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[重賞展望]新潟2歳Sの傾向と平日推奨馬


近5年傾向Pickup

・前走1着馬、特に前走の上がり順位が2番手以内(過去5年の複勝圏内好走馬15頭全馬が該当)

・穴は、前走1400m以下の短距離戦出走馬に注目(2018年は該当馬が8人気3着、2019~2022年は7人気以下の該当馬が4年連続で4着)

・中でも、前走1400m以下出走の、父か母父ディープインパクト系orキングマンボ系の血統馬(該当馬は近4年連続で7人気以下の人気薄が4着)

・2歳重賞に強いロードカナロア産駒、ダイワメジャー産駒、父か母父ノーザンダンサー系、ミスプロ系等々も毎年走る

総括

過去5年の新潟2歳Sで3着以内に好走した15頭は、全馬が前走の上がり順位が2番手以内の末脚実績馬。

日本一の直線距離を誇る新潟外回り戦の重賞レースだけに、ラストの伸び、末脚の重要性はマストと言える2歳限定の重賞競走。

また、前走1600m以下の距離を使われていた馬は過去5年で全勝。

1400m以下の距離を使われていた距離延長ローテ馬も、近年は馬券にこそ絡んではいないものの、直近4年連続で当日単勝7番人気以下の伏兵が4着に好走。

2019年3人気2着ペールエール、2018年8人気3着スティルネスも、前走1400m以下の短距離戦出走馬。

いわゆる2歳重賞特有の、短距離適性やスプリント寄りのスピードが問われる傾向もポイントになりやすいレース。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

アスコリピチェーノ…デビュー戦となった前走の新馬戦が東京芝1400mで上がり最速の末脚で抜け出して1着。過去5年の当レースは馬券に絡んだ15頭全馬が前走1着&上がり順位が2番手以内馬。中でも前走1400m以下出走の距離延長ローテ馬は直近4年連続で7人気以下の人気薄が4着以内に好走中。短距離適性、スプリント寄りの才能に優れたタイプが恵まれやすいレース。父は2歳重賞に強いダイワメジャー。一昨年3人気1着セリフォス、2019年3人気2着ペールエールもダイワメジャー産駒。2017年はダイワメジャー産駒のワンツー決着。また、前述したペールエール、2017年5人気2着コーディエライトも前走芝1400m1着馬。加えて2代母リッスンは、欧州の2歳マイルG1レースの勝ち馬。父系、母系ともに新潟2歳S向きと言えるキャラクター。

ジューンテイク…前走の新馬戦が中京芝1400mで上がり順位2番手の末脚で1着。父は例年の当レースで期待値の高いディープインパクト系のキズナ。昨年10人気4着バグラダス、一昨年11人気4着コムストックロード、2019年7人気4着クリアサウンドと、惜しくも馬券には絡まなかったものの人気薄で好走したこれらの馬は、全て父か母父ディープインパクト系の血統馬。前走中京芝1400mの新馬戦を勝ち上がったキズナ産駒という意味では前述したクリアサウンドに近いキャラクター。名牝系ツィンクルブライドの一族で、近親ペールギュントは高松宮記念(芝1200m・G1)2着の実績馬。短距離寄りのスピード指向が強いレースだけに、1200mG1好走馬を輩出した一族であることも今回の競馬へ向けては強調材料。

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