたハーツクライ産駒であることも強調材料。2019年12人気2着モズアトラクションも、ハーツクライ同様に凱旋門賞トニービンの血が強調された芝中長距離指向の強いジャングルポケット産駒。また、京都開催の直近3年で4頭が馬券に絡むなど58キロ以上の重量馬も期待値の高いレース。昨年の勝ち馬テーオーケインズ、2020年の勝ち馬オメガパフュームも斤量59キロで優勝。いわゆる格上の実績馬が走りやすいレースだけに今回の斤量もむしろ強調材料。
サンライズホープ…京都開催の平安Sで期待値の高いエーピーインディ系マジェスティックウォーリアの産駒。父エーピーインディ系は京都開催の直近3年で当日単勝5番人気以下の人気薄が2頭馬券に。母父スペシャルウィークも京都開催の直近3年中2年で連対と相性のいい種牡馬。父がエーピーインディ系種牡馬で、母父スペシャルウィークという意味では、2020年5人気2着ヴェンジェンスを彷彿。尚、本馬の直近2走は前が止まらない脚抜きのいい馬場コンディションで持ち味である終いの決め手が活かされず。乾いたダートの距離延長戦であれば大幅な変わり身も。
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