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3月23日・24日の予想コメントと的中結果

【3月23日・24日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

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【超万馬券予想の的中結果】

■3月24日(日)
六甲S
3連単 94万1,730円
3連複 13万7,560円
複 勝    560円(40%)
ドロップオブライト3着(8人気)

マーチS
3連単  10万2,040円
馬 連   4,570円
複 勝    360円(40%)
ヴァルツァーシャル1着(7人気)

ロードカナロアカップ
馬 連 5,810円
複 勝  390円(50%)
◎パーサヴィアランス2着(10人気)

春興S
単 勝 440円(10%)
複 勝 150円(90%)
◎サイルーン1着(2人気)

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■3月23日(土)
伏竜S
3連単 90万3,450円
3連複 18万7,240円
馬 連    7,500円
複 勝    340円(90%)
◎アラレタバシル2着(6人気)

熊野特別
3連単 2万3,300円
3連複   7,220円
複 勝   330円(90%)
◎カンティプール3着(8人気)

丹波特別
単 勝 650円(10%)
複 勝 160円(50%)
ヒルノショパン1着(4人気)

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【日曜メインレース】

マーチS
3連単  10万2,040円
3連複  1万3,130円
馬 連   4,570円
ワイド   1,990円
ワイド   1,260円
ワイド   1,160円(×2)
複 勝    330円(50%)
複 勝    240円(40%)
◎ミトノオー2着(4人気)
○ペイシャエス3着(2人気)
×◎○でヒット

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中山11R
マーチステークス(GIII) ハンデ戦で混とん、◎○▲は配当面で妙味あり

中山のダ1800mで争われるGIII競走。

右回り。正面直線の4コーナー出口からの発走、コーナーは4つ。スタートして100mほど走って急な坂を上ることになる。ゴール板を過ぎて2コーナーに入るところまでも上り坂。残り約1250mがコースの最高地点で、ここから下りに転じる。

向正面に入って残り約1050m~残り約850mは急な下り坂。そこから4コーナー途中の残り約450mまでは緩やかな下り勾配になっている。

下りが終わると平坦になる。4コーナーを回り切って直線に向かい、残り200mからゴールまでは急な上り坂。約2mの高さを駆け上がることになる。直線距離は308m。全体の高低差は4.5mで、これはJRA全10場のダートコースの中で最も大きい数字。

土曜のダートは、雨が降る時間帯もあったものの良馬場。日曜は朝の時点で良で、天気予報は曇りだった。ただ、雨の降る時間は西から早まっていて、メインの前に降り出しているかもしれない。なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cmとなっている。

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フルゲート(16頭)を割って14頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが58キロ、最軽量が54キロで、4キロの上下差がある。

中央で重賞を勝っているのはペイシャエスの1頭のみで、地方の交流重賞を勝っているのはペイシャエスを含めて3頭となっている。

実績面からは厚いメンバーとは言えないが、近況が良く、また、攻めで迫力ある動きを披露した勢力が多くいて、楽しみな一戦になった。

牧光二厩舎(美浦)の4歳馬ミトノオーに◎を打った。

3歳の春には、当舞台で伏竜Sを逃げ切り、兵庫チャンピオンシップ(JpnII)を6馬身差で圧勝。続いて大井のジャパンダートダービー(JpnI)に挑戦し、ハイペースで飛ばして3着に残った。勝ったミックファイアは強く、2着キリンジとの差はクビだった。

今回はリフレッシュ放牧明けで3ヵ月ぶりの実戦。2月の終わりから速い時計を出し始め、1週前にウッドコースで62秒8-11秒5の猛時計を楽にマークした。

今週は1週前と同様に木幡巧也が跨ってウッドコースに入れ、67秒9-11秒6で内から同入している。引っ張り切りの手応えで迫力満点の動き。馬体も目立っていて、相当にいい仕上がりに映る。

木幡巧は伏竜Sまでの3勝で跨っていた。ハンデは57.5キロで問題ないし、主張すれば単騎の逃げに持ち込めるメンバーになった(逃げが絶対ではない)。

少し軽い馬場になってくれると良かったが、今のデキでスムーズに先行できれば簡単には止まらないだろう。人気は手ごろだし、狙っていきたい。

小西一男厩舎(美浦)の5歳馬ペイシャエスも気になる存在。

3歳の春には、セキフウ(今年のフェブラリーSで3着)を抑えてユニコーンS(GIII)を勝ち、続いてジャパンダートダービーをノットゥルノと3/4馬身差の2着に駆けた。

前走のポルックスSは、別定戦で60キロを背負っての0秒5差6着。今回はトップハンデといっても前走より2キロ軽い58キロになる。

中間に攻めを緩めた時期があったが、1週前にウッドコースで65秒3-11秒5が出ていて、動ける態勢に持ってきている感じ。テン乗りの横山和生は手が合いそうだし、好勝負になっていいい。

佐々木晶三厩舎(栗東)の4歳馬キリンジは穴候補。

3歳時にジャパンダートダービーで◎ミトノオーに先んじて2着。2走前の東海Sは4コーナーで動けないところがあって8着で、前走の佐賀記念ではノットゥルノに4馬身離されたものの2着に頑張っている。

攻めは地味なタイプだが、CWコースに入れた今週は67秒3-11秒5の時計でしっかりと動いていた。デキは良さそうだ。

ハンデは57キロで問題なく、和田竜二は続けてで3度目の騎乗。中山を走るのは初めてだが、穴を開けるシーンがあっていい。

△は気を抜く面があるものの地力は確かなウェルカムニュース(57キロ)で、※は緩さがある大型馬だが、素質は十分の4歳馬ブライアンセンス(57キロ)。

キタノリューオー、ヴァルツァーシャル、キタノヴィジョン、ゴールドハイアーは確かな実力を持っていて、他にも警戒が必要な勢力がいる。

午前の段階で、◎ミトノオーは2番人気、○ペイシャエスは3番人気だが、連勝ベースだと人気はもっと下。▲キリンジは8番人気となっている。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。

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◎13番ミトノオー
○14番ペイシャエス
▲11番キリンジ
△4番ウェルカムニュース
※12番ブライアンセンス
×2番キタノリューオー
×1番ヴァルツァーシャル
×3番キタノヴィジョン
×7番ゴールドハイアー
×8番ダノンブレット
×5番ニューモニュメント
×6番ラインオブソウル

【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(50%)・14番(40%)
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【馬連&ワイド】
13→全通り
14→全通り
11→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
13→全通り(78点)
【3連複】(軸2頭ながし)
11.14→全通り(12点)
4.14→全通り(12点)
4.11→全通り(12点)
12.14→全通り(12点)
4.12→全通り(12点)
11.12→全通り(12点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.14→全通り(72点)
13.11→全通り(72点)
14.11→全通り(72点)
13.4→全通り(72点)
14.4→全通り(72点)
11.4→全通り(72点)

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中京11R
高松宮記念(GI) 残念ながら道悪、◎と○は馬場が鍵も穴候補、▲は成長急で道悪OK

中京の芝1200mで争われるGI競走。

左回り。向正面からのスタート、ワンターンのコース。最初の100mほどは緩い上り勾配で、残り約1100mがコースの最高地点になる。ここから下りに転じ、下り坂は直線に入るまで700m以上も続く。坂の終わりが最も低い地点で、高低差3.5mを駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

下り切ってから一転して急な上り坂に。残り240mまで約140mの間に約2mの高低差を上ることになる。勾配は約2.0%で、これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のきつい坂である。急坂が終わると緩い上り勾配になり、ゴール直前は平坦になっている。直線距離は412.5m。コース全体の高低差は3.5m。

芝は開催3週目で、Bコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「向正面直線および3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。

土曜は雨が降り、芝はずっと重だった。日曜の天気に関して、土曜の深夜の段階では晴れで夕方から曇りという予報。しかし、日曜の朝になって「雨が降る」と変わってくる。そして、10時過ぎから降り出した。

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フルゲートの18頭立て。国内でスプリントGIを勝っているのはママコチャ(スプリンターズS)のみで、シャンパンカラーは3歳限定GIのNHKマイルカップを勝っている。ビクターザウィナーは香港のGI勝ち馬。

何と言っても雨が気になるところ。土曜の夜の時点で「雨は降らずに稍重ぐらいかな」と考えていたのだが、当日の朝になって予報が大きく変わった。夜の時点で印を決めていたのだが…。

鹿戸雄一厩舎(美浦)の7歳馬ウインカーネリアンに◎を打った。

マイルを中心に使われ、関屋記念、東京新聞杯といずれも逃げ切りで重賞を2勝。今季緒戦の東京新聞杯は、初めてブリンカーを着用し、スタートを決めて軽快に逃げると、踏ん張りを見せて2着に残った。

中間は放牧に出され、美浦に戻ってからの気配がとにかくいい。1週前にウッドコースで64秒3-11秒5の好時計。前半から速い中を追いかけ、仕掛けてグッと伸びて先着した。今週はウッドコースで68秒5-11秒5の時計で、大外を通ってパワフルな伸びを見せている。前走が海外遠征帰りで、さらに上向いている印象だ。

ヤネは三浦皇成。同馬の8勝すべて手綱を取っていて、中間もみっちりと稽古をつけてきた。完全に手の内に入れている。

1200mを走るのは初めてだが、スピード的には十分に対応できる。ブリンカーを着けているとゲートでうるさくなる可能性があり、そこは気をつけてもらいたいところだ。

外の13番枠。積極的に行かせるであろうテイエムスパーダとビクターザウィナーが内にいて、うまく好位の外につけられるといい。

問題は道悪。良馬場でスピードを活かすのが理想とは思うが、パワーがあるし、岡田一族の生産馬・所有馬で走りのバランスは良い。道悪の場合はデキの良し悪しも重要になり、今のデキならこなせていいだろう。

ウインカーネリアン自身は勝てばGI初タイトル。そして、三浦はGIの連敗記録がいつも取りざたされている。このタッグでのGI制覇のチャンスがあるとみた。

深山雅史厩舎(美浦)の5歳馬ウインマーベルも穴で注目される存在。

3歳のスプリンターズSは捌きにロスがあってのクビ差2着。攻めは地味な方だったのだが、昨年の秋から急に動くようになり、実戦では阪神カップ、阪急杯と重賞連勝を決めた。

中間はウッドコースでハードな調整ぶり。1週前に67秒3-11秒5を乗られ、日曜に65秒4-11秒4と速い時計で追われると、最終追いでは67秒2-11秒2をマークした。

「日曜がやりすぎだった」となる可能性はあるが、今週は引っ張り切りの手応えで同入していて、見た目で疲れはない。

◎ウインカーネリアンと同じく、岡田一族の生産馬・所有馬。そして、こちらも道悪が鍵になる。阪急杯で勝ち切ったが、それ以前はひと息だった。

阪急杯は体がしっかりした分で結果を出せたと見れば、極端に悪くならなければこなせるようになったと取れる。課題だった出脚が良くなっているのは、本格化した証拠だろう。

ヤネは同馬で3勝している松山弘平。16番枠は外すぎるが、道悪で内が悪くなるならマイナスにはならないかもしれない。雨が降ったことで悩ましくはあったが、軸の1頭として変えないでいくことにした。

杉山晴紀厩舎(栗東)の4歳馬ルガルには大いに注目すべき。

前走のシルクロードSが圧巻の勝ちっぷりで、4歳馬らしく急激にパワーアップしている。中間の坂路の動きも相変わらず素晴らしい。

左回りの中京はダートで勝っていて、道悪に関しては3歳時に不良馬場で橘S(L)を圧勝(5馬身差)している。

ヤネは2走前から手綱を取っている西村淳也。6番枠からどう乗るかだが、冷静なジョッキーなので、流れに応じて適切に対処してくれそうだ。有力候補。

△は初の1200mにも対応可能なソーダズリングで、以下、マッドクール、トウシンマカオ、ナムラクレア、シャンパンカラー、ロータスランドなど、軽視できない勢力は多い。

午前の段階で、◎ウインカーネリアンは12番人気、○ウインマーベルは9番人気、▲ルガルは1番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。

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◎13番ウインカーネリアン
○16番ウインマーベル
▲6番ルガル
△8番ソーダズリング
※2番マッドクール
×5番トウシンマカオ
×3番ナムラクレア
×9番シャンパンカラー
×12番ロータスランド
×14番ママコチャ
×1番ビッグシーザー
×7番テイエムスパーダ

【単勝】13番(10%)・16番(10%)・6番(30%)
【複勝】13番(20%)・16番(30%)
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【馬連&ワイド】
13→全通り
16→全通り
16→3.6(×2)
16→2.5.14
6→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
13→全通り(136点)
16→全通り(136点)
16→2.3.5.6.8.14(15点)
【3連複】(軸2頭ながし)
3.6→13.16(2点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.16→全通り(96点)
13.6→全通り(96点)
13.6→3(6点)
16.6→全通り(96点)
16.6→3(×5)(30点)
16.6→2.5.8.14(×2)(48点)
16.6→1.10(12点)

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【日曜後半レース】

阪神12R
馬 連 4,300円
ワイド 1,390円
ワイド 2,090円

中山12R
単 勝 370円(40%)
ルーフ1着(2人気)

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中山12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスの芝1200m戦。芝は開催5週目で、Aコース使用5週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「3コーナーから4コーナーの内側に傷みがあります。また、正面直線に傷みが出始めました」と発表があった。

土曜は小雨が降ったが、馬場に大きな影響を与えることはなかった印象。日曜は曇りの予報で、雨が降る可能性がないわけでない。

最終レースは、西から東上するティニア、ルーフの4歳馬2騎が人気を集めている。

◎ティニアはフランケル×ジャイアンツコーズウェイという配合のマル外の4歳馬。デビュー時にはGIの朝日杯フューチュリティSで0秒8差の8着と上々走りを見せていて、2勝クラスでは上位の素質を持っている。

休養前の京都戦はクビ差の2着。勝ち馬は4キロ減騎手を起用して斤量が5キロも軽かった。

その後は放牧に出してリフレッシュさせ、栗東に戻ってからコースと坂路を併用して意欲的に乗り込んできた。1週前にCWコースで65秒6-11秒3でGIホースのママコチャに先着。今週は坂路に入れて、55秒7-11秒9でウェルカムニュース(マーチSに出走)と楽に同入した。

馬体は増えているようだが、成長分、パワーアップ分がありそうだ。ヤネが捌き下手の戸崎圭太という点で不安はあるが、力を出し切れば勝ち負けになる。初の中山には対応できるだろう。

○ルーフはダイワメジャー産駒の4歳牝馬。3歳の春にはGIIのフィリーズレビューで0秒2差の4着に駆けている。

阪神の前走は骨折明け2戦目。スタートで内から強くぶつけられ、道中は少しハミを取ることになったが、直線で渋太く伸びて2着とアタマ差の3着に応戦した。

中間は栗東の坂路で乗り込み、1週前に54秒2-13秒0、日曜に54秒1-11秒9、今週は52秒5-12秒1と時計を出している。反動がないか気になるところだが、攻めからは問題なさそうだ。上積みがある可能性もある。

中山は新馬戦で3着したコース。岩田望来はテン乗りになる。素質は◎ティニアにヒケを取るものではなく、当然のこと争覇圏の一頭。

▲ディオアステリアは小倉に滞在し、中1週で続けて使って3着、2着、2着、1着。美浦に戻っての中2週で疲れがないかだが、今週はウッドコースで69秒0-11秒2で追われた。昇級緒戦、初の中山でも通用していい。

以下、ショウナンアメリア、ラヴォルタ、ステイトダイアデム、ベンガン、ピンクセイラー、イズンシーラブリーなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

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◎6番ティニア
○3番ルーフ
▲9番ディオアステリア
△5番ショウナンアメリア
※7番ラヴォルタ
×10番ステイトダイアデム
×11番ベンガン
×2番ピンクセイラー
×13番イズンシーラブリー
×4番マルプリ
×12番トーセンサンダー

【単勝】6番(60%)・3番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→3(×13)
6→9(×6)
6→2.13(×3)
6→4.11(×2)
6→7.12
3→9(×5)
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.6→全通り(11点)
6.9→全通り(11点)
3.9→全通り(11点)
【3連複】
3-6-9(×3)(3点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.3→全通り(66点)
6.3→9(×6)(36点)
6.3→2(×4)(24点)
6.3→13(×3)(18点)
6.3→4(×2)(12点)
6.3→7.11.12(18点)

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阪神11R
六甲ステークス(L)

芝1600m(外)で争われるリステッド競走。芝は午前の段階で重で、雨が降り続いている。不良まで悪化するかもしれない。

クラス分けが変更されてオープン馬が増殖。オープンの競走が多く組まれる事態になり、この六甲Sは中1週使いが15頭中で6頭もいる。

◎トゥードジボンは年初の京都金杯で混戦の中で1番人気になり、結果は半馬身+ハナ差の3着だった。続く東京新聞杯は10着に終わったが、ウインカーネリアン(2着)が作ったペースを追いかけては厳しかったし、上積みもなかったかもしれない。

その後は放牧に出して立て直し、栗東に戻ってからCWコースを中心に乗り込んできた。今週は4ハロンからで49秒5-35秒7-10秒9をマークしている。豊富な攻め量というわけではないが、牧場で乗っていたとのことだ。

藤岡康太はテン乗りになるが、最終追いで跨って特徴はつかんでいるはず。道悪になるし、状況は楽でないが、メンバーは強いわけでなく、逃げ、もしくは好位で揉まれずに運ぶことができそうだ。好勝負を期待したい。

相手の選択は難しい。筆頭に置いたのは中山の東風Sで2着に差し込んだノースザワールドで、中1週で西への遠征を克服できれば。

▲エイシンスポッターはマイルは長い印象だが、道悪はうまいし、息が入れば伸びが出る。以下はドロップオブライト、シルトホルン、ワールドウインズ、オニャンコポン、グレイイングリーン、ビーアストニッシド、ボルザコフスキーなど。

繰り返しになるが、道悪競馬、中1週が6頭。さらに言えば、中京で高松宮記念、中山でマーチSが行われることがあって、阪神は不安のあるジョッキーが多めにいる印象である。

そんな状況だから、連勝式は◎トゥードジボンから手広く買うという攻め方しかない感じだ。人気は見事に割れていて、うまく崩れて配当が大きくなってくれると理想的。

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◎5番トゥードジボン
○6番ノースザワールド
▲15番エイシンスポッター
△12番ドロップオブライト
※2番シルトホルン
×11番ワールドウインズ
×9番オニャンコポン
×3番グレイイングリーン
×1番ビーアストニッシド
×4番ボルザコフスキー
×7番メイショウシンタケ
×10番ジャスティンスカイ

【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→6(×6)
5→2.9(×5)
5→10(×4)
5→4.12.15(×2)
5→1.3.7
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【3連複】(軸1頭ながし)
5→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
5.6→全通り(13点)
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【3連単】(軸1頭ながし)
1着:5
相手:全通り(182点)
【3連単】(軸1頭ながし)
2着:5
相手:全通り(182点)

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阪神12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1200m戦。土曜のダートは重→不良と推移し、脚抜きが良くて走りやすい状態だった。日曜は午前の段階で不良、天気は雨。スピードが出やすい馬場になっていると考えておいていいだろう。

フルゲートの16頭立てになり、気性に課題のある馬が多い印象。中1週使いが6頭いて、減量騎手が6人。展開次第で結果は変わってきそうだ。

◎ゼットノヴァはザファクター産駒の5歳馬。2着が3回、3着が4回と、現級で多くの好走実績がある。

中間は放牧に出して立て直し、栗東に戻ってからは入念な乗り込み。攻めで行きすぎるところがあり、3月9日には6ハロン76秒7、6ハロンからの5ハロンが62秒4という時計が出ている。

今週は4ハロンからで50秒0-35秒8-11秒7。終いに伸ばせたので、実戦でも落ち着いて走れるといい。

そんな気性だから久々は問題なく、幸英明もコンビを組んで(2.2.4.2)と乗り慣れている。外の13番枠を引いていて、なるべく内に寄せて脚をタメつつ運びたいところ。いきなりから上位争いになっていい。

○ディキシーガンナーは中内田充正厩舎が管理するマル外の4歳馬。ここまで(2.2.2.0)と、すべて馬券に絡んでいる。ただ、大型馬でトモが緩く、ハマりが良くなくて安心して見ていられるわけではない。

中間は再仕上の形になったが、栗東の坂路で51秒5が出て、今週はCWコースで67秒3-11秒3でしっかりと追われた。緩さのある馬はいつでも信頼は置き切れないが、攻めの過程と密度からは動ける仕上がりにありそうだ。

テン乗りになる藤岡康太は攻めで跨っている。現状で馬場は軽い方がいい感じがあるし、頭で来るシーンも。

▲は中京でハナ差の2着に駆けて中1週になるタイキエクセロン。△は昇級緒戦でも末脚は通用するバトゥーキ、※は巨漢馬で大変なところはあるが、脚力自体は上位のミユキアイラブユーで、以下、侮れない勢力が多くいる。

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◎13番ゼットノヴァ
○12番ディキシーガンナー
▲10番タイキエクセロン
△3番バトゥーキ
※6番ミユキアイラブユー
×11番オーガスタスカイ
×4番ヤマイチエスポ
×5番エナジーロッソ
×9番リーゼントミニー
×7番ジャスパージェット
×2番コパノオースティン
×16番スカーレットジンク

【単勝】13番(10%)・12番(40%)
【複勝】13番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
13→12(×10)
13→3.6.10(×2)
12→全通り
12→3.6.10(×4)
12→5
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
12.13→全通り(14点)
10.13→全通り(14点)
3.13→全通り(14点)
6.13→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.12→全通り(84点)
13.10→全通り(84点)
13.3→全通り(84点)

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【土曜メインレース】

日経賞
3連単  1万5,370円(×2)
3連複    2,260円(×2)
馬 連   1,420円(×4)
ワイド    520円(×4)
ワイド    550円(×4)
ワイド    540円(×5)
単 勝    630円(20%)
複 勝    200円(70%)
○シュトルーヴェ1着(4人気)
◎マイネルウィルトス3着(3人気)
○△◎でヒット

毎日杯
3連単  1万8,880円
3連複    2,550円
馬 連   1,360円(×4)
ワイド    450円(×4)
ワイド    450円(×6)
複 勝    130円(90%)
◎ノーブルロジャー2着(1人気)
×◎※でヒット

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中山11R
日経賞(GII) 一線級はドバイへ…、◎はコース追いで戦力アップ、○は去勢効果で

中山の芝2500mで争われるGII競走。

右回り。外回りコースの3コーナー途中からの発走。ほぼ真っすぐに走って内回りの3コーナーと合流し、そこからは内回り使用になる。スタート地点は緩い下り坂。右にカーブするまでの距離が短く、外枠はロスが生まれる。

4コーナーを回って直線に入り、直線半ばから急坂を上る。ゴール板の地点から1コーナー途中までは少し急な上り坂で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。

2コーナーに入って下りになり、下り坂は向正面を走り切って3コーナーの入り口まで続く。下りの距離は500m強で、4.6mほどの大きな高低差がある。

下りが終わると平坦になり、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂になっている。

そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂。高低差は2.2mあり、最大勾配2.24%はJRA全10場の坂の中で最大の数字になる。残りの70mはほぼ平坦。直線距離は310m。コース全体の高低差は、10場の中で最大となる5.3m。

芝は開催5週目で、Aコース使用5週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「3コーナーから4コーナーの内側に傷みがあります。また、正面直線に傷みが出始めました」と発表があった。

先週の芝は、土曜も日曜も良馬場で、ただ、含水率が高い状態。朝の段階のクッション値は、土曜が「9.4」で日曜は「9.7」だった。両日ともに風が吹いていて、日曜は特に強かった。

土曜に組まれていた2勝クラスの芝2000m戦は、ヤマニンエンディマが2分00秒0でV。3番手の外を進み、4コーナーから鞍上がしごいていくと、直線で渋太く伸びて抜け出した。レースの1000m通過は60秒8で、上がりは11秒8-11秒4-12秒1の35秒3。勝ち馬が使った上がりは35秒2だった。

日曜に行われた皐月賞トライアルのスプリングS(GII・芝1800m)は、シックスペンスが1分49秒4でV。レースは1000m通過が63秒1という超スローになり、ラスト2ハロンが10秒9-10秒8と異常に速い数字だった(上がり3ハロンは33秒7)。

シックスペンスは、そんな競馬の中を3番手追走から直線で一気に抜けて圧倒するという勝ちっぷり(2着と3馬身半差)。自身がマークした上がりは33秒3だった。

今週の土曜は、昼前から夕方にかけて雨が降るという予報。そして、朝から雨が降り出している。相手が自然だけにメインのころまでにどれだけ降っているかはわからないが、馬場に影響を与えることになるのは間違いないところだ。

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10頭立て。1着馬には天皇賞(春)(4月28日)の優先出走権が与えられる。GI馬が不在で、重賞勝ち馬は3頭だけ…。一線級は翌週に行われるドバイの国際競走に出走し、GIIにしてはちとさびしいメンバーになった。

宮徹厩舎の8歳馬マイネルウィルトスに◎を打った。

重賞勝ちはないが、2着が4回あって、3着は1回。道悪となると、5歳時に新潟の芝2000m(外)で行われた不良馬場の福島民報杯(L)を大差(1秒8差)で圧勝している。

前3走前は時計を出したのが坂路のみだったが、中間は放牧を挟んでコースでも速い時計を出している。1週前にCWコースで65秒2-11秒5をマーク。今週は坂路に入れて52秒1-12秒5で追われ、体を大きく使った推進力あふれる動きが目立っていた。前走よりもデキは良さそうだ。

力み気味に走ってしまうのは相変わらずだが、基本的なスタミナが豊富で、中山の2500mも乗り切ることができる。腕っぷしが強くてしっかりと伸ばせる横山武史は、連続して4度目の騎乗。リズム重視で自然と前めで運ぶことになりそうで、道悪の中を渋太く抵抗してきそうだ。中心に期待する。

堀宣行厩舎の5歳セン馬シュトルーヴェも注目される存在。

3勝クラス勝ちの前走(東京芝2400m)は、去勢手術明けで5ヵ月半ぶりの実戦。行きっぷりは悪くなく、直線で狭いところを割って抜け出した。馬場は速かったが、2分23秒6(良)なら時計は上々。ゴールしたあと、脚が残って伸びようとしていた点は見逃せない。

中間は堀厩舎らしくハードな調整ぶり。1週前にウッドコースで65秒4-11秒4で追われ、今週は51秒8-11秒5で先着した。気性的なもので渋いところはあったが、動きはしっかりしていて、いい仕上がりにあるとみていい。

今回は初の中山、それよりも右回り自体が初めてになる。さらに鮫島克駿はテン乗り。やってみないとわからないところはあるが、体力的には中山の2500mをこなせていいし、結果を出すことに期待したい。馬場があまり悪くなるとどうか。

▲ボッケリーニは重賞を3勝していて、不良馬場だった昨年の日経賞は、タイトルホルダーから8馬身離されての2着だった。気性の問題から競り負けることが多く、前3走はすべて僅差の2着。仕上がりは良さそうだし、今回も崩れることはないだろう。道悪は経験豊富。

△はアメリカジョッキークラブカップで馬場の悪い内を走りながら3着に駆けたクロミナンスで、以下はアドマイヤハレー、マテンロウレオ、ヒートオンビートなど。

馬場悪化が進むようだと、何が起こるかわからない。崩れる可能性が出てくるので、連勝式は◎マイネルウィルトスから手広く買うことにした。

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◎5番マイネルウィルトス
○6番シュトルーヴェ
▲9番ボッケリーニ
△10番クロミナンス
※8番アドマイヤハレー
×2番マテンロウレオ
×1番ヒートオンビート
×3番ホウオウリアリティ
×7番ウインエアフォルク

【単勝】5番(10%)・6番(20%)
【複勝】5番(70%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→9(×13)
5→10(×4)
5→1.2.6(×2)
6→全通り
6→9(×7)
6→10(×3)
6→1.2
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【3連複】(軸1頭ながし)
5→全通り(36点)
【3連複】(軸2頭ながし)
5.6→全通り(8点)
5.9→全通り(8点)
6.9→全通り(8点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
5.6→全通り(48点)
5.6→9(×6)(36点)
5.6→10(6点)
5.9→全通り(48点)

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阪神11R
毎日杯(GIII) 素質馬そろうが雨が残念…、連勝式は◎から崩れ待ちで

3歳馬が争うGIII競走で、舞台は阪神の芝1800m(外)。

右回り。向正面の2コーナー出口の奥にある引き込み線からのスタート。外回りコースを使用。バックストレッチは起伏が少なく、距離は650mほどある。

3コーナーを回り、4コーナー途中の残り約600mから急めの下り坂になる。下りは直線に入って残り約200mの地点まで400mほど続く(高低差は約2m)。

下り切ってから一転して上り坂に。100m強の間に高低差1.8m(勾配1.5%)の急な坂を上ることになる。最後の100m弱は平坦。直線距離は473.6m(Aコース使用時)。コース全体の高低差は2.4m。

芝は開催5週目で、Aコース使用5週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「内回り3コーナー入口から4コーナーおよび正面直線にかけて内側に傷みがみられますが、全体的には良好な状態です」と発表があった。

先週の芝は、土曜が含水率の高い良馬場で、日曜は昼から雨が降って9Rから稍重になった。両日ともに風が吹いていて、日曜は強く吹くことがあった。

芝1800m(外)の競馬は、日曜の5Rに組まれていた未勝利戦の1鞍のみ。雨が降り出していたが、馬場は良だった。勝ったのはカズミクラーシュで、直線で少し外を走らせて楽に抜け出すという内容。レースは1000m通過が59秒2と流れていて、勝ち時計は1分46秒3と速めの数字だった。勝ち馬が使った上がりは34秒4。

土曜に行われた皐月賞トライアルの若葉S(L・芝2000m(内))は、ミスタージーティーが1分59秒7でV。好位のインを追走し、直線でしっかりと伸びて勝ち切るという競馬だった。レースの1000m通過は61秒0で、上がりは11秒8-11秒4-11秒4の34秒6。ミスタージーティーが使った上がりは34秒2だった。

日曜の阪神大賞典(GII・芝3000m(内))は、雨が降る中での戦いに。レースは最初の1000mが63秒7、次の1000mが65秒2と、超スローの流れになった。勝ったのはテーオーロイヤルで、好位のインでじっくりと脚をタメ、直線で一気に抜けて5馬身差で圧倒するという走りだった。

勝ち時計は3分06秒8(稍)。後半の1000mは57秒9(ラップはすべて11秒台)で、上がり3ハロンは11秒7-11秒8-11秒6の35秒1だった。テーオーロイヤルが使った上がりは34秒8。

今週の土曜は、朝から雨が降っているという状況。早朝は稍重だったが、すぐに重に悪化した。メインのころまで降り続くことになるかもしれない。

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10頭立てになり、重賞勝ち馬はノーブルロジャーの1頭のみ。クラシックのトライアルには指定されていないが、2着に入って賞金を加算すれば出走できる可能性が出てくる。

吉岡辰弥厩舎(栗東)のノーブルロジャーに◎を打った。

パレスマリス×モアザンレディという配合のマル外馬。馬主はノルマンディーサラブレッドレーシングで、岡田一族の所有馬になる。

デビューは2歳の11月、府中の芝1600mを33秒3の上がりを使って勝ち切った。2戦目は3歳になって年初のシンザン記念(京都芝1600m(外))。道中は馬群の中に入り、窮屈でガチャガチャと接触する厳しい競馬になった。普通なら気持ちが切れて大敗するところである。しかし、ノーブルロジャーは、川田将雅に誘導されて広いところへと動くと、直線で外からしっかりと伸びて抜け出した。

まったく普通でない勝ちっぷり。あの精神力の強さは、岡田一族の鍛え方があってこそだろう。もちろん、体幹が強いのも明らかである。

中間は放牧に出され、栗東に戻ってからコースと坂路で入念に乗り込んできた。3月9日にCWコースで68秒3-11秒8をマークし、16日の土曜に坂路で終いにしっかりと追われて51秒6-11秒9の好時計。土曜の坂路が実質の本追い切りで、今週は川田将雅が跨って坂路に入れ、54秒4-12秒4で流した。

まだ体には少し緩みがある感じで、その分で馬体重は増えていないかもしれない。ただ、今週は余裕十分に先着していて、動きは上々だった。ここで仕上げ切るはずもないが、それなりの状態にあるとみて良さそうだ。

今回は距離が延びて1800mになるが、体力的には問題なく、丁寧に折り合いをつけて運べば伸びを出せる。初の阪神にも対応できるだろう。道悪に関しては、前走が荒れ気味の馬場だったので、少し悪いぐらいならバランス良く走れるはず。ただ、あまりヒドくなるとわからない。

馬場が悪いところを避け、泥を被らないで走るのがベターで、最内の1番枠を引いたのはいい材料ではない。どう乗ってくるかがポイントになるが、川田が考えて誘導するだろう。

血統的にも奥がある2戦2勝の無敗馬。良馬場で走れないのが残念ではあるが、結果を出して大舞台に向かってもらいたい。

相手の筆頭はファーヴェント。東京スポーツ杯2歳Sは直線で内にモタれて満足に追えなくなっての3着で、きさらぎ賞(6着)は直線でまともに挟まれて力を出せなかった。

大型馬で緩さが残っているので道悪になってどうかだが、坂路(栗東)の最終追いで迫力ある動きを見せたし、走りに注目したい。

▲スマートワイスは新馬戦の2着、未勝利戦の1着と直線でフラフラしていた。中間は攻めで好時計をマークしていて、状態面の上積みは大きい。

母が9勝馬スマートレイアーで、強くなっていきそうな素材。ヤネは母で重賞を2勝、秋華賞を2着した武豊で、道悪を克服できれば。

△ニュージーズは木村哲也師&ルメールのイクイノックスコンビ。中山芝2000mの新馬戦は直線だけの競馬だったが、もの凄い切れ味で突き抜け、ラスト1ハロンは11秒3だった。

中間は栗東に移って調整し、目立つ動きを見せている。重賞の流れ、道悪でどうかだが、かなりの潜在能力を秘めているので。

※ベラジオボンドはまともに掛かった共同通信杯(6着)は参考外で、強かった当舞台での新馬勝ちを見直すべき。

×の組…。サトノシュトラーセは京都2歳Sでシンエンペラーと0秒1差の3着に駆けていて、京都の重馬場で未勝利を圧勝した実績がある。ルシフェルは萩S(L)を勝ち、GIの阪神ジュベナイルフィリーズで後手に回りながら6着に伸びた。牝馬でもヒケは取らない。

ナイトスラッガーは巨漢馬で道悪に不安があるが、前走(1勝クラスで2着)を叩いて良くなっている感じだ。血統馬で素質は高い。メイショウタバルはフレグモーネで1週延ばした形。それでも攻めは動いたし、つばき賞(1勝クラス)が掛かりながら押し切る強い競馬だったので。

印が回っていないトラジェクトワールも母系が優秀で侮れない脚力を備えている。まだ少し緩く、西への長距離輸送がある分でどうか。

馬場が悪化して難しい状況。そんな中でノーブルロジャー-ニュージーズの線が馬連500円台と抜けた人気なっている。

連勝式は◎ノーブルロジャーから手広く買い、うまく崩れて大きめの配当になるのを待つ攻め方でいくことにした。

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◎1番ノーブルロジャー
○7番ファーヴェント
▲8番スマートワイス
△10番ニュージーズ
※3番ベラジオボンド
×6番ナイトスラッガー
×2番ルシフェル
×9番サトノシュトラーセ
×4番メイショウタバル

【単勝】1番(10%)
【複勝】1番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
1→10(×12)
1→2.3.7.9(×5)
1→4.8(×3)
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【3連複】(軸1頭ながし)
1→全通り(36点)
【3連複】(軸2頭ながし)
1.10→全通り(8点)
──────────────
【3連単】(軸1頭ながし)
1着:1
相手:全通り(72点)
【3連単】(軸1頭ながし)
2着:1
相手:全通り(72点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
1.10→全通り(48点)

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【土曜後半レース】

伊勢S
3連単  4万2,050円(×2)
3連複    4,300円(×2)
馬 連   3,140円(×2)
ワイド   1,290円(×2)
ワイド   1,470円(×3)
ワイド    500円(×2)
単 勝   1,930円(10%)
複 勝    180円(70%)
○ロコポルティ1着(8人気)
◎リチャ3着(2人気)
○×◎でヒット

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中山12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1800m戦。ダートは雨が降って少し湿った馬場になっているかもしれない。が、起伏の大きいハードなコースで、乗り切るのが大変な状態ではあるだろう。

◎シゲルカミカゼはドレフォン×サウスヴィグラスという配合の4歳馬。今回と同じ舞台で1勝クラスを勝ったが、2番手につけ、4コーナーで外から来られながら最後まで渋太く脚を使って押し切る競馬だった。当日の馬場状態から、1分53秒0(稍)の勝ち時計も悪い数字ではない。

今回は中3週になり、美浦のウッドコースで大野拓弥が熱心に稽古をつけて気配は良好。昇級緒戦で行かせすぎると良くないが、そのあたりは大野が考えて誘導するだろう。4歳馬で伸びシロがあるし、2勝クラスでも互角にやれていい。

○ウインザナドゥは休養前に現級で続けて3着。前走は屈腱炎明けで1年以上のブランクがあり、転厩緒戦でもあったから1秒差の8着で悪い再スタートではない。

坂路でしっかりと時計を出していて、反動はなさそう。和田竜二はテン乗りになるが、うまく15番枠からロスを軽減するような騎乗ができれば。穴候補。

▲グレノークスはブリンカーを着けてから走りが良くなり、クラス2戦目の前走で大外を攻める形から0秒6差の7着まで伸びた。

中間は放牧に出してリフレッシュさせ、美浦のウッドコースと坂路でじっくりと乗って仕上がりは上々。混戦になると浮上するシーンも。ヤネはテン乗りで鮫島克駿。

△前走が粘り強い走りの4着だったバンブーグローブで、以下、プラウドヘリテージ、ラレイナ、メテオールライト、ローズピリオドなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

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◎4番シゲルカミカゼ
○15番ウインザナドゥ
▲11番グレノークス
△5番バンブーグローブ
※13番プラウドヘリテージ
×16番ラレイナ
×1番メテオールライト
×10番ローズピリオド
×9番ラブベティー
×6番コブラ
×8番ヒデノレインボー
×7番アイアムイチリュウ

【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(40%)・15番(30%)・11番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
15→全通り
11→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
4→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
11.15→全通り(14点)
5.15→全通り(14点)
5.11→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.15→全通り(84点)
4.15→1.13(×2)(24点)
4.15→16(6点)
4.11→全通り(84点)
4.5→全通り(84点)
15.11→全通り(84点)

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阪神12R
4歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1200m戦、牝馬限定。ダートは雨が降って、午前の段階で一気に不良になった。脚抜きが良い状態になっている。

最下級条件の牝馬限定戦で、レベルには疑問符が…。12頭立てで半数の6頭が中1週になるし、波乱になる要素はある。

◎ルージュルミナスはロードカナロア×クロフネという配合の5歳牝馬。3歳時に初勝利を挙げたのが阪神のダ1400mで、その内容から阪神のダ1200mは合うはずだ。

現級で結果は出ていないが、前2走も13着という着順ほど悪い走りではない。栗東の坂路で51秒6-12秒6をマークして仕上がりは良さそうだ。ヤネは甘さがある田口貫太だが、1キロ減が利いて55キロで走れる。想定していたよりも速い馬場になったが、激走があっても。

○パルフェアンジュは8歳になった牝馬で、今回が転厩緒戦でもある。が、攻めは動かないタイプで乗り込んではいて、陣営は「体を絞ってきた。8歳でも元気一杯」と話している。

昨年の春には、中京、阪神で現級を続けて3着。ヤネが松若風馬で心配はあるが、もつれる競馬になるとあるいは。超人気薄。

▲は新人ジョッキーではあるが、3キロ減が利く吉村誠之助を起用して53キロで走れるネイト。△はタメる競馬で確実に脚を使うようになったフェリで、以下、プライムレート、スマイルバック、テイエムルンバなど、軽視できない勢力は多い。

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◎6番ルージュルミナス
○11番パルフェアンジュ
▲5番ネイト
△3番フェリ
※1番プライムレート
×9番スマイルバック
×10番テイエムルンバ
×12番イルザ
×2番サザーランド
×8番シアープレジャー
×4番スターペスカオリ

【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(60%)・11番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→3.5.9(×2)
6→12
11→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
6→全通り(55点)
6→2.3.5.9.12(10点)
6→3.5.9.12(6点)
6→3.5.9(×2)(6点)
11→全通り(55点)
──────────────
【3連単】(軸1頭マルチ)
6→全通り(330点)
6→1.3.5.9.12(60点)
6→3.5.9(×2)(36点)

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中京11R
伊勢ステークス

3勝クラスのダ1900m戦。朝から雨が降っていて、ダートは昼前の段階で重になっている。

ハンデ戦になり、トップハンデが57キロで、最軽量が50キロで、7キロの上下差がある。ルクスフロンティアとフランスゴデイナが先行して頑張りを見せそうだが、他の勢力を狙うことにした。

◎リチャはバゴ×フジキセキという配合の4歳馬。昨年の秋から2着→1着→2着→1着で3勝クラスまで上がってきた。2勝クラス勝ちの前走は、正攻法の競馬から押し切る内容で、ゴールして余力が残っていた。

中間は美浦の坂路とコースでじっくりと乗り込み、ウッドコースの最終追いではローシャムパーク(オールカマー、函館記念)と併せて同入している。

ハンデは56キロで前走より2キロ軽い斤量で走れて、ヤネは的確に誘導する団野大成。昇級して初の中京になるが、通用していいだろう。配当面で妙味あり。

○ロコポルティ(56キロ)は昨年の夏に小倉でフルヴォート(次走で重賞のシリウスSを4着)とハナ差の2着。2走前は丸山元気の残念な騎乗があって6着だったが、次走で巻き返して2着した。

相変わらず栗東のCWコースで動いていて、64秒1、64秒9と64秒台を2本。中京のダ1900mは少し長いが、脚力自体は上位だし、乗り慣れている丸山がしっかりとタメて走らせることができれば。穴候補。

▲ビップスコーピオン(56キロ)は昇級2戦目の前走で4着。舞台は府中のダ2100mで、内を立ち回って脚を使い、最後は甘くなった。

中間は美浦のウッドコースで熱心な調整ぶり。陣営は揉まれることを気にしているが、前走を見るとそう心配はなく、むしろ1番枠はプラスに出る可能性がある。これも穴候補。

△は初ブリンカー着で臨むキュールエフウジン(57キロ)で、以下、フランスゴデイナ、ルクスフロンティア、トップスティール、カレンアルカンタラなど、侮れない勢力が多くいる。

──────────────
◎13番リチャ
○10番ロコポルティ
▲1番ビップスコーピオン
△14番キュールエフウジン
※7番フランスゴデイナ
×16番ルクスフロンティア
×12番トップスティール
×15番カレンアルカンタラ
×11番アオイイーグル
×8番セイクリッドゲイズ
×2番サトノスライヴ
×6番タイセイエピソード

【単勝】13番(10%)・10番(10%)・1番(10%)
【複勝】13番(70%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
10→全通り
1→全通り
【馬連&ワイド】(ボックス)
1.7.10.13.16
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
10.13→全通り(14点)
1.13→全通り(14点)
1.10→全通り(14点)
【3連複】(ボックス)
1.7.10.13.16(10点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
13.10→全通り(84点)
13.1→全通り(84点)
10.1→全通り(84点)
【3連単】(ボックス)
1.7.10.13.16(60点)

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騎手、調教師、馬主、エージェント、専門紙の記者などとのコネクション強化を図ります。有益な予想をお届けすべく、全力で取り組んでまいります。