北米三冠のラストを飾るのがこのベルモントSだ。北米の三冠戦はケンタッキーダービーからベルモントSまで1ヶ月で3戦する過酷なスケジュールだけに、皆勤するだけで価値がある。

この40年ほど、ケンタッキーダービー、プリークネスSを勝ってベルモントSは負けたという馬は12頭。前2冠に比べ、ベルモントSは特殊な適性が求められやすい。コーナーが狭い競馬場の多いアメリカの競馬場で、ベルモントSはとにかく広い。簡単に言えば前2冠は中山2000mで、最後は東京の2400mで行われると思えばいい。

そんなベルモントSの今年の狙いは、